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ふたりとモミジ

作者: Soraきた

二人きりで歩いた

カッコつけるわけじゃないけど

少しだけ、さみしく感じた

逆さモミジがキレイだった

めずらしく、秋の訪れが早い日に

たぶん、きっとね

サヨナラだけは言わないよう、

ココロに決めた

いつだって、

さよならを言って

傷つけるものでもないね

やっとのこと、見つけた恋に

わたしは

自分の中で大きくうなづいた


少し離れた場所から見てもキレイ

何枚も写真におさめた

そして、何度も

あなたの表情を伺った

サヨナラは言わないで


落ち葉が落ち着いたころ

わたしなりに

今日は伝えたいことがあった

今日しかないと思ったら

もっと力強く言えるのかな・・

ふと、そう思った


あなたがもう一度、

モミジに向かって

そして、わたしの表情を伺って

「キレイだね」と言ったら

言おうと決めた






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