第6章1話 カラスティア出発準備
**第6章1話 カラスティア出発準備**
朝のルナリスの森は、薄い霧が木々の間を漂い、陽光が葉の隙間からまだらに地面を照らす。土と苔の匂いが鼻をくすぐり、遠くで鳥のさえずりが響く。俺、アクイラはエリスと二人で任務をこなしていた。なぜエリスだけかって? 朝起きたら、他の連中――セレナ、テラ、リーシャ――が全員どこかへ出かけちまってたからだ。まあ、たまにはこういう静かな時間も悪くない。
エリスは深緑色のレザージャケットに、動きやすそうな茶色のレザーパンツを履いている。ジャケットの襟元が少し開き、薄い水色のシルクブラウスがチラリと覗く。彼女の黒髪ポニーテールが歩くたびに揺れ、森の木漏れ日の中でキラキラと光る。細い首筋に汗がうっすら浮かび、ジャケットの裾が腰のくびれをほのかに強調する。華奢な体なのに、シルクブラウスが胸元で軽く揺れ、彼女の明るい笑顔が森の空気に溶け込む。
ちなみに、ジェンマとアウロラは祝福の証の宝石の中で眠ってる。妖精の二人はあの小さな光の粒の中でスヤスヤやってるらしい。便利なもんだ。
「エリス、今日の予定は空いてたのか?」
俺はエリスに声をかけながら、森の小道を進む。木々のざわめきが耳に心地よく、エリスのブーツが枯れ葉をカサリと踏む音が静寂に響く。彼女のポニーテールが風に揺れるたび、白い肌が陽光に輝く。
「はい、特に何も」
エリスの声は明るく、森の空気に溶け込む。
「これからまた遠征になるけど、エリスはどうする? ついてくるのか?」
「もちろんです!」
エリスが元気いっぱいに答える。彼女の新緑色の瞳がキラキラと輝き、木漏れ日を浴びてまるで宝石みたいだ。まっすぐな視線に、俺の胸がちょっとザワつく。シルクブラウスが胸元で軽く開き、鎖骨の白い肌が陽光に輝く。ゾクッとするほど可愛いな、この娘。
次の遠征先はカラスティアだ。ルーナがいる教会の街。あの娘に会わなきゃならない。聖王試練の水の祝福の証を正式に受け取るためもあるが、それだけじゃない。ルーナにはちゃんと感謝を伝えたい。ドラコ戦で俺を救ってくれたこと、聖女として旅立った彼女の覚悟に、俺は何か希望を叶えてやりたいんだ。……まあ、そんなセンチな気分も、森の清々しい空気とエリスの無防備な姿で少し薄れるんだけどな。彼女の細い腰が歩くたびに揺れ、レザーパンツの布越しにほのかな曲線が伝わる。
「そうか。カラスティアは馬車で七日かかる。遠征費も考えると大人数は連れてけないけど、エリスは連れてくよ」
俺はエリスを見ながら言う。彼女のシルクブラウスが胸元で軽く開き、鎖骨が陽光に輝く。さて、後は誰にしようか。レンタルの馬車は四人乗りだ。アスカリに行ったときはアカンサが馬車を用意してくれたから助かったが、今回は俺が手配した。ジェンマとアウロラは宝石の中で眠ってくれるから実質二枠。カイラさんがすでに来るって言ってるから、残りは一人だ。
前衛二人に後衛一人ってとこか。ジェンマとアウロラは前衛だし、セレナの風魔法と索敵能力はバランスいい。戦闘経験も積んできてるし、そろそろ初級傭兵から昇級してもいい頃だろ。セレナのあのしなやかな体が、風を操るたびにスカートを揺らす姿を思い出す。よし、セレナにしよう。
そう考えながら歩いていると、エリスが急に俺の袖をクイッと引っ張る。彼女の細い指がジャケットの布を握る感触が、妙にくすぐったい。俺は振り返り、彼女の小さな体に近づいて、わざと顔を寄せる。エリスの甘い花の香りが鼻をくすぐり、ポニーテールの先が揺れる。
「どうした?」
「私と二人きりなのに、他の女性のこと考えてましたね?」
「彼女かよ」
「してくれますか?」
「俺の彼女とか……不幸になるぞ?」
