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お~ば~ろ~ど・ミニマム  作者: トータス
誕生までのドタバタプロローグ?
9/56

今日(の)不幸|者《モン》

再度申し上げます。

サブタイの(の)を読まずに読んで見てください。

それで大体は通じるかと。


読まずに不快になったとしてもあとは知りません、投げっぱなしです。

 今日はお勉強。

創造系(クリエイト)魔法を教えて貰ったの! 


「さて、次は外国語だな」


 アインズ様のお膝の上で、至高の方々がお残しになられた書物でお勉強。

色々知っておく事は大事だって!


 お(とー)さんも難しくて読み方が分からない。

難しーご本、読んで貰ってる。《=漫画》


 題名? 卍Ⅳ曰゛だって!

  ヒント:卍=万字  Ⅳ=英語読み  □+ー+゛=升目の中に長音符?+濁点


 恐怖公の親戚(?)みたいなのが出て来るんだって。

あ、これ、恐怖公?


「ム? ああ、これか。似ているのかもしれないな」


 おー! 恐怖公!! キラキラしてて・・・強い?



   ・・・   ・・・



 道行く者が軒並み道を譲り合い、両側へと(ひし)めき合っている。

その開かれた道を進む者に対し、後ろから物怖じしない声が掛けられた。


「キョーフコー!」


 コクー小父ちゃんと一緒の時に良く会うから、良く挨拶していて顔見知り。

子供だから、偏見は少ない。一杯いーっぱい居るとアレだけど?


「おや、リュート殿。御機嫌よう」


 シルバーゴーレム・コックローチに騎乗し、珍しく下へと降りて来た恐怖公に声を掛けるリュート。


「ゴキゲンヨー!」

「お元気かね」

「ゲンキー!」

「それは重畳ですなぁ」


 ほっほっほ、と笑っている様に見える、筈?


「キョーフコー、キョーフコーハ変身、スルノ?」

「何と?」

「変身!」


 こんなの! と描いて来た絵を見せる。


「うぅむ。我輩、変身は出来ませぬな」

「ジャア、変身デキルノ、居ナイ?」


 小首を傾げながら更に尋ねてみた。


「はてさて、我が眷属には大小様々なモノは居りまするが、変身するモノは居りませんなぁ。

どれ、モノは試しに今度、この様なモノの召喚を試みてみましょう」

「トッテモ(ツオ)イミタイ!」

「ほほう! それは心強い! ナザリックの強化にも繋がりましょうぞ!

善き情報をありがとうございまする、リュート殿!

召喚の暁には、その功績をアインズ様にご報告させて頂きますぞ!」

「ヤター!」=万歳!



 その場に居たメイドは卒倒しそうになるのを堪え、急ぎ玉座の間へと駆けて行った。


 その後、その報告を受けたアインズから、「止せー!」と叫ばれたとか・・・。(嘘)



×(クロス)If・・・

 鋭意人型の召喚を敢行中、偶然にも召喚に成功? 制御不能だった事から、即座にコキュートスにより容易く切り倒されたが、卵が残留。厳戒態勢へ、一部の守護者や戦闘メイド達では対処不能な事態へ?(在りません)



   ・・・   ・・・



初めての・・・家出?


 この間の件で、アインズ様に怒られた。お父さんにも!

・・・家出してやるー!


 その報告を受け、真っ青な顔でオロオロとするセバス。

クックック、と訳知り顔でその様子を眺めるアインズ。


「セバス、どうしたのだ」

「はっ。も、申し訳ありません。つい、取り乱してしまいました」


 セバスは脂汗を流しながら何とか平素を保って応える。


「心配か」

「はっ、しかし・・・」

「よい。私もちと言い過ぎたやも知れん」

「い、いえ! 滅相もございません! かくなる上は、今後このような事がなきよう、強く言い含めます!」

「止せ。あの子もこのナザリックの為を思えばこその提案だったのだ。それを咎めてはならん」

「で、ですが・・・それでは示しが」

「良い。私の名を以って赦す」

「・・・はっ」


 その言葉の意味を察し、短く答えるセバス。


「セバス、あの子の事はそう心配する事もない」

「と言いますと」

「この階層から出たという報告が無い以上、何処かに隠れているという事だ」

「っアインズ様の御慧眼、御見逸れいたしました」


 畏まった様子のセバスを見て、


「・・・直に報告が入る筈だ。それを待て」

「はっ!」

「セバス、あまり強く叱るな」

「ははっ!」


 ・・・数分後、玉座の間にて、エイトエッジアサシンが報告に現れた。


「アインズ様、御報告に上がりました」

「良い、直言を許す」

「ハッ、エクレア様のご報告によりますと。リュート殿は現在、物置にて小屋を建て、立て篭もっております」

「・・・何?」

「何と?」


 そんな小屋と言えるモノがこの階層にあったかと、アインズは疑問に思った。

その事はセバスにも言える。


「アインズ様! 誠に申し訳ございません!」


 バンッ! と扉を開け放ち、恐怖公とその眷属が文字通り雪崩れ込んできた!

