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炎焔の鎧  作者: なとな
第5章 妖精の島
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第5章登場人物

■灼熱の拳アクイラ

 アクイラ、19歳。モルス伯爵領アスカリの街出身で、ルナリス傭兵ギルドに所属する中級傭兵ランクエメラルド。灼熱の拳の異名を持ち、徒手空拳を得意とし、特に蹴り技に優れる。火属性を操り、炎の鎧を纏って戦う。

 契約妖精として地属性のジェンマと夜明けのアウロラを従え、戦闘では瞬時の判断力と反応速度を重視し、常に先手を打つ戦術を得意とする。応急処置技術にも長け、戦闘中のサポートも可能。

 筋肉質な体型に黒い短髪、紫色の瞳を持ち、野外活動を好む。好物は鶏肉で、甘いものは苦手。地の聖女から祝福の証を得て、聖王としての地位を目指すことを目標に掲げさせられた、師である森姫カイラから学んだ格闘技で主に戦う。

 家族には姉のセリカと、育ての親である故・先代水の聖女アクアリアがいる。仲間や幼馴染にはルーナ、セレナ、テラ、カイラ、リーシャ、エリス、ベラトリックス、ヴァルキリー、アカンサがいる。現在はセレナ、テラ、カイラ、リーシャ、エリス、ジェンマ、アウロラと同居している。


■水の聖女ルーナ ( 元幻想の巫女)

 水の聖女としての真実が明かされた少女。彼女はかつて「幻想の巫女」と呼ばれながらも、自身の力を隠し、傭兵として生きてきた。しかし、両親の仇であるドラコを討ったことで、その宿命から逃れられぬことを知る。

 銀色の長いウェーブヘアと深海のような青い瞳を持ち、白く透き通るような肌は神聖さを際立たせる。水色を基調とした聖女装束を纏い、その清楚な姿は周囲に癒しと畏敬の念を抱かせる。水の魔法を自在に操り、戦闘では鋭い水槍を生み出し、夜には魔力が増幅し強力な魔法を発動することができる。さらに、彼女の治癒魔法は奇跡と称されるほどの力を秘めているが、過去の出来事から長らくその力を封じてきた。

 穏やかで内向的な性格ながらも、芯の強さを持ち、信頼する仲間には心を開く。特にアクイラを頼りにしており、彼の姉であるセリカには懐いている。森姫カイラに対しては絶対的な敬意を抱き、彼女の言葉を重んじる。

 聖女としての宿命に抗いながらも、人々を導く使命を背負うことになったルーナ。その清らかな祈りは、水のごとく穏やかに、しかし確実に未来を形作っていく。


■毒花のアカンサ

 アカンサ、16歳。モルス伯爵領アスカリ出身の伯爵令嬢であり、最年少の上級傭兵ランクルビーとして知られる。「毒花」の異名を持ち、火の聖女の付き人を務める。

 緑色の髪を上半分アップにし、毒草や小さな花を飾る独特のスタイルを持つ。金色の瞳に華奢な体型が特徴で、健康的な白い肌をしている。緑の透け感のあるブラウスと黒いミニスカートを着用し、黒のレースアップブーツを履く。毒針を模したペンダントと毒草をあしらったイヤリングを身につけ、高級な黒のシルク製下着を愛用する。

 冷静かつ計算高く、知識欲が旺盛で仲間思いな一面も持つ。巧妙に毒を操り、罠の設置や敵をじわじわと弱らせる戦法を得意とする。毒の調合や細かい操作に優れ、罠の設置や毒草の知識を駆使する。

 13歳で傭兵登録を果たし、卓越した技術と知識で頭角を現し、最年少で上級傭兵に昇格。現在は火の聖女の付き人として活動している。アクイラとは幼馴染であり、かつての雇用主でもある彼を追いかけて傭兵の道を選んだ。夜明けの精霊アウロラとは友人関係にある。

 趣味は毒草の栽培や毒の調合、情報収集と観察。キノコのスープを好み、強い香りの食べ物は苦手としている。


■火の聖女ヴァルキリー

 ヴァルキリー・オディヌスは、オディヌス領ヴァルティアの辺境伯令嬢として生まれ、上級傭兵ランクルビーとしての肩書きを持つ女性。その名は「火の聖女」として広く知られ、燃え上がるような情熱と強さを象徴している。鮮やかな赤い髪と黄金色の瞳は、まさに火の精霊を思わせる。透き通るような白い肌と、女性らしいしなやかな体型が美しさを引き立てる。

