番外編 幽霊のランク分け再定義と
あれから紆余曲折を経て七福神社はコヨミの父親でもある海野三条の弟子が管理する事となる。
まぁ、土地を浄化させる事から始めないといけないらしいので時間は掛かるとは思うが、場所的には悪い場所ではないので参拝客も増えて来るかと思う。
以前、幽霊のランク分けをした訳だか、あの時は何となく適当にやったんだよな。
だからR級とSSR級の定義があやふやだったりしたわけだけど、今まで関わって来た幽霊を見ていてフと気が付いた事があって更に観察を続けた結果、幽霊のランク分けを再度行う事にした。
結論から先に書こう。
ロストゴースト 魂の残量0%
N級 魂の残量1%〜5%
R級 魂の残量6%〜20%
SR級 魂の残量21%〜35%
SSR級 魂の残量36%〜50%
LR級 ?
GR(神話級ゴッズ)級 ?
GOD級 ?
?は未だそのクラスには遭遇していない為に定義不可能だから。
後、付け加えるとするのなら、霊気の総量を含めたら判別しやすいかな。LR級以上ともなれば霊気の量も半端ないだろうから。
とは言え、未だに判断基準となる幽霊と遭遇していないので、これからの課題と言えなくもないが。
魂の他に幽体ってものがあるが、幽体のみの存在は 人畜無害で期間は解らないがほおって置いても消えてしまうので、ロストゴーストと位置付けする。
恐らくは我が人生に一片の…的な人や自分の死に納得して逝った方々なのだろうと推測する。
N級以上になると、死の直前、何らかの想いや未練、或いは恨みだったりを残した場合、魂の一部が幽体の中に残る。
恐らくはこの想いや他の感情が強ければ強い程、魂の残量が増えるのだと思う。
そう、ここで言う幽霊って存在は幽体の中に魂の欠片を残した状態でこの世に残っている存在の事を指すのだ。
あぁ…言い忘れていたけど、ループ系の中にもR級以上の魂の残量を残しているのもいるけど、覚醒しなければ害はないと言うことでN級のカテゴリに入れて置く。
妖怪については幽霊で云うところのSSR級がN級と思っておけば良いと思う。
とは言え、悪さをしない妖怪も多数存在しているので、人間に害を為す存在を限定してのランク分けとする。
まあ、ランク分けの定義はこのくらいにして、ここ数年の間は幽霊絡みで大した事件は無かった。
真子さんが5年前から交際していた男性とめでたくゴールインしたと言う事と、ワンダーランドの店長が交代した事かなぁ。
新店長の名前は金蔵貯造と言う名で年齢50歳で絵に書いたような禿・チビ・デブのオッサンだ。
シッカしこのオッサン、一癖もふた癖も有りそうだと言うか、腹の中真っ黒を通り越して暗黒だよな。
何かやらかさなきゃ良いのだけど・・・
後は
廃工場が在った場所に巨大ショッピングモールが出来るようで現在は建設中だ。
また1つ遊び場が出来るかと思うと楽しみでしょうがない。
さて…と…
今日は何処でフワフワしようかな
次回から第4章に突入します。
いよいよアメブロ版騒霊ソーレイに合流しますが、本編とは逸脱した話になると思います。




