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ハルナ姫の夢 そして超神合体!!


【恋愛シミュレーションすごろく デートマス9 神代遺跡】

 

「さて、愛美ちゃん。ロボの使える技は大体わかるやろ?一気に叩みかけるのや!!」


「う、うん!!わかるよ!二人の力で、あの巨大ロボットを止めよう!」

 

 確かに、私はロボットなんて、操縦したことないのに、動かし方が手に取るようにわかるわ!


 それに、私にとって課題だった必殺技も、この神愛王にはある!


「ああ!そんなら、いくのや!目標、巨大ロボット!!」


 そう言うと、ハルナ姫は天を仰ぎ、両手を大きく広げ、叫んだ!


「月弾 連装砲!!」


 すると、爆撃王の背中から、巨大な四角い箱が出てきた。


 四角い箱の表面には丸型の穴が無数に開いていて、そこに何かがセットされてる。


「発射あぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 ハルナ姫の言葉と共に、丸型の穴から煙を上げて、月の形をしたミサイルが数百発同時に発射された!


 そして、次々と巨大ロボットに命中して大爆発を起こしていく!


「くぅ、なんちゅう硬い装甲なのや、こんくらいでは全然こたえんらしいのやね」


「私もやってみる!」


 そう言って、私はハルナ姫の真似をして『天を仰ぎ』『両手を大きく広げた』!!


「愛光 無限レーザー!!」


 私が指でハートの形を作ると、神愛王の周りに無数のハートが現れた!!


「照射あ!!」


 私がそう叫ぶと、ハートからピンク色のレーザーが、巨大ロボットに向かって照射された!


 一発だけでなく何度も何度も、ハートからのレーザーが巨大ロボットにあたり、大爆発を起こした!


 なのに、巨大ロボットには傷一つついていない!ホントに頑丈だわ。


「うう、やっぱりダメみたい。あいつホントに強いねえ」


 私がそう言うと、ハルナ姫は『ほんなら』と言って、空の一点を指さした。


「行ったる!これが、最高火力なのや!」


 ハルナ姫がそう叫ぶと、突然周りが暗くなった。そして、空で月が黄金色に輝いて、月から三日月の形をしたブーメランが降ってきた!


「くらえ!ルナティックぅぅぅ」


 爆撃王は、アンダースローの腕を引いた状態で、パワーを溜めている。


「ブーメラン!!」


 そして勢いよく、巨大ロボットに向けて投げた!!


 ルナティックブーメランはくるくる回りながら、周囲に月光を振り撒いて飛んでいく。


「このブーメランは、何度避けてもまた戻ってきて、必ず命中する!破壊力もミサイルの非やないのや!!」


 そして、ルナティックブーメランは巨大ロボットに……


 がしっ!べきっ!!


 巨大ロボットは、ルナティックブーメランを鷲掴みにし、そのまま握りつぶした!!


「うそやろ!?」


 それを見た私とハルナ姫は、さすがに大慌てになった!私たちのロボットの攻撃が全然通じないよ!!


「ハルナ姫!このままじゃまずいよ!やっぱり、二人で力を合わせないとダメなんだ!」


 必死に叫ぶ私に対して、ハルナ姫はどうにか気持ちを落ち着けながら、考え込む。


 爆撃王はハルナ姫の動きをトレースしているみたいね。巨大ロボットが顔に手を当てて考え込んでいる姿は、ちょっと面白いわ。


「二人…二人技か、そうやな、爆撃王と神愛王には二体で同時に出す技があるのは間違いないのや」


「ホント!?どんな技?」


 単体の技が全く通じなかった以上、二人技があるならやるしかないよね。


 それに、このマスの『イベント』が二人が恋人同士になることで突破できるように作られてるなら、『二人技』が必要なのは納得できるわ。


 つまり、あるのね。恋人同士になることで発動できる二人技が!!


 つまりここで!必要なんだ!私たちの愛の進展が!!


「爆撃王と神愛王が超神合体して、究極体になるのや」


「超神合体!?」


 今の爆撃王と、神愛王は腕輪から出てきた部品が合体したものだ。


 ここからさらに、二体のロボットが合体して、もっとすごいロボットになるってこと!?


「そう!二体のロボットが合体して一つになるのや!そして、そのためにはハルナと愛美ちゃんの心が一つになる必要があるのやね」


 二人の心を一つに!やっぱり、私の考えていたことと一緒だ!


 だったら早く、神界が巨大ロボットに滅ぼされる前に、何とかハルナ姫と恋人同士にならなくちゃ!


 でも、具体的には何をどうすればいいのかしら?


