プロローグ。。
この話はほぼ男性しか登場しません。
恋愛要素もありません。
ご了承ください。
布池 由希渡 (20)、大学生。
完全にそうだと思う。。。
何がいけなかったんだ。
上京して2年、サークル仲間に誘われた。
食事をして、カラオケでついつい延長。
終電ヤバいと思って抜けた。
気にせず一緒に居れば良かったのだろうか?
それかもっと早く抜けて帰れば良かったのか。。
最寄り駅から歩き、明日の朝ご飯を買っていこうとコンビニに寄る。
欠伸をしながら通い慣れた道を歩いていた。
それが。。
悲鳴を聴く
↓
止まる
↓
再び悲鳴が
↓
何だと思い確認しようとゆっくり進む
↓
何か黒い獣?に人が襲われている
↓
思わず止まる
↓
硬直
↓
混乱
↓
逃げようとする
↓
見つかる
↓
現在。。
ダメじゃんっ!?
何で確認しようとした俺っ!!目の前のコレ何っ!?
こ、ここここ怖いっ、 こわいっ コワイィ~~~っっ!!!
ダレかっ 助けてっ! 死ぬぅーーっ!!
目を開けていられたのは、よくわからない黒い獣がこちらに飛びかかるとこまでだった。
ぎゅっと目を瞑って体を縮こませる。
その時。恐怖に怯えていた自分に他の人の声がすぐ近くでした。
「逃げてっ!」
「!?」
はっとして顔を上げる。知らない奴が前に立っていた。
誰だと問う前にそいつは言う。
「早く逃げてっ!」
「・・・ぁ・・・え? だ、 大丈夫、 か? 」
体が震える。逃げたい。
けれど、置いて行くのは不安。気分が悪い。それに1人でなんて怖い。
結局動けない。すると。
「立って!走りますよ!」
「え? あ、あぁ・・。」
知らない奴はよく見ると鉄の棒を持って牽制していたようだ。
隙をみて俺の手を引っ張り一緒に走る。
相手は1頭?ではないようだ。一緒に逃げているのは俺とそんな変わらない齢の男。
誰か知らないが1人よりマシ。2人して走った。
この時俺は余裕なんてなかった。周りの暗さ。人気のなさ。
そんな違和感や変化など感じる事などなく。
「っ!?」
「げっ、 は、挟まれたっ。 どうしようっ。 何処に逃げるっ?」
周囲を見るが分からない。他の建物に入りたい。入口はどこだろうか。
他の人を巻き込みたくないが、助けを求めて1人でも多くの人に知らせたい。
そう思うのは保身の為でもある。だって、この状況でどうにか出来るわけない。
死にたくなんてない。とにかく、パニックになっていいと思う。
身を寄せ合って、もうここまでなのか?と思った。
その時、突然何かの衝撃を受けて、黒い獣等が離れた。
何が起きた??
意味が分からないでいるそこに、上から飛び降りてきた人達が現れた。
「(え・・・、お面・・?)」
動物のお面をつけている。今度は何なのか、展開についていけない。
いや、そんな事はどうでもよかった。その後がもっと分からなかった。
人と思えぬジャンプ力、何かバチバチ電気が見える。。
何コレっ!?
俺は完全に、巻き込まれたんだと思う。。。
長編にはならない予定です。
最後まで書けたらいいなぁ、と思っています。
他のも書いているので、更新は遅いです。
それでもよろしくお願いします。 v_v