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第一話 肉球が虚しい!!



この世界には二人の神々がいた、しかし娘である神が親を殺した


その神は二人の神の力を手にし、全てを管理する全能神となった


神は世界を見る事に飽きた、そして人から恩恵という力を奪い


彼女は世界クテイラを捨て消え去ったのだ・・・・






橘葵タチバナアオイは真っ暗闇に存在していた



私は死んだ、小説家になろうで最優秀賞をとって浮かれていた



ラジオ放送で他の小説を罵倒した、そこからきっかけなのだろう


気付けば大阪のひっかけ橋で人ごみの中で背中から刺されていた


一瞬の出来事だった、誰も犯人に気付かずに叫び声だけが響く



私は死んだ




闇の中をただひたすら私は歩く、怖い、光が見えない



ずっと怯えながら私は進んでいく


気付くと光の穴があった、そこを覗くと私は



よくしらない場所で藁の上に寝ていたのだった



周りを見るに誰もいない、ここはどこだろう?と声を出してみた


「ぴぎゃ(ここはどこ?)」



・・・・・は?


驚く私は自分の身なりを確認するために手足をみた


獣だ、しかも青いのだ・・・


肉球だ・・ぷにぷに、虚しい!!


そんな時、お腹が突如となく鳴いた



「ぴぎゃ(おなかすいた)」


四つん這いで四足歩行で歩く彼女は思う


ああ、自分は畜生になったんだなと



アオイは思うに犬は長く行きえも10年か15年、短い犬人生だろうが頑張ろうと思った




ともかく飯を確保しなきゃと彼女は思い、いやまず自分は雌?雄?なのか確認


お・・雌かと安心した


しかしお腹すいたのもあり、山を降りる事にする



芋虫がいた、不味そう・・と思っていると彼らから襲い掛かってきたのだ



「ぴぎゃあああ(ちょ、おま、おまあああ)」と飛びのく葵


ごろごろと転がり避けた彼女は芋虫が先ほど自分がいた場所に頭の角で貫通させていた


「ぴ(ひぃい)」と青ざめる彼女


自分の肉球では張り手程度しかできない、しかも爪が生えきってない!?


「ぴいいいいいいいいいい(イージーモードを所望したいよ!)」


草を分けて逃げようとするが、既に芋虫が増殖し囲まれている


ざっと自分の体格ほどの芋虫が6匹



彼らが一斉に襲いかかろうと葵へ飛び込み彼女は叫んだ


「ぴぎゃあああああああああああああああ(もうおしまいだ!)」


そこで突如飛び込んできた、芋虫たちが葵の頭上からボトボトと落ちてくる


何が起きたのか彼女は理解できなかったが、彼らを見るに目から紫色の噴出しものがあった



死んだ?うそ・・・と近寄り鼻で嗅いで見ると香ばしくうまみのある香りがした


「ぴ・・」とまさかと思い、ためしに彼女はパクリと芋虫の手を食べた


するとどうだろうか?美味ではないか?


次々に平らげる彼女はその場で眠くなると脳内に何かが響く



《犬?lv0~lv10にアップしました、以下のスキルと技能を取得しました》



技能


咆哮lv1(相手の内部を直接攻撃をあたえる)


スキル


闘争本能lv1(一時的に身体能力を向上させる)







あれから数週間、芋虫を喰らい続けて私は少しだけ強くなった




【名前:なし】


0歳   

 

種族 犬?




レベル20  


職業  犬?


美貌  B

筋力  C

耐久力 C

敏捷性 C

魔力  D

魔防  D

知力  D

精神  C

幸運  D

総合戦闘力 C



所有物

なし



称号 なし


技能 咆哮lv4(相手の角膜や内部を直接ダメージを与える)




スキル 生存本能lv4(一時的に再生能力を向上させる) 

    闘争本能lv4(一時的に身体能力を向上させる)



最近では飛んでいる鳥も咆哮lv4で落せるようになった



そして、犬は山を降りた。



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