 彼女の衣装は炎のように煌めき、赤を基調としたデザインが目を引く。赤いビスチェ風トップスには炎を象った装飾が施され、胸元の大胆なカットからはその気高さを感じさせる。スカートはスリットが入った黒いミニスカートで、金色の装飾が施されており、揺れるたびに煌めく生地が視線を引き寄せる。赤いショートマントには炎のデザインが施され、肩に金の装飾が施されている。

 その戦闘スタイルは、剣術と金色の聖火を操る華麗な技術に満ちている。炎を纏った片手剣を使いこなし、金色の聖火を召喚して敵を瞬時に焼き尽くす。その戦闘技術は接近戦に優れ、剣技と火術のコンビネーションが光る。情熱的な戦闘スタイルは、彼女の内に秘めた強い意志を表現している。

 性格は高貴で冷静沈着、状況を的確に判断する能力に優れている。しかし、戦闘時や大切な場面では感情を爆発させる情熱的な一面も見せる。目標に向かって揺らがない強い意志を持ち、仲間には厳しいながらも深い愛情を示す。

 ヴァルキリーは魔獣討伐や火を使った舞を趣味とし、焼きたてのピザの香ばしさを好むが、苦い食べ物は苦手だ。アクイラに対しては当初無関心だったが、彼の粘り強さや窮地に駆けつける姿勢に心を惹かれるようになり、今では次期聖王として彼に祝福を授けるに値する相手と確信している。


■宝石の妖精ジェンマ・ルビナ

 ジェンマ・ルビナ、「宝石の妖精」として生を受ける。16歳の妖精で、エルフローナ島出身。赤を基調としたイメージカラーを持ち、その髪と瞳はまるで燃える宝石のように輝いている。髪は肩下まで伸び、軽やかに揺れる燃えるような赤色で、琥珀色の瞳は見る者を魅了する。

 彼女はスリムで華奢な体型を持ち、可愛らしさと軽やかさを感じさせる。その肌は明るく滑らかで、健康的な輝きを放っている。

 服装は、赤と金を基調とした華やかなデザインで構成されており、ブラジャーやショーツはシルク製で宝石のような輝きを放つ。スカートやトップス、ケープは軽やかで、宝石の装飾が施されており、全体的にエルフ風の美しい装いを見せる。赤いヒール付きのサンダルや耳飾りもまた、彼女の可愛らしさと高貴さを際立たせる。

 性格は忠実で、地の聖女の祝福の証を持つアクイラへの強い忠誠心を持ち、契約に基づいて彼を支える決意を持っている。少しおっちょこちょいな一面もあり、可愛らしさが溢れているが、知識は深く、特に宝石や地属性魔法に精通している。また、新しいことに対して好奇心旺盛で、料理や鍛冶にも深い情熱を持つ心優しい性格だ。

 戦闘能力は、地属性の魔法と鎚を使いこなす。彼女は地面を操る魔法や、宝石を召喚して攻撃・防御に利用する魔法に長けており、鎚を使った重く強力な打撃と魔法のコンボで敵を圧倒する戦闘スタイルを得意とする。

 趣味は料理や鍛冶で、特に鶏肉を使った料理が得意。冷たい食べ物は苦手で、温かい料理を好む。

 アクイラとの契約によって従属し、彼を全力でサポートする覚悟を持っている。彼女はアクイラを深く信頼し、尽力し続ける。


■夜明けの妖精アウロラ・イグニカ

 アウロラ・イグニカ、通称「夜明けの妖精」は、エルフローナ島出身の16歳の妖精で、金色の髪と深紅の瞳を持つ美しい少女だ。彼女の金色の髪は光を反射して輝き、まるで夜明けの光そのもののようだ。スリムで華奢な体型に、柔らかで健康的な肌が特徴的で、優しく微笑むその表情は見る者を安心させる。