俺はニヤけそうになってエリスを見つめる。彼女の頬がポッと赤くなり、新緑色の瞳が少し潤んで見える。森の木々がざわめく中、彼女の小さな胸がシルクブラウス越しに軽く上下する。実際、俺の性格は癖が強いし、聖王になったら聖女四人と事実上の結婚扱いらしい。四人の「妻」がいる男の愛人なんて、普通の女なら願い下げだろ? そう煽ると、エリスは少しモジモジしながら、でも真っ直ぐに俺を見て笑う。
「良いですよ……貴方の傍にいられるなら」
その言葉に、胸の奥がチクリと痛む。罪悪感だ。エリスの純粋な笑顔が、俺の汚い欲望と向き合うたびに刺さる。彼女の華奢な肩がジャケットの下で小さく震え、シルクブラウスの襟元から覗く白い肌が陽光に輝く。でも、彼女が幸せなら、俺は彼女を側に置く。エゴかもしれないが、それが俺の答えだ。俺はエリスの肩に手を置き、軽く抱き寄せる。彼女の柔らかい温もりがシルクブラウス越しに伝わり、甘い花の香りが濃くなる。俺の手が彼女の腰に触れ、レザーパンツの布越しにほのかな曲線が伝わる。エリスは小さく「んっ」と声を漏らすが、嫌がる様子はない。
「エリス……ありがとう」
そして、彼女の手を取って握る。エリスの小さな手が温かくて、握り返す力が意外と強い。彼女は嬉しそうに微笑み、ポニーテールが陽光に揺れる。そのまま、俺たちは森の小道を抜けて帰路についた。木々の間を抜ける風がエリスの髪を軽く舞わせ、彼女の細い腰が歩くたびに揺れるのが、グッとくる。
家に帰ると、カイラさんがソファでだらりとくつろいでいた。アイボリーのリネンブラウスにスカイブルーのロングスカート、銀のストールが肩に掛かる。ブラウスが少し開き、淡い緑のシルクブラウスが胸元を飾る。カイラさんの銀髪がソファに広がり、熟した果実のような色気が部屋に漂う。彼女の豊満な姿がブラウスの布を軽く押し上げ、ストールの隙間から覗く白い肌が無防備に輝く。窓から差し込む陽光が、彼女の蒼い瞳をキラキラと照らす。
「やあ、二人ともお帰り」
「ただいま、カイラさん! もう用事は終わったのですか?」
エリスが弾んだ声で飛びつき、カイラさんはエリスを抱きしめる。
「カイラさん、来週にはカラスティアに出発する予定だ。大丈夫だろ?」
「問題ないよ。準備はできてるさ」
カイラさんが快諾してくれる。彼女の声は低く、どこか艶っぽい。俺はソファに腰掛け、エリスの腰に軽く手を置く。彼女の肌の柔らかい感触に、つい指が滑り、シルクブラウス越しにほのかな温もりが伝わる。エリスは小さく「ひゃっ」と声を上げるが、嫌がる様子はない。カイラさんがクスクス笑いながら見守る中、俺の手がエリスの肩に触れ、シルクブラウス越しに柔らかな曲線が伝わる。エリスは顔を真っ赤にしてモジモジするが、逃げようとはしない。
「エリス、くすぐったいか? 悪いな」
俺はニヤけそうになって、彼女の肩を軽く叩く。カイラさんが笑いながら口を挟む。
「アクイラ、あまりいじめてやるな。いや、喜んでいるか」
「カイラさんまで!!」
俺はエリスの肩から手を離す。エリスは恥ずかしそうにしているが、瞳はどこか嬉しそうだ。俺は家の中を探すことにした。もう一人、遠征メンバーを決めなきゃな。
キッチンでセレナを見つけた。彼女はグリーンのコットンブラウスに白いフレアスカート、茶色のウェーブヘアが肩に落ち、深緑の瞳が柔らかく俺を迎える。ブラウスが胸元で軽く開き、薄桃色のコットンブラウスが覗く。カウンターに寄りかかる彼女の姿勢が、妙に扇情的だ。スカートの裾が軽く揺れ、しなやかな腰のラインが浮かぶ。陽光がキッチンの窓から差し込み、彼女の髪に金色の光を添える。
「お、帰ってきたか」
「おかえり、アクイラ! エリス!」
