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出会い③


<悪魔出現。悪魔出現。○○✕‬区にて下級悪魔パズズ出現。ただいま第3形態突入、第3形態突入。

至急出動せよ。繰り返す、、、>


「何!?同時に2体の悪魔が出現、しかも1体は第3形態突入だなんて、、、」


悪魔の悪魔の侵食度を表すのが『形態』である。

第1形態 聖女や神父のパージのみで浄化可能

取り憑かれた人の自我有

赤い目になる事が特徴

第2形態 シードによる身体との切り離しと

パージにより浄化可能

取り憑かれた人の自我無

赤い目に暴れていることが特徴

第3形態 これはもう手をくれの状態であり待って

いるのは死のみである

悪魔に完全に侵食された状態を表し、

『突入』は第2形態と第3形態の間

極めて危険な状態である


「たださえ今日は人手が足りないっていうのに、、、」

田中さんたちが焦っている中、俺と日向は冷静だった俺たちが今置かれている状況がどんなものなのかをピリピリと肌で感じとっていたのだ。

すぐに田中さんたちに詰め寄る。そして俺は

「田中隊長。○✕‬○区の悪魔は俺たちに任せてくれませんか?今、迷っている時間なんてありません。」

俺は本気だった。いち早く現場に急行することが俺たち祓魔師(エクソシスト)のするべきことであるからだ。

日向が俺の肩に手を置いた。

「自分たちなら大丈夫です。今すぐにでも○○✕区の悪魔の討伐に向かってください。それを片付けたらすぐにこっちに急行してください」

田中さんたちは迷っていた。それは俺たちがまだ祓魔師(エクソシスト)ではないからだ。

日和も

「田中さん、2人なら大丈夫ですよ。2人は実力だけならプロ顔向けです。経験はまだ足りませんが、私もいます。2人ならやり遂げられると思います。」

「日和がそこまでいうのなら、、、分かった。

この任務は3人に任せよう。」

日和の説得もあり、田中隊長が折れてくれた。

「改めて命令する。

田中隊とシスターえれなは○✕〇区へ。よな、日向、そしてシスター日和は○○✕区へ。今すぐ急行せよ!」

「はい!!」


俺たちはパージをかけることにより身体能力を向上させてくれる隊服、そして身バレ防止、隊員との意思疎通のための装置が組み込まれている仮面を被る。


初めての俺と日向だけで向かう戦闘。

俺には不安なんて微塵もない、ただ今は自分の力がどれだけの通用するのかを実感したい。


俺たちは基地を後にし現場へと向かった

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