 アウロラの服装は、ゴールドと赤を基調にした華やかで優雅なデザインが特徴だ。ゴールドのシルク製ブラジャーとショーツに、宝石の装飾が施されたガーターベルトとストッキングが加わり、その全体が妖精の優雅さを感じさせる。特に彼女のゴールドのケープは、夜明けの光を感じさせる輝きがあり、周囲の視線を引き寄せる。足元のサンダルにも赤と金が美しく調和しており、彼女の軽やかな印象をさらに引き立てている。

 性格は、優しさと穏やかさに溢れ、周りを安心させる存在だ。アクイラへの忠誠心は強く、彼をサポートすることを誇りに思っている。冷静で落ち着いた性格を持ち、他者を気遣い、常に人々の健康と幸福を守ろうとする思いやりを持っている。知識欲も旺盛で、読書を通じて新しい知識を求め続けている。

 戦闘では、火属性と光属性を駆使し、優雅で力強い戦い方を得意としている。剣を使った精密な切り払いと、火と光の魔法を融合させた強力な範囲攻撃を繰り出す。

 趣味は読書、特に治療や魔法に関する書物を好んでおり、また、アップルパイなどの甘いものを好む。苦い食べ物には苦手な面もあり、温かい食べ物を好む傾向がある。彼女の特技は治療魔法で、夜明けの光を用いた回復や癒しの力を発揮する。

 アクイラとの関係は、契約に基づき彼に従属し、忠実な仲間として彼を支え続けることを誓っている。アクイラを守り、導くことが彼女の使命であり、その信念に基づき全力で彼をサポートする。


■風読セレナ

 「風読」セレナ、18歳。セルヴァスの小さな集落出身で、見習い傭兵(ランクアメジスト)として活動している。冷静で慎重な性格を持ち、単独行動が得意だが、信頼した仲間には心を開く。自然を愛し、静かな時間を大切にし、仲間には深い思いやりを持つ。傭兵のイメージを改善し、誠実で優れた傭兵の存在を広めることを目標としている。

 茶色のミディアムレングスの髪は自然なウェーブがかかり、緑色の目とスリムで引き締まった体型が特徴。柔らかな女性らしさも兼ね備えている。

 戦闘ではボウガンを使った精密な狙撃を得意とし、風属性の感知魔法を駆使して周囲の環境を読み取り、敵の位置を把握して的確なタイミングで攻撃する。特に精度の高い遠距離攻撃を得意とし、風を感じる能力を活かして周囲を察知する能力がある。

 アウトドアでのんびり過ごすのが趣味で、ヘルシーなサラダを好み、油っこい食べ物は苦手。アクイラの家に居候し、支援を受けながら活動している。アクイラに対する好意を抱き、彼がルーナを優先していることに気づいている。

 ノースリーブのレザー製ブラウス、アシンメトリーなスリット入りスカート、膝下までのレザーブーツを装備し、白系統のシンプルなデザインの下着を身につけている。

 戦闘技術や魔法のスキルを磨くため、自己研鑽に励み、新しい技術や知識の習得に積極的に取り組んでいる。


■地剣のテラ

 テラ、20歳。テミス聖王国出身の戦士で、通称「地剣」としてその名を知られている。真面目で努力家な性格で、自己鍛錬に情熱を注ぎ、強さを追求している。仲間には厳格だが、心の中には優しさを持っている。目標は、自己鍛錬を続け、仲間を支え、強さと絆を大切にすること。また、アクイラとの関係を深めることにも思いを寄せている。

 赤い髪は軽やかなウェーブがかかり、鮮やかな黄色の瞳が特徴的。強靭で筋肉質な体型で、戦士としてのたくましさを感じさせる。

 地属性の魔法を駆使し、剣を生成して近接戦闘を得意とする。地の力を活かした攻撃と防御で戦い、戦闘では圧倒的な力強さと精密さを兼ね備えたスタイルを発揮する。地面を操り、周囲の地形を有利に活用して戦う。

 戦闘用のタイトなトップスと、軽やかに動けるスカートに赤を基調とした金の刺繍が施された服装を着用。重厚なブーツと、赤を基調にしたシンプルで機能的な下着も身につけている。