セレナが明るく出迎える。俺は彼女の近くに寄り、カウンターに置かれたティーポットを手に取る。わざと指をポットの縁で遊びながら、低い声で話しかける。
「ただいま。なあ、セレナ、来週カラスティアに遠征に行くんだ。カイラさん、エリス、セレナで行こうと思うんだけど、どうだ?」
セレナの目がパッと輝く。俺はポットを置き、彼女の腰に手を置く。スカートの布越しに、柔らかい曲線が伝わる。セレナは少し驚いた顔をするが、拒む様子はない。俺の手が彼女の腰に触れ、スカート越しにほのかな温もりが伝わる。セレナが小さく「んっ」と声を漏らすのが、キッチンの静けさに響く。
「行く! ……と言いたいけど、アタシでいいの?」
「ジェンマとアウロラは鎚と剣だろ? 前衛過多だ。セレナの風魔法なら索敵もできるし、戦闘経験も十分だ。そろそろ初級傭兵から昇級できそうだし、実力も充分だろ」
俺の言葉に、セレナが照れたように笑う。俺は彼女の肩を軽く叩き、スカートが揺れるたびにしなやかな姿が印象的だ。セレナは顔を赤らめて紅茶の準備に戻る。その後ろ姿、スカートが揺れるたびに柔らかい曲線が浮かぶのが、グッとくる。
一週間後、俺たちはカラスティアに向けて出発した。ルナリスの朝は肌寒く、吐く息が白く霧に溶ける。街の石畳に朝露が光り、遠くの山々が朝霧に霞む。エリス、セレナ、カイラさん、それぞれ新しい衣装で揃えた。
エリスはクリーム色のニットセーターにダークグリーンのタイトスカート、膝下の黒ブーツ。セーターが体にフィットし、彼女の華奢な曲線を強調する。スカートの裾が歩くたびに軽く揺れ、細い腰がチラリと覗く。カイラさんは濃紺のウールコートに白のタートルネック、黒のタイトパンツ。コートの下に淡緑のコットンブラウスが覗き、エルフの気品を漂わせる。彼女の銀髪が風に揺れ、豊満な姿がコートの布を軽く押し上げる。セレナはベージュのニットカーディガンにグリーンのフレアスカート、茶色のショートブーツ。カーディガンが軽く開き、薄桃色のコットンブラウスが柔らかい胸元を彩る。スカートが風に揺れるたび、しなやかな脚がほのかに覗く。
ジェンマとアウロラには祝福の証の宝石で待機してもらった。二人は光の中でスヤスヤ眠ってる。宝石の表面が朝陽に輝き、まるで小さな星が宿ってるみたいだ。妖精の寝心地ってどんなもんなんだろうな。
「じゃあ、行ってくるな、テラ! リーシャ!」
俺は家に残る二人に声をかける。テラはブラウンのレザージャケットに黒のタイトパンツ、リーシャはグリーンのウールワンピースに黒タイツ。テラの赤いウェーブヘアが朝陽に輝き、リーシャの金髪がワンピースの裾に軽く触れる。二人の背後に、ルナリスの家の木製の扉が朝霧に濡れて光る。
「待ってるね」
「アクイラ、早く帰ってこい! お前が帰ってくる前には書類審査が通ったら実技試験を受けて上級傭兵になっているだろう!」
テラの声はいつもより小さく、リーシャは強気でごまかしてる。俺は二人に軽く手を振って、馬車の停留所に向かった。石畳を踏むブーツの音が朝の静けさに響き、遠くで鳥のさえずりが聞こえる。
「じゃあ、行ってくるわ」
「行ってきます!」
「行ってきます、テラさん、リーシャさん」
「行ってくるぞ」
停留所に着くと、馬車が二台停まっていた。一台は俺たちが借りた簡素な四人乗り、木製の車体に赤い布の幌が朝陽に映える。もう一台は派手な家紋入りの貴族馬車、金と青の装飾が朝霧の中でギラギラしてる。面倒な鉢合わせだな。先に出発してもらおうと思った矢先、貴族馬車から女が降りてきた。
メイド服を着た若い女だ。二十歳くらい、茶色の髪を後ろで束ね、緑色のつり目が鋭い。黒のメイドドレスに白のフリルエプロン、膝丈のスカートに黒のガーターストッキングが映える。彼女の動きはキビキビしてるが、どこか優雅だ。エプロンの裾が朝風に揺れ、細い腰とスラリとした脚がチラリと覗く。シルバーの耳飾りが朝陽にキラリと光り、清楚な魅力が漂う。
