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プロローグ 綺麗な夕日と交差点
その日、私は死んだ。
仕事帰りのことだった。
夕暮れ時、気味が悪いほど綺麗な夕日だった。
死因は轢死。
信号待ちの途中で後ろから突き飛ばされたのだ。
そいつは女だった。どこにでもいそうな、少しやつれた女だった。
女は道路に倒れこんだ私を見て、呆けた顔で呟いた。
「あれ?違う。」
そうして私は文句を言う暇もなく、すり潰されたのだった。
走馬灯を見ることもなかったし、痛いとさえ感じなかった。
私はそうして死んだのだ。
(ふざけんな。)
とうとう書いてしまったぞ。
今までは読む専やったんですけどね。
更新とかめちゃくちゃ遅いと思いますけど許したって下さい。
誤字&脱字などありましたらご報告いただけるとありがたいです。