余りの光景に絶句していると、床一面が大小様々な黒で斑に染まる。

 その後ろ、扉の向こう側から黒い何かが悶えている。

そのシルエットが門番に似ているのは・・・気のせいだろう。気にしてはダメだと自分に言い聞かせ、


「待て、恐怖公! 何事か!」

「はっ! リュート殿が先の一件で、アインズ様からの叱責を受けたと聞き、居ても立っても居られず。せめて、この責は、この恐怖公が取りまする!

リュート殿には、寛大なるご処分を!」


 そう一気に申し立てると更に、


「リュート殿は、ナザリックのこれからを支え得ると信ずればこそ、馳せ参じた次第!」

「そ、そうか・・・だが、もはやその事は赦した事だ。誰も責めはせぬ」

「で、ですが!」

「済んだ事を一々繰り返させるな」

「ははっ!」


 取敢えず、後ろの眷属達を元の部屋へと戻る様指示し、


「・・・恐怖公。どの様にしてここまで駆け付けたのだ」

「はっ! 

眷属を呼び集め、その数を以って馳せ参じた次第です。総勢ざっと・・・」


 具体的な数字を上げようとする恐怖公に対し、


「止せぇー!!」と叫んで止めさせた。



 その後暫くの間、厨房や倉庫などから一切見掛ける事が無かったとか。



 その頃、立て篭もり中の小屋の中では、メイド長が直々に説得に赴き、帰って来なくなったとか?

小屋の中で魔法の行使《クリエイト・ハウス/小屋創造》で疲れ、眠りこけているのを見て、一緒にお昼寝していたとか・・・。

卍Ⅳ曰゛は読めましたか?

何となくで作って見たのですが、どうでしょう?

現代版の判じものです。

読めますか?


ヒント

1:卍=万字

 :Ⅳ=英語読み

 :□+ー+゛=升目の中に長音符+濁点 と見なしてください



2:跳躍系



3:卍=地図記号






答:逆から読んでカタカナ変換してください  =ずーまーぉふらて


恐怖公  キョーフコー

 夜中に見るとビックリ! 寝ぼけて攻撃される?

至高なる41人によって書庫に持ち込まれた書物データに描かれる眷属は? と問われ、鋭意人型の召喚を敢行中?

「止せー!」と叫ばれるのは何時の事か・・・

 偶然、召喚に成功? 制御不能だった事から、即座にコキュートスにより容易く切り倒されたが、卵が残留。

厳戒態勢へ、一部の守護者や戦闘メイド達では対処不能な事態へ。ただ一人、エントマだけが嬉々として対処?《作っておりません、在りません》



ペストーニャ・S・ワンコ  ワンコ先生  ぺス姉様

 可愛い! 可愛い! 可愛い! 《大事な事なので三遍》 

良く背中に括ってお仕事?



時たま家出

 一寸強く叱られたりすると家出します。

でも、割とすぐ見つかる。

ルプスレギナに偶に外に連れて行って貰う時以外は、ほぼ九層から出られないから。

クリエイト系魔法で《クリエイト・ハウス/小屋創造》で犬小屋の如き小屋に引き籠ります。

周囲からは温かい目で見守られ、初期は藁束の小屋から板張りの小屋を経て、煉瓦作りに。

でも、サイズが小さい為《ナザリックの者達には》抱えて運べる事もあり、寝静まった頃に小屋ごと拾って連れ帰られたり?

偶にペストーニャ姉様も一緒に寝ていたりする。

歴代の小屋はある私室玄室シャで大事に使用されていたりする?


時たま恐怖公の別荘だったりもする・・・事もある!



赤い瓦屋根の板張り長屋を見掛けたら近付くな、と・・・。

メイド達が口にしているそうな。


ウッカリ中を確かめ、雪崩れ落ちて来た後の大行列は一部階層守護者達をも凍て付かせ、震え上がらせたとか。



次回 浸撃の二グレド?

滲み出る様なニグレドの《精神攻撃》魔法?

何となくで出来上りました。

連想元は言わずもがな。上手く表現できるかは分かりません。




以下、閲覧注意!




恐怖公からの精神攻撃・・・実体験から




某有名な院で、機械の配電盤に殺虫剤を吹きつけたら出るわ出るわ。大行列が終わらなかった、止まらなかった、途切れなかった。

時たま白いアルビノが何匹も混じっていた。

更には、一行には一向に効かなかった。


駆除薬散布後の翌日、換気扇のスイッチを入れた途端、ドサリと音がし確かめると、通風孔の下にこんもりと茶色い小山が築かれていた。

詰まっていた様だ。

排水溝も良く詰まって溢れ出す。


構造的欠陥だとか、一向に直される事が無かったが、今は知らない。

現在は建て直し中だったかと。


お隣が某大国の館、あの国を攻撃する呪術攻撃の余波かと疑われる(大嘘)

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