 そう考えていると、ハルナ姫が何だかモジモジしながら、話し始めた。


「で、ミステリーハウスのだけで、ハルナはもう愛美ちゃんにベタ惚れなのやね」


 そして、私を指さして言った。


「やから、今度は愛美ちゃんがハルナに惚れる必要があるのや!」


 私がハルナ姫に惚れる必要がある?でも、もうこんなにハルナ姫のこと好きなのに。


 でも、確かにコメットくんやツバサに対する気持ちとは違うかも知れないわね。


 ハルナ姫は、ミステリーハウスで、私の暴走を何度もフォローしてくれたし、ここでも何度も助けてくれた。


 機械に詳しいのも憧れるし、話してるとビックリすることばかりで、すっごく楽しい。


 好きなのは間違いないのよね。だったら、恋愛の好きとどう違うの?私に何が足りないのかしら。


「愛美ちゃん!悩んでる場合やないのや!!とりあえず、会話しよう!会話から何とか糸口を見つけるしかないのや!」


 そうだ。そうだよね!私はハルナ姫のことで、まだ知らないことがあるはずだもん!


 いっぱい話していれば、何かきっかけがつかめるかも知れない!


 そして、ハルナ姫は必死の形相で私に問いかけてきた。


「フェチや!愛美ちゃんはどうしてコメットやツバサを好きになったのや!?」


 フェチ?いや、言い方は何でもいいか。


 私が、どうしてコメットくんやツバサを好きになったのか……。


「それとハルナに何か共通点はないのや?」


 そう言われても、ピンと来なかった。


 でも、私はとにかくコメットくんやツバサとの思い出を振り返ってみた。


 コメットくんは、ずっとずっとダンジョンのことしか考えてなくて、他の何よりもとにかくダンジョンに夢中だわ。


 でもそんな風に一生懸命、一つのことにのめり込んでる姿が、すごく素敵なんだ!


 ツバサはコメットくんとは全然違うタイプで王子様みたいですごくかっこいい。


 そして、いつでも女の子を守ること、楽しませること、喜ばせることばっかり考えてるんだよね。


 ツバサだって女の子なのに自分のことなんかほったらかしで、いつも誰かの幸せを、思ってる


 そうね、見た目のカッコよさよりも、そっちに惹かれたんだ。アンデットに怯えた時でも、そこだけは変わらなかったもん。


 そこまで考えて、私の頭の中に強烈な閃きが起こった!


「わかったよ!ハルナ姫!私のフェチは!二人を好きになった理由は!」


「二人とも、命と人生をかけて取り組んでいる『夢中なこと』がある!!」


「それに向かって全力で行動し続ける姿に惹かれたんだ!!」


 そして……!!


 そして、ハルナ姫にも夢中なことがある!ただ『称号』があるから、好きってだけじゃないはずだもん。だったら、遺跡を調べる時、あんなに興奮しないよね


 そうだ、だとしたら、きっかけはそれしかない。


 私は身を乗り出して、ハルナ姫に問いかけた。


「ハルナ姫!教えて!!」


「ハルナはどうして機械を作るのが好きになったの!?」


 私は爆撃王の肩を掴んで揺さぶった!


「そして……ハルナ姫の夢はなに!?その能力で何をしたいの!?」


「それがわかれば、ハルナ姫の『頑張り』に、きっと惚れちゃうと思う!」


 私の言葉に、ハルナ姫は考え始めた。そして、何かを閃いたように指を鳴らして叫んだの。


「そうか!そうなのやね。あのとき、そうやあのときなのや!ハルナが魔道具を作りたいと思うようになったのは!!」


「何か思い出したのね!」


 嬉しそうに叫ぶハルナ姫につられて、私も叫んだ!


「あのとき、小さいころアンデットタウンでネクロマンサーに襲われた時なのや」


 ネクロマンサーに襲われたとき!!


 その話には聞き覚えがあるわ。


 確か、ハルナ姫とツバサが子供の頃のことよね。


 私はツバサの話を思い出した。


 そう。ハルナ姫がどうしてもというので、ツバサと二人でアンデットタウンに行ったのね。


 そして、ネクロマンサーのミリアスに襲われて、ツバサはそこで気絶しちゃったんだけど、そういえば二人がどうして助かったのかはわからないままだったわ


 多分、アンデッドと一緒に踊って助かったわけじゃないのよね?きっと。


 そして、ハルナ姫は、身振り手振りを交えながら、ツバサが気絶した後のことを話し始めた。


 当然、私に見えているのは爆撃王が身振り手振りをしている姿なので、やっぱりちょっと笑ってしまう。


「あのとき、ハルナはツバサを守ろうとして、ミリアスの前に飛び出したのや」


「けど、守る方法なんてまるきり思いつかなかったのや!」


「でもハルナが連れてきたせいで、ツバサに何かあったら耐えられんと思って」


「とにかく、必死に考えたのや!」


 そう語っているハルナ姫は、今もすごい形相をして、必死に考えているようなポーズをとっている。


 そして、突然ガッツボーズをして叫んだ!


