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炎焔の鎧  作者: なとな
第1章 出会い
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第1章7話 森姫

 ルーナに依存されてることに気づいてから、彼女が不安にならないよう距離感を考えて接してた。彼女が「嫌われたら捨てられる」なんて思わないよう、優しく触れるようにしたさ。ルーナは相変わらず暗い表情だが、俺を見る目には熱いものがこもってる。あの夜、細い腰に触れた感触や柔らかい胸の感触を思い出すたび、ちょっとドキドキするな。

 あの日からギルドで他の女と話すのも許してくれねえ。今日も依頼を受けに掲示板を眺めてると、ゴブリン退治が目に入った。そういや、ベラはあの洞窟の再調査に行ったのかな? なんて考えてると、後ろから女の声が聞こえた。


「アクイラじゃないか! 横の娘は彼女か?」


 振り向くと、顔なじみのエルフが立ってた。カイラさんだ。銀髪が風に揺れ、青い瞳が光を反射して輝いてる。淡い緑のシフォンブラウスとフレアスカートが華奢な体にぴったりで、胸の膨らみや細い腰がたまんねえ。花柄の刺繍が色っぽさを引き立てて、自然の美しさを称える森姫そのものだ。こんな美人見たら、つい目が離せねえよ。


「カイラさん!? お久しぶりです!」

「どなたですか?」


 俺は再会に驚いてるが、ルーナは不機嫌そうに睨んでくる。カイラさんの白い肌や柔らかそうな体に目が離せねえ。


「ルーナ、彼女はカイラさんだよ。俺に格闘技を教えてくれた特級傭兵(ランクダイヤモンド)なんだ」


 ルーナが納得したみたいで黙ったが、不機嫌な顔は変わらねえ。俺は彼女の肩に手を置き、柔らかい感触を楽しんだ。むにゅっとした胸が当たって、ついニヤけちまう。


「おいおいアクイラ、早くその可愛い娘を紹介してくれ」


 カイラさんが笑顔で手招きする。ルーナが俺の手をぎゅっと握って離さねえ。捨てられるのが怖いんだろう。仕方ねえから名前だけ言った。


「彼女はルーナです」

「私はエルフ族で特級傭兵(ランクダイヤモンド)のカイラだ。よろしくな!」


 カイラさんが手を差し出すが、ルーナは固まる。彼女が首を傾げて、もう一度手を出すと、今度は握り返した。表情は暗いままだけどな。俺はカイラさんに苦笑いしつつ、ルーナの背中に手を滑らせ、滑らかな肌を堪能した。カイラさんも何か察したみたいで、それ以上は触れなかった。


「そうだ、君たちが依頼受けるなら私も同行しよう」

「え!? いえ、大丈夫ですよ。特級傭兵(ランクダイヤモンド)の貴女が受けるような依頼は俺たちじゃ無理です」

「失礼だな。私はエルフだ。たまには遊びたいこともある」


 カイラさんが悪戯っぽく笑う。何か企んでるのか分からねえが、断る理由もねえ。俺が了承すると、ルーナは不貞腐れた顔で俺の腕にしがみついてきた。エルフがどうかは意味不明だ。俺は彼女の腰に手を回して引き寄せ、「お前、柔らかいな」と耳元で囁いてやった。ルーナが顔を赤くして睨んでくるのが可愛い。

 依頼は魔熊ウルシウス五頭の討伐にした。カイラさんがいるなら安心だ。ギルドを出て街の門を抜け、森の入り口に着いた。以前ベラと会ったゴブリンの巣がある森だ。木々の隙間から光が差し込むが、薄暗くて不気味な空気が漂ってる。俺は緊張しつつ、ルーナの手を握って森に入った。彼女の細い指が震えてて、ぎゅっと握り返してくるのが愛らしい。

 しばらく歩くと、でかい影が現れた。四本足で立つ魔熊ウルシウスだ。待ち伏せされてて逃げ道はねえ。俺はルーナの肩を抱き寄せ、柔らかい体をぎゅっと抱きしめてやった。


「アクイラ気をつけろ! 上級魔獣の気配がする」


 カイラさんの言葉で緊張が高まる。俺は拳を、ルーナはロッドを構えた。カイラさんは棒立ちだが、彼女ならそれで十分だ。


「ウルシウスは君たちに任せる。その前に私はあいつを蹴り飛ばしてくる」


 カイラさんが指した先には、羽と角が生えた変異体ウルシウスが飛んでた。空に浮かぶ巨体が不気味だ。


「!? ウルシウスが飛んでるだと!? あの巨体を羽でどうにかできるのか!?」

「現実的だなアクイラ! まあいい。私は蹴るだけだ」


 カイラさんが大地を蹴ると、地面がひび割れて砕けた。すげえ勢いで跳び、変異体の首に回し蹴りを叩き込んで地面に叩き落とす。スカートがめくれて、白いレースの下着がチラリと見えた。柔らかい太ももが揺れて、つい目が釘付けになっちまう。