 武道修行が趣味で、ステーキを好み、魚介類が苦手。アクイラに対して複雑な想いを抱きながらも再び彼のパーティに加わり、仲間には厳格ながらも優しさを持つ。


■突撃のリーシャ

 リーシャ・ヴァル・エルシュワルト、25歳。元リヴァルディア公国騎士団戦術家で、現在は傭兵として活動している。通称「突撃のリーシャ」。冷静で理知的な性格を持ち、戦術家としての才能を発揮する一方、仲間思いで特にエリスとの強いパートナーシップを築いている。犠牲精神が強く、仲間を守るためには自らを犠牲にする覚悟を持っているが、恋愛感情に素直で、感情に動かされやすい一面もある。

 金色のストレート髪に緑色の瞳を持つスリムでしなやかな体型。騎士らしいデザインの機能的な服装で、緑と金の刺繍が施されたトップスとスカートを着用。戦闘向きで軽量かつ耐久性のある緑色のブーツを履き、イメージカラーの緑を基調にしたシンプルで機能的な下着を身につけている。

 槍術の達人で、高速移動の魔術「迅足化シュプリータス」を駆使して戦場で敵を翻弄する。戦術家として冷静に戦況を分析し、戦闘での立ち回りや戦術立案に優れている。趣味は戦術研究や薬草・毒草の調合で、治療薬の作成にも携わる。

 エリスとは深い信頼関係を築いており、アクイラには信頼しつつも「しょうもない男」と思っている。チーズが好物で、甘いものは苦手。地域社会の健康と安全にも貢献しており、無料で治療薬や薬草を提供する活動に参加している。


■華の射手エリス・サジタリ

 エリス・サジタリ、17歳。サジタリ男爵家の令嬢であり、狩人としても活躍する。通称「華の射手」。黒髪をポニーテールに結び、自然なウェーブが特徴。瞳は新緑色で、細身で引き締まった女性らしい体型を持つ。エメラルドグリーンのレザージャケットとミニスカートが特徴的な服装で、実用性と高貴さを兼ね備えている。茶色の膝下ブーツを履き、エメラルドグリーンの高級感ある下着を身につけ、サジタリ家の令嬢としての品位を表現している。

 活発で好奇心旺盛な性格だが、少しおっちょこちょいな一面もあり、恋愛には不器用。家族や仲間を守ることを信念にしており、優しさを持っている。アクイラには初対面から強く惹かれ、彼に戸惑いながらも恋心を抱いている。

 「魔弾装填マグスロード」という魔法で卓越した命中精度を誇り、戦術家として周囲の状況を冷静に分析して判断を下す。動物とのコミュニケーション能力にも長けており、狩りでは動物たちと連携して成果を上げる。アウトドア活動や工芸が趣味で、ジューシーなハンバーグが好物。辛いものは苦手。

 サジタリ男爵家の名誉を重んじ、家族の期待に応えようと努力している。リーシャとの連携は非常にスムーズで、戦場で強力なコンビを築いている。アクイラの事は恋人になるつもりはないが…………()()()()()()()()()()()()


■氷雪のクリスタラ

 「氷雪のクリスタラ(通称)」は、29歳の上級傭兵ランクルビーであり、水の聖女の付き人として仕えている。出身地はアスカリで、冷徹で氷のような印象を与える外見を持ち、その美しさと強さを兼ね備えている。

 彼女の髪は白銀色のロングヘアで、軽やかに束ねられ、自然に流れるスタイルが特徴的だ。瞳は青白く、氷のように冷徹な雰囲気を醸し出し、スリムで凛々しい体型が女性らしさと力強さを同時に感じさせる。肌色は透明感があり、冷徹さに似合う明るさを持つ。無駄のない美しい体型と、氷雪のような冷たい印象が彼女の外見にしっかりと表れている。

 服装には氷属性の魔法が込められており、透け感のある青白いアーマーやエメラルドグリーンの刺繍が施されたミニスカートを身に着け、氷の力を象徴するデザインが施されている。彼女の冷徹な印象を際立たせる白銀の防具とヒールブーツは、戦闘時にも機能的でありながら美しいデザインとなっている。

 戦闘能力は非常に高く、主に大きな氷属性の斧を使いこなす。斧を振るう際に冷気を帯び、氷属性の魔法で敵を圧倒する。特殊能力として、強力な氷の結界を張り、敵の攻撃を防ぐ力を持つ。氷を操る魔法で敵の動きを鈍らせ、冷徹な攻撃を加えることができる。戦闘スタイルは冷静で計算されたものであり、氷の魔法と斧を駆使した力強い戦いを繰り広げる。

