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惨文詩

カミサマと少年

作者: 舞端 有人

「ねえカミサマ?困ってる僕を助けてよ」少年はカミサマに訴えた。


「私はそんなに偉いものじゃないんだよ」カミサマは言った。


 少年は言った。「カミサマは継ぎ接ぎの体をしているのに生きているじゃないか」


 カミサマは反論した。「継ぎ接ぎの体をしていても、私はそんな偉いものじゃない」と。


「でも皆はカミサマの事をカミサマって呼ぶよ?」


 少年は質問した。すると神様は説明し始めた。


「私はカミサマなんかじゃない。私は色んなものを加えて、削って、そうして生まれさせられた。皆は私の事をカミサマと呼ぶけれど、私はカミサマなんかじゃない」


「じゃあカミサマは一体何なの?」


 少年は再び質問投げかけた。カミサマは答えた。


「私は、皆の心の弱さの塊さ」

カミサマとは変遷するものであり、かつ、いつの時代でも変わらないものなのだと。私は感じます。皆、どこかに心の弱さがあり、悩みを抱えて生きているのでしょうか。私はカミサマを信じて頼るわけでは無いですが、一人一人に個々のカミサマが存在しているのでしょう。

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