「アクイラさん! そんなとこ見てないでください! こっちも戦いますよ!」


 ルーナが頬を膨らませて睨む姿が可愛い。


「お前が可愛すぎるから仕方ねえだろ」


 俺が笑いながら肩を叩いてやった。彼女がさらに顔を赤くして睨んでくる。


「炎の守護、我が身を囲みて鎧となれ。炎焔の鎧(エンフレクス・アルマ)!」


 手足が赤く燃え、焔を纏った拳でウルシウスの腹に突き刺した。


「流れの力よ、我が杖に宿れ。水の刃を鋭くし、槍としての姿を与えん。水刃槍化スプリカーグスペアフォルマ


 ルーナがロッドで水の刃を作り、ウルシウスの顔に突き刺してねじった。傷口が広がる様子を見て、彼女の成長に感動する。初めて会った頃の怯えた顔が嘘みたいだ。


「そうだ! できるじゃねえか!」

「アクイラさん! そんなとこで見てないでくださいよ!」


 ルーナが文句を言う。俺は笑ってウルシウスに拳を叩き込み、内臓を破壊して仕留めた。血反吐を吐いて絶命する姿を確認しつつ、カイラさんが戻ってきた。彼女の優雅な動きにまた目がいく。汗で濡れた首筋が色っぽくてたまんねえ。


「ほう、強くなったじゃないか アクイラ」

「ありがとうございます。まだまだ精進が足りねえと思っています」


 カイラさんが首を振る。昔、俺が何もできねえガキだった頃から鍛えてくれた人だ。彼女の教えがなけりゃ、今の俺はねえ。五頭とも討伐し、夜は森で一泊だ。ウルシウスの素材は高値で売れるし、肉も美味いらしい。

 俺はルーナの腰に手を置いて休憩場所へ向かった。「お前、腰細いな」と軽くつまんでやると、彼女が恥ずかしそうに身をよじる。

 夜、焚き火を囲んで飯を食った。ルーナは料理が苦手で、俺がシチューを作り、パンも用意した。カイラさんが果物をたくさん採ってきてくれた。彼女が果物を渡す時、指先が触れて柔らかい感触にドキッとしちまう。シチューを煮込む間、ルーナが俺の腕に寄りかかってくる。柔らかい胸が当たって、つい「いい感触だな」と呟いてやった。彼女が顔を赤くして睨んでくるのがたまんねえ。


「最初の変異体ウルシウスだが……あれはこのあたりじゃ普通なのか?」


 カイラさんが鋭い目で聞いてくる。果物を摘まんで口に運びながら答えた。


「いえ、普通は生息してねえはずです」


 カイラさんが手を止めて真剣な顔で俺を見た。彼女が何かを知ってるのは間違いねえ。沈黙の後、静かに言った。


「そうか……私は三度目だ。それも全部この近辺でな」


 三度目ってことは、変異体と何度も戦ってるのか? 彼女が何を考えてるか分からねえが、ただの偶然じゃねえ気がする。食事を終え、テントで寝ることにした。ルーナはカイラさんに慣れてきて、食事中も少し笑ってた。焚き火の明かりで照らされた二人の顔が色っぽくて、心がざわつく。

 一つだけ問題があるとすればテントに三人で眠ることだった。テントの中ではなぜか俺が真ん中。左右にルーナとカイラさんだ。ルーナが俺の腕にしがみついてくるし、カイラさんは隣で体を寄せてくる。二人とも寝るために薄着で、柔らかい感触がたまんねえ。ルーナの胸が当たるたびドキドキするし、カイラさんの細い脚が俺の足に触れてくる。

 こんな状況で眠れるはずがない。俺は深呼吸をして心を落ち着かせた後に考える。どうしてここまでされて我慢する必要があるんだ、と。ルーナもカイラさんも美人で魅力的だ。特にカイラさんのエルフらしい美貌は目を引く。そんな彼女たちにこんな距離で近づかれたら、男なら誰だってそわそわするだろ。

結局、狭いテントの中でじゃれ合いながら眠りについた。二人とも近くにいるだけで十分満足だ。



名前: ゼファー

二つ名: 風刃の騎士

一人称: 俺

性別: 男性

年齢: 22歳

容姿: 短く整えられた黒髪、鋭く輝く青い瞳、シャープな顔立ち

体型: 高身長、スリムで引き締まった筋肉

身分: 貴族、騎士

職業: 騎士(戦術家)

武器種: ハルバート

武器: 風の力を宿したハルバート

属性: 風

趣味・特技: クラシック・民族音楽鑑賞、サラダ作り

好きな食べ物: 新鮮な野菜やハーブを使った料理

嫌いな食べ物: 甘いもの

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