 性格は冷静沈着で感情に流されることはなく、無駄を省き効率的に物事を進める。水の聖女の護衛として強い責任感を持ち、聖女の安全を守るために全力を尽くす。その冷徹さから、感情表現は少ないが、聖女への忠誠心は深く、プロフェッショナルとしての仕事を完璧にこなす。

 趣味は登山と武器作成で、自然の中で氷の世界を感じることを楽しんでいる。好物はアイスクリームで、熱い食べ物は苦手だ。聖女の護衛として非常に頼りにされ、戦闘能力と冷静な判断力で高く評価されている。


■大地の盾マッシブラ

 大地の盾マッシブラ、は、27歳の守護騎士であり、中級傭兵ランクエメラルドである。シブラ族の集落出身で、彼女の姿は自然の力を感じさせるものだ。アースブラウンのロングヘアを後ろで束ね、温かみのある茶色の瞳が印象的だ。体型は頑丈でがっしりとしており、女性らしい曲線を持ちながらも、力強さが漂う。肌は健康的で、少し小麦色の日焼けした色合いをしており、信頼感を与える安定感を持つ。

 彼女の服装は地属性を象徴する茶色と緑色のタイトなアーマーで、肩や腕には軽い鎧が施されている。スカートはダークブラウンとカーキ色が組み合わさったミニスカートで、動きやすさを重視したデザインが特徴だ。下着はシンプルだが高貴さを感じさせるアースブラウンのレース付きデザインで、アウターには地属性の防御能力を強化した軽量な盾型コートを着用。靴は耐久性のあるダークブラウンのブーツで、彼女の堅牢な足元を支えている。

 戦闘において、マッシブラの主な武器は大きな盾で、地属性の魔法が込められている。これにより、攻撃を防ぎながら仲間を守るためのバリアを展開できる。地面や岩を操る能力も持ち、盾を使いながら防御を固め、時には敵を攻撃することも可能だ。戦闘スタイルは主に防御役として、聖女を守ることを最優先に考え、強固な防御で戦場に安心感を与える。

 性格は冷静で安定感があり、周囲に信頼感を与える存在だ。彼女は守護者として、聖女を守る強い責任感を持ち、常に冷静に役目を果たす。争いを避け、温かみのある穏やかな性格で、仲間を深く思いやり、感情を表に出すことは少ないが、周囲に安定をもたらす存在として頼りにされている。

 趣味は園芸と暗算で、自然に触れることでリラックスし、計算や問題解決を楽しむ。好物は野菜料理で、辛いものは苦手だ。

 マッシブラは、聖女を守るための重要な役割を担い、守護騎士としての能力が高く評価されている。彼女の冷静な判断力と安定感は、仲間や聖女にとって非常に頼りにされる存在だ。


■雷剣魔将イグナティウス

 雷剣魔将イグナティウスは、魔界出身の戦士で、魔王軍の魔の九将(マギス・ノナ)に名を連ねる存在だ。筋骨隆々とした体格に金髪、そして黒い瞳が彼の威圧感を一層引き立てる。彼の姿は、まさに雷のような激しさと力強さを感じさせる。

 戦闘スタイルは、雷属性を駆使した圧倒的な破壊力を誇る。剣を使いこなし、雷の力をその身に宿して戦う彼は、敵に瞬時に雷撃を浴びせ、広範囲にわたる大規模な雷撃で戦局を一変させる。彼の戦い方は速く、破壊的で、敵にとっては恐怖の象徴となっている。

 性格は冷酷で孤独だ。彼は限られた者としか関わらず、その内面の成長に日々没頭している。詩作とトレーニングを趣味としており、戦場での激しい戦いを力強い詩として表現することに情熱を注ぐ。また、常に自らを高め続けるため、トレーニングを怠らない。好物はステーキで、酸っぱいものは苦手だ。

 魔界の決定的な戦闘で重要な役割を果たし、魔王軍の勢力拡大に貢献した実績が彼の名声を高めた。彼の雷撃は、ただの戦闘力ではなく、魔王軍にとって重要な力の象徴となっている。

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