凄そうな令嬢拾った
こんにちは。ど素人です。
こんなのあったら読みたいなーをどうにか
書いてみようとおもいます。 アドバイスあれば
教えてもらえるとありがたいです!!
更新頑張ります。
「人生とはまさに拾い物で始まり拾い物に終わる」
俺を13才まで育ててくれた ばぁちゃん の言葉である。
なんでもスラムから生まれたこんな自分でも、
捨てられている、使えるか怪しそうな物を持って帰っては、頭を捻ってどうにか直し、それを売って生計を立て、
【直し屋 バーバラ】を創業し、スラムから果ては貴族にまで仕事を貰い、王都でもそこそこ知れたも店になって行ったいう。そしてひとしきり満足いくまで稼いだ後に、王国の
外れの町に土地を買い、また拾い物をしながら隠居生活を送ったのだ。
立派である。全くもって立派である。
やっている事はゴミ拾いと揶揄され、貴族や比較的に裕福な人からは初め冷ややかな目で見られようとも、スラム生まれで学もないに等しいところから、物の構造を理解し修理し
それを武器に生き抜いた。誇りである。ばぁちゃん凄い。
俺は非常にばぁちゃんを非常に尊敬している。
崇拝まで行ってる。神まである。
何を隠そう俺自体が、ばぁちゃんの拾い物だからだ。
町の外れの森にひっそりと捨てられていたらしい。
ひどい物である。しかしながらばぁちゃんに出会い、
育てて貰えた事を思えばプラマイで超プラスと思えるほど
ばぁちゃんとの日々はかけがえのないものだった。
果てないもの拾いの研究、正しい物の拾い方
捨ててある物と、とりあえず置いてある物の見分け方
拾えなかったものを供養する作法と精神
剣の鋳造や鍛造打ち直し、洋服の裁縫、魔法や魔力での修繕などなどetc
あの日々がばあちゃんがこの世を去って一年間
変わらずに俺を支えてくれている。
そんな訳でばぁちゃんの意思を継ぎ、物は極力拾うようにしている。町の外の森や、町にある専用の置き場が有るのだ。
もちろん持ち物が一杯だったりこれはもうどうしようない物などはスルーするが、直せるものは大体持って帰るのである。
そうして今日も今日とて俺は森から拾い物をして
二代目【直し家 バーバラ】ハウスにもどって来た。
今日の拾い物は、
なんか凄そうなドレスの令嬢でした。