「そこで、手に持ってたカンテラに目がいったのや」


「このカンテラは、魔石から炎を出すことで、周りを明るくする魔道具なのや」


 そして、私を指さして自信満々で言った!


「やったら、もっと膨大な魔力を注ぎ込んだら、ネクロマンサーも倒せるくらい激しい炎が出せるんやないかって思ったのやね!」


 そんなことしたら、危ないんじゃあと思ったけど、ハルナ姫が今ここで無事にいるんだから、何ともなかったのよね。


「そしてハルナにはその方法が『わかった」今思えばメカニックマスターの力やったのやけど、当時は奇跡としか思えんかったのや!」


「その方法は、龍脈から膨大な魔力を取り出して魔石に注ぎ込むことなのや」


 龍脈!?って何?そこから膨大な魔力を取り出して……って、そんなことできるの!?


「ああ、龍脈っていうのは、地面の下に流れている巨大な魔力の道なのや。言うたら『星の魔力』と言ったとこなのやね」


 聞いてもよくはわからない。でも、ともかく地面には『星の魔力』が通っていて、何よりハルナ姫はそれを自分の意思で引き出せるみたいね。


「そんでな、魔石は許容量を超えて、魔力を注がれると、溶けてゲル状になるのや」


 へえ!それは知らなかった!もちろん、魔石自体のこともよく知ってるわけじゃないけど、魔力のこもった石だってことくらいはわかる。


 でも、魔力を込め過ぎるとゲル状になんて、初めて聞いたわ。だって、そんなの試したことないもんね。


「現代では、このゲル状魔石は魔石焼夷弾として、世界各地の戦争で使われてるのや」


 突然、話が物騒になったわね。各地の戦争で使われてる……兵器!?


 子供の頃のハルナ姫は、知らずに兵器を開発しちゃったってこと?


「魔石焼夷弾は、含まれる魔力が多いのでとにかくよく燃えるのや。一個で町一つ焼き尽くすくらいなのやね。しかもゲル状やから、服や体に引っ付くと簡単にはとれんのや」


 一個で町一つ!?


「そして引っ付いてる人が魔法を使おうとすると、魔力に反応して引火するのや」


 そんな怖い!だって、町一つ燃えちゃうんだよね。気づかずに服や体についてることがあるなんて、怖すぎるでしょ!


「アンデットタウンは、人こそ住んでいなかったけどハルナ達が行った時には、まだ建物の原型があったのや」


「けど、ハルナの魔石焼夷弾のせいで、単なる瓦礫の山になってしまったのやね」


 私は恐怖を感じた。確かにコメットくん達の技は、もっととんでもない破壊力があるけど、なんだかこれは異質だ。


 扱いにくい、もっと純粋な暴力だ。すごく怖い。


「でも、そんな炎の中で、どうしてハルナ姫とツバサは助かったの?」


 話を聞く限り、魔石焼夷弾は一度燃やしてしまうと、何もかも焼き尽くすみたいよね。


 それだけの炎なら、ネクロマンサーが倒せたのはわかるけど、ハルナ姫達だって炎に巻き込まれたはずだわ。


 第一、ツバサは気絶して動けなかった。同じ体格のハルナ姫が運ぶには重すぎるはずよ。


「簡単なのや。バリアの魔道具を作ったのや。ハルナは龍脈の魔力を引き出せたのやから、材料さえあればバリアを作るなんて簡単なのや」


 そ、そういうものかなあ?でも、すごいパワーがあったら何とかなりそうって気はするな。


 ルシア戦でもなんだかんだで、大きなパワーを出せたから勝った気がするし。


「そもそも、ハルナたちは、何かあったときのために結界用の魔石を常に待たされてたのやね」


「その魔石に龍脈から、エネルギーを注ぎ込めば……魔石はゲル化したけど、魔石焼夷弾の炎すら寄せ付けない結界ができたのや」


 ってことは、龍脈から魔力を注いだ魔石は、元々もってる機能をすごく強化されるって感じなのね。


「そうして、ハルナはツバサを守ることができた。ハルナにも、大切な人を守る力があるのやと強く思ったのや」


「そしたら、ツバサや家族をこれからも守るために、もっともっと発明が必要やと思ったのや」


 ハルナ姫は目を輝かせて、発明に目覚めた経緯を語っている。私はその姿に目を奪われていた。


 ホントに皆を守る力が欲しいんだ。そして、ハルナ姫はそのためにずっと努力してきたのね。


「それに世の中が便利になれば、食糧や土地を奪い合って殺しあうこともないと思ったのや」


 私の気持ちが盛り上がって行くのを感じる。そうだ!これが、コメットくんやツバサに感じた思い!


