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人類滅亡、君のヘアゴムを噛みたい  作者: 麦茶あじの替え芯
2/2

ふたつのアイス

初見の人は1話から読んだ方がより楽しめます!

※この作品に登場する人物、団体はフィクションです

※この作品には青春百合要素がありますが、

手を繋がないくらいの親友の距離感です

☆感想など凄く嬉しいです!

夏の制服に着替えて、

1つの自転車に2人で乗って…

夏の風が生ぬるくて、平和すぎて、

これから終わる世界には勿体なかった。


『響ー?これからどうする?』


「なにーー!?風で全然聞こえない!w」


『……っふふ、駅でアイス買おっか!』


「おっけー!」






____パキッ


ソーダ味の棒アイスを2人で分ける。


「いやぁ夏はやっぱりソーダ味だよね〜!」


『え〜スイカ味の方が好きだな』


「文句言わない!節約だよ〜?所持金少ないんだから」


『アイス買ってるじゃん!』


「2つで1つだからいいの!」


『あははっ!理由になってないじゃん!』


私は夏の暑さで今にも溶けそうなアイスをじっと見つめ


『…2つで1つってなんか私らみたいだね〜』


「キザだねぇ〜怜らしくない」


『うるさ』


アイスを食べながら電車を待つ。

田舎に通るガラガラの電車だ、こんな状況でも空いていて

視界に見えるのは反射した自分達しか座っていない。

少し古い電車の中でこれからどこへ行こうかと話した。


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