女は馬車の荷物を整理してる。彼女が大きな木箱を持ち上げようとした瞬間、バランスを崩してしゃがみ込む。メイドドレスの膝丈スカートがパッとめくれ、黒いレースのショーツが一瞬朝陽に映える。彼女は慌ててスカートを直し、白い肌が朝風にほのかに輝く。ガーターストッキングの縁が太ももに映え、シルバーの耳飾りがキラリと光る。彼女の緑色の瞳が一瞬俺と合い、ほんのり赤い頬が色っぽい。
「よう、メイドさん、荷物整理は大変そうだな。手伝ってやろうか?」
彼女は一瞬キョトンとするが、すぐに冷静な顔に戻る。茶色の髪が朝風に軽く揺れ、シルバーの耳飾りがキラリと光る。
「ご心配なく。荷物は私が処理します。貴方がたは? 傭兵ですか?」
彼女の声は落ち着いてるが、どこか緊張してる。エプロンのフリルが風に揺れ、淡紫色のコットンブラウスが胸元で軽く開く。俺は彼女の細い腰に視線を滑らせ、ガーターストッキングの縁が太ももを締め付ける姿にゾクッとする。
「初めまして、傭兵の方々でしょうか。私はアルゲンテア伯爵に仕えるメイドで、名前はリオニアと申します。一応、掃除屋という二つ名で傭兵活動もしています」
掃除屋リオニア、か。掃除道具で魔獣をぶっ倒す変な傭兵がいると聞いたことがある。こんな可憐なメイドがその本人とは、驚きだ。……いや、掃除道具で戦うのは俺の姉もか。メイドは掃除道具を武器だと思ってるのか? 彼女のメイドドレスの裾が軽く揺れ、ガーターストッキングの縁が朝陽に照らされて白く光る。
「俺はアクイラだ。こっちは風読のセレナ、華の射手のエリス。それから……」
カイラさんを紹介しようとすると、彼女が一歩前に出て、低い声でリオニアを睨む。カイラさんの銀髪が朝風に揺れる。
「カイラだ……我々に何の用で話しかけてくる?」
「そう警戒なさらないでください。私はアルゲンテア伯爵のメイド兼護衛として雇われている者です。今は伯爵様の妹様、リーナ様の護衛をしていますが、雇った傭兵たちが……リーナ様と私を襲おうとしたので、掃除しました」
リオニアは淡々と言う。掃除って、つまりそいつらを片付けたってことか。メイドの見た目でなかなか物騒な話だ。彼女の緑色の瞳が朝陽に鋭く光り、エプロンのフリルが風に揺れる。
「つまり、伯爵の妹の護衛が足りないってことか?」
カイラさんが確認すると、リオニアは小さく頷く。彼女の茶色の髪が朝風に軽く舞い、シルバーの耳飾りがキラリと輝く。
「はい、その通りでございます。よろしければ、カラスティアまでご同行してくださる方を探しておりまして」
「カラスティア? 俺たちもそこに向かう予定だ。問題ないぞ」
俺の言葉に、リオニアが少し驚いた顔をする。彼女のメイドドレスのエプロンが軽く揺れ、胸元がほんのり開く。淡紫色のコットンブラウスが覗き、清楚な魅力が朝の冷気に溶け込む。
「そうなのですか? それは良かったです」
リオニアは馬車に戻り、中の女――おそらくリーナって貴族の妹――と話す。どうやら話はまとまったらしい。俺たちの馬車は彼女たちの後ろを走ることに決まった。貴族馬車の金と青の家紋が朝陽にギラギラと輝き、俺たちの簡素な馬車との対比が妙に目立つ。
カラスティアへの旅が始まった。馬車はルナリスの街を出て、広々とした街道を進む。朝の冷気がまだ残り、窓から入る風が少し肌寒い。街道の両側には広大な草原が広がり、遠くの丘陵が朝霧に霞む。俺はセレナの隣に座り、エリスとカイラさんが向かいの席だ。
