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折々な日常の中で  作者: 仲村遊一


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ひと段落


一度立ち止まってマイペースを作り直そうと思う。




資格試験も終わり日々の仕事も仕事量自体が落ち着きつつある。

いつもバタバタしており、ひっきりなしにくる生産注文と次から次に来る友人や会社の人からの誘いなどを日々こなしながら最近は過ごしていた。

自分の時間というのがあまり無い、誰かに合わせる時間。

たまに時間が出来たと思うとダラダラしてしまい、それはそれで勿体無い時間を過ごす。

読みたい本、書きたいエッセイ、勉強、筋トレ。

やりたいことが山のように積まれている現実を逃避しながら只々スマホに流れる映像を何も考えずに目に入れ、画面越しに見るキラキラした世界に逃げ込みたくなる欲求に駆られながら日々を過ごしていた。


しなければいけないタスクがある程度少なくなってきた段階で、やっとの思いでこのエッセイを書いている。

人は必要とされると嬉しいが、時々自分のキャパシティを超える瞬間がある。

その瞬間一気に色々な事にやる気を無くし、無気力で只々時間を潰す動物になる。

エッセイを書くのが楽しく、毎回次の更新のネタを考えていたあの頃は何処へ行ったのだろうと思う。

全く浮かばない内容、あまり変わり映えの無い日々。

淡々と過ごす日々は落ち着きはあるが刺激は無い。

刺激のない日々はあまり楽しくないのだなと落ち着きが欲しかった少し前の自分と矛盾した感情を抱く。

隣の芝は青く見えるとはよく言ったものだなと思う。

今はとりあえず目の前に積まれたやらなければいけないことと、やりたいことに全力で向かいつつ、どこか逃避行したい欲求を飲み込んでコツコツと毎日を積み重ねたい。


ひと段落と書いたが、他にもある。

ようやく競馬のスランプから脱出した。

久々に当たりが戻ってきており、今年のマイナスがほぼ無くなった。

これから年末に向かってお金の入り用は増えていく一方なので、これ幸いと思い資金を注ぎ込んでいる。

幾らかのプラスの現金を手に入れ、予定が埋まっていく年末に向かって上り調子で毎週の競馬に邁進したい。


今回のエッセイはエッセイというより近況報告に近い。

やりようのない気持ちをただ書き連ねて、読者の人の読みたい気持ちや共感など無視した内容を書いている。

書き殴っている事に近いと理解しているが、久々の更新となり、思いつくままに書いているのでご了承いただきたい。

毎週とは行かないが、これから定期的に更新したいと思ってはいるし、思いつくままに、また伝えたい事や感動したことなどをこれからはエッセイに載せて更新したい。

本当はしっかりした内容で書きたい。

中々気持ちも人生も思い通りにはいかないが、それでも前を向いて毎日を過ごすしかない。

1人の人間としてちっぽけな存在ではあるが、こうして一書き手として、誰かに気持ちが伝わればいいと思う。

同じように日々足掻いている人に伝われば、と思う。


明日からも足掻く日々が始まる。

明日は有給だ、久々の有給。

朝からモーニングでコーヒーを嗜みつつ、サンドイッチをかじり、買い物に出かけバイクに乗る。

夜ご飯を適当に作って食べ、仕事に備え寝る。

たわいも無い日々だが、ひと段落したからこそ得られる幸せ。

この幸せを感じながら寝ることにしよう。


人生にとって最も大事なのは余裕だ。

今回のひと段落でつくづくそう思った。





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