第一章 1,呉の軍港
作者
「これからお話に入ります。ゆっくり読んでいってください。」
1941年12月、第二次世界大戦が始まってからもう2年がたったある日、僕はある人をまっていた。というよりも突然言われたので急いできた感じだ。
翔平
「山本長官が来るって。」
啓介
「耳元で騒ぐなよ。」
ここで自己紹介。僕は連合艦隊情報参謀の高橋翔平です。そして同期の斎藤啓介です。
翔平
「やばい緊張してきた。」
啓介
「おまえなぁ。」
???
「なぜそんなに緊張するのだね。」
翔平
「それは…や、山本長官⁈ し、失礼しました。」
山本
「そのようなことは気にするな。それよりもう会議の時間ではないのか。高橋君行こうか。」
翔平
「は、はい。」
こうして高橋と山本長官らは紀伊へ向かった。
連合艦隊旗艦戦艦紀伊第一会議室
全員がいるのを確認して宇垣参謀長が話し始めた。
宇垣
「これよりハワイ真珠湾奇襲攻撃および攻略作戦最終会議を始めます。12月8日に第三艦隊が真珠湾に向けて艦砲射撃をおこないます。その後第一、第二艦隊がアメリカ太平洋艦隊を攻撃しているところに合流してもらいます。その間に第一機動部隊が真珠湾を空爆し占領します。」
山本
「全艦隊は準備できているのかね。」
その質問に南雲中将が答えた。
南雲
「第一艦隊および第二、第三艦隊準備できています。」
山本
「初戦で相手に大打撃を与えることが重要である。全員慎重に行動するように。」
全員
「はっ。」
一時間後に会議が終わり翔平は長官室に呼ばれた。
翔平
「失礼します。」
山本
「おお、そこに座ってコーヒーでもどうだね。」
翔平
「では、お言葉にあまえて。」
山本
「参謀の仕事はなれたかね。」
翔平
「はい。1ヶ月前に急に指名された時は驚きましたよ。」
山本
「まあ、良いではないか。」
翔平
「ですが、紀伊があんなに恐ろしいなんて知りませんでしたが。」
???
「誰が恐ろしいって。」
翔平が振り返ると年齢が16、7くらいの子が立っていた。
翔平
「紀伊、何時からいたんだよ。」
紀伊
「最初からいたよ。それより誰が恐ろしいって。」
翔平
「そ、それは…山本長官助けてください。」
だが、山本長官は静かに部屋から出て行った後だった。
紀伊
「長官もいないしゆっくりお、は、な、ししましょうね。」
翔平
「う、ぎゃーーーーーーーーーーー。」
山本長官が戻って来たとき隅で倒れていた翔平だけのこっていた。
作者
「第一話はいかがでしたか。少し短いですが。」
紀伊
「作者文章力なさすぎる。馬鹿なんじゃない。」
作者
「紀伊ほどではないけどね。」
紀伊
「さようなら。」
作者
「紀伊なんで四一センチ砲をこっちに向けているんだ。あぶないよ。」
紀伊
「消えてなくなれ。」
作者
「ちょっまぎゃーーーーーーーーー。」
紀伊
「さてと、この小説は週一回くらいの割合で更新にしてきます。それではご意見ご感想をよろしくお願いします。」