エリスはセーターの袖をまくり、窓の外を眺めてる。タイトスカートが彼女の華奢なヒップを強調し、動きに合わせて軽く揺れる。カイラさんはコートを脱いで、タートルネックの胸元が淡緑のコットンブラウスをほのかに浮かせる。彼女の銀髪が馬車の揺れに合わせて軽く揺れ、豊満な姿がブラウスの布を押し上げる。セレナのカーディガンは胸元で軽く開き、薄桃色のコットンブラウスが柔らかい曲線を彩る。馬車の狭い空間で、女たちの無防備な姿がゾクッとする。木製の車内は朝の冷気で少しひんやりし、女たちの吐息が白く揺れる。
俺はセレナの肩に手を置く。彼女のニットの柔らかい感触に、つい指が滑り、肩に触れる。カーディガン越しに柔らかな温もりが伝わり、セレナは少し驚いた顔をするが、拒む様子はない。俺の手が彼女の腰に触れ、薄桃色のコットンブラウスが揺れる。
「セレナ、馬車の中って狭いからさ、こうやってくっつくの悪くないだろ?」
「アクイラ、ちょっと近いって……まあ、いいけど」
セレナの声は照れくさそうだが、嫌がってない。俺はニヤけそうになって、彼女の肩を軽く叩く。彼女が小さく「んっ」と声を漏らすのが、馬車の揺れに紛れてエリスやカイラさんには聞こえない。まあ、聞こえても問題ないんだけどな。車窓から見える草原の緑が、セレナの深緑の瞳と調和して、妙に心をザワつかせる。
その時、馬車がガタンと大きく揺れた。エリスがバランスを崩し、俺の膝の上にドサッと倒れ込む。彼女のセーターがめくれ上がり、腹部の白い肌が露わに。柔らかい温もりが俺の腕に押し付けられ、甘い花の香りが鼻をくすぐる。俺の手が彼女の腰に触れ、タイトスカートの布越しにほのかな曲線が伝わる。セーターの裾がめくれたまま、彼女の細い腰が朝陽に照らされて輝く。
「うわっ、ご、ごめんなさい、アクイラ!」
「いや、いいって。エリス、軽いな。もっとくっついててもいいぞ?」
俺はニヤけそうになって、彼女の腰に手を回し、軽く抱き寄せる。エリスのセーターがまだめくれたまま、彼女は顔を真っ赤にしてモジモジするが、逃げようとはしない。俺の手が彼女の腰に触れ、セーター越しに柔らかな温もりが伝わる。カイラさんがクスクス笑いながら口を挟む。
「アクイラ、若い娘をからかうのもいいが、カラスティアまでの道は長い。ちゃんと準備をするんだ」
「分かってますよ、カイラさん。けど、旅の楽しみは大事でしょ?」
俺はエリスの腰から手を離し、彼女のセーターを直してやる。エリスは恥ずかしそうに「ありがとうございます」と呟くが、瞳はどこか嬉しそうだ。彼女のポニーテールが車内の木製の壁に軽く触れ、甘い花の香りが残る。
カラスティアまでの七日間、果たしてどうなるだろうか。馬車の車輪が石畳を離れ、土の街道を軋ませながら進む。遠くの丘陵が朝霧に霞み、俺たちの旅が静かに始まった。
名前: リオニア
二つ名: 掃除屋
一人称: 私
性別: 女性
年齢: 23歳
容姿: 茶色の髪を後ろで束ねた機能的なスタイル、緑色のつり目が鋭く印象的。白い肌に、清楚で落ち着いた美貌。黒と白を基調としたメイド服(白いフリルのエプロン、膝丈の黒いスカート、黒いガーターストッキング)に、シンプルなシルバーの耳飾りがアクセント。淡紫色のコットンブラウスが胸元で軽く開き、優雅さと実用性を兼ね備える。
体型: 華奢
出身: ラクリス
身分: 一般人(アルゲンテア伯爵家に仕えるメイド)
傭兵ランク: 中級傭兵
職業: メイド、傭兵(アルゲンテア伯爵家の護衛)
武器: 箒の仕込み刀(掃除道具に隠された鋭い刃)
属性: 地属性
趣味: 掃除、彫刻鑑賞(自ら彫刻を作ることもある)
特技: 彫刻(美しい作品を作る才能)、掃除(戦闘での「掃除」と日常の清掃両方に長ける)
好きな食べ物: 肉料理(特にローストビーフやステーキ)
嫌いな食べ物: 野菜(特に生野菜や苦味のあるもの)