 私がそう感じていると、ハルナ姫は『そして!』と叫んだあと、もう一度月を指さして言った!


「そうなのや!ハルナには夢があるのや!」


「皆を守ることや、争いをなくすことはもちろんなのやけど、もっと大きい夢が!」


 ハルナ姫は、するどい目線で私を見つめた。夢にかける想いを、私に全身全霊で伝えようとしているみたいだ。


「ハルナの夢は、仲間が何があっても殺されない状態を作り出すことなのや!」


 何があっても殺されない状態!?ど、どういう意味だろう?


「ツバサも!父上も母上も!もちろん愛美ちゃんもや!」


 ハルナ姫は、ずっと真剣な目で私を見つめている。私を、ツバサや両親と同じくらい大事に思ってくれてるってことかな。


「そのためには!この世のあらゆる機械を集め、研究する!そして見つけ出すことなのや!!」


 ハルナ姫は真剣な眼差しで私を見つめた。


「誰かに何かあったとき、『時を戻せる』機械を!!」


「時を戻せる機械!?」


 体が震えた。ハルナ姫はなんてものを求めているの!


「そのためなら、何だってするのや。何が何でも皆を守るために!!」


 私は熱く語るハルナ姫の想いに、心を打たれた!!


 ハルナ姫は間違いなく、コメットくんやツバサと同じように一つのことにのめり込んで、すべてをかけている!


 ただただひたすらに、他人を守ることだけを本気で考えてるんだ。


 その深い愛に私の心が震えた!


 ハルナ姫の『他人を思う気持ち』、そして『機械にかける想い』に、私のときめきが高まる!!


 心臓の鼓動が速くなる。恥ずかしくて、もうハルナ姫を見つめていられない。


「は、ハルナ姫!!いけそうだよ!これなら!!」


「お、おお!そ、そうなのやね!!は、恥ずかしいのや」


 そう言いながら、ハルナ姫は優しく私を抱きしめてきた。


「ああ、こんなに思って、こんなに答えてもらえるなんて。愛し合うことはこんなにも、嬉しいことなのやね」


 そう言った瞬間、ハルナ姫の瞳が光ったように見えた。


「よし!『わかった』のや!!いくのやね、愛美ちゃん!!


「う、うん!二体のロボを合体させるのね!!」


 私は、覚悟を決めて身構えた。


「そうなのや!こうして抱き合って、おでこをくっつけて、超神合体!と叫ぶのや!!


 そう言われて、わたしは自分の額をハルナ姫の額にくっつけた。


 すっごく照れ臭い。でも、心がときめいた。ハルナ姫のことで、胸がいっぱいになってきたわ。


「それではいくのや!せーの!」


「「超神合体!!」


 そう叫ぶと爆撃王と神愛王の部品が分解されて、何か別の形に組み上がっていく。


 そして…!!!


 胸部と腹部が合体!!

 両腕が合体!!

 両足が合体!!


 そして最後に、私たち二人のコクピットがある……。


 頭が合体!!


「「完成!!究極王 ハルマナ!!」」


 ああ、このロボットに乗っていると、心がどんどん暖かくなってくる。


 優しい気持ちが溢れてくるわ。


「よし!愛美ちゃん、これや。これが二人の愛のパワーなのや!」


「う、うん感じるよ!ハルナ姫の愛を!!」


 私の気持ちが盛り上がると、『ハルマナ』のボディにパワーがみなぎって来た!


 よし!!これならいけるわ!!倒しちゃおう、あの巨大ロボットを!!


「なら、ここで決めるのや!!究極王の超必殺技!」


 ハルナ姫がそう言った瞬間、心に愛が溢れてきた。私たちの気持ちが一つになる!!


 言葉が自然に口から出てきた。


「「愛の次元(ラブ・ディメンション)!!」」


 私たちがそう叫ぶと、空間に巨大なハートが現れた!


「あれは愛の核が存在する次元、ラブ・ディメンションに繋がるワープゾーンなのや」


「愛の核……って何だっけ」


 どこかで聞き覚えがある気がする。確か、愛の核のかけらを黒きかけらにするとかなんとか。


「愛の核に直接触れれば、何者も愛の核に戻るのや。全てのものは愛の核のかけらからできてるのやからね」


 そう言っている間にも、巨大ロボットはハートに吸い込まれ、消えていった!


 そして、巨大ロボットが完全に消滅すると、ハートもピンクの光を放って消滅した。


 私たちは、二人でハートの形を作って叫んだ。


「「これが二人の!!」」


「「愛の勝利だ!!」」


 私たちは勝利に浮かれていたけど、この神代遺跡には、まだ大きな秘密があるのを知らなかった。


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