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折々な日常の中で  作者: 仲村遊一


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体調不良


数年ぶりに体調を壊した。




週初め、仕事に行った際は大丈夫だったのだが帰ってきてから体調がおかしいことに気づいた。

頭が割れそうなほど痛くなっていき、悪寒や関節の痛みを感じるようになってきた。

風邪を引いたか?と一瞬思ったが、食欲もあるし体温を測っても熱は無い。

頭の中にクエスチョンマークがいっぱい浮かんだが、考えた上で結論は出ない。

とりあえず寝ようと思い、会社から帰り簡単な食事を済ませすぐにベッドに入った。

最近疲れていたのか、すぐに睡魔が襲い夢の中へと入っていった。

途中何度か起きたが、意地になりながら何度も夢の中へとダイブした。


朝日を感じ体を起こすと、昨日より体調が悪い。

何故?と思ったが、体が言うことを聞かないので上長に報告の電話をし会社を休んだ。

何年振りかに体調不良で会社を休んだ。

仕事柄、本当はいけないがコロナに罹患しても黙って現場に行ったこともある。

その時よりも体感的に体がしんどかった。

これはダメだと感じ、水分を十分にとり寝ることにした。

朝に会社への報告を済ました後すぐに横になり昼過ぎに起床した。

そうすると幾分か体調がマシになっているのを感じた。

これはチャンス、と感じ近くの内科を受診した。


ただ内科に受診することが無いため、どこに内科があるのかわからない。

幾ら子供の頃から住んでいる地元とはいえど、正確に内科のある場所まで覚えていない。

こういう時は、と思い母親に相談すると、子供の頃に行っていた内科を紹介してもらった。

体調が落ち着いている間に行こうと思い、すぐに準備を整え車を走らした。

昔からある駅前の内科に行き、受付で子供の頃に通っていたらしいと他人事で伝えると昔のカルテを出してきて、そこで衝撃の一言。

「最後に来たのが平成◯年だから、約30年ぶりだね」

そんな昔のカルテまで置いている事にも驚いたが、それ以上に内科の先生が未だ現役なことにも驚いた。

そんなこんなで受付を済ませ、念の為ということで別室で順番を待ち、いざ30年ぶりに先生とご対面。

…全く先生の顔を覚えていない。

そらそうだ、30年も前のオッサンの顔を覚えているほど出来た頭脳をしていない。

とりあえず簡単に症状を伝え診察をしてもらうと、どうやら風邪ではないらしい。

では、最近流行っている新型コロナか?と思い先生に聞いてみると、

「症状を聞いているだけでわかる、絶対に違う。」

と力強い返答を頂いた。

変に安心しているが、風邪でもなくコロナでもないならこの症状は何なんだ?

と怖くなったのは言うまででもない。


とりあえず風邪の症状が近いということで風邪に効く頓服薬を頂き、帰宅した。

晩御飯を済まし、頂いた頓服薬を飲んですぐに寝た。

次の日、起きたら風邪っぽい症状はほとんど治った。

寝過ぎたおかげで体のだるさは残ってはいたが、それでも仕事に行けるまで回復した。

母親の経験と内科の先生の処方の的確さに驚きながらも、同時に感謝の気持ちも芽生えた。

やっぱり人は1人では生きていけないのだな、と痛感した。

誰かに支えてもらいながら、頼りながら生活をする。

改めて自分の人生に携わってくれる人たちに感謝をした。


あれから何日かたったが日にち薬で体調は良くなってきた。

今週は下手したらエッセイの更新は難しいかな、と感じていたが、ちゃっかり趣味の競馬にまで手を出せるぐらい体調が回復したので更新する。

趣味も仕事も健康第一じゃないと楽しめないのだなと思う。

人は何かダメになったときそれまでの当たり前に気づく生き物なのだなと改めて痛感する。

これからは仕事もプライベートも無理しないようにしようと思う。


読者の皆さんも健康第一で。

書くネタを身を削って作ったみたいになっているが、本当にしんどかったのでマネしないように。


これからはしっかり心身を休めて、こんなエッセイにならないように頑張ります。

どうか哀れに思わず是非これからもよろしくお願いします。





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