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炎焔の鎧  作者: なとな
第7章 敵地
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第7章登場人物紹介③ 生死不明

■水の聖女ルーナ

 ルーナは、16歳の人間とエルフの血を引く少女であり、「水の聖女」として知られる。身長は158cmで、銀色の長いウェーブヘアと深海のような青い瞳を持つ。透き通るような白い肌と華奢な体型が相まって、神秘的な雰囲気を醸し出している。

 性格は静かで内向的だが、仲間に対する深い信頼と慈愛に満ちた優しさを持つ。特にアクイラに対しては絶大な信頼を寄せ、彼と出会ってからは一人で涙を流すことがなくなった。カイラやセリカとは親友であり、心の支えとなる関係を築いている。かつて両親を殺した仇・ドラコへの復讐を誓い、討伐に成功した過去を持つ。

 戦闘では水属性の魔法を操り、攻撃と回復の両方をこなすサポート型の戦闘員として活躍する。水珠を創造し、攻撃・防御に利用する「水珠創造スプリアクレクト」や、水の刃を槍状に変化させる「水刃槍化スプリカーグスペアフォルマ」などを駆使する。また、聖水魔法による浄化や回復、条件付きの完全蘇生も可能であり、夜になると魔力が増幅し、魔法の威力が上がるという特性を持つ。

 服装は水の聖女にふさわしいホワイト×水色のローブを纏い、寒冷地仕様の水色のロングコートを羽織る。下着は水色のシルク製のブラレットとショーツで、貴族の職人による特注品となっている。アクセサリーには魔力を増幅する水晶のピアスや、戦闘時に魔法を補助する蒼玉のペンダントを身に着ける。

 趣味は天体観測で、星を眺めながら物思いにふける時間を大切にしている。甘いものが好みで、特にフルーツタルトを好むが、濃すぎる味付けの料理を嫌う。

 かつては「幻想の巫女」として孤独な日々を過ごしていたが、両親の仇討ちを果たしたことで、聖女としての道を受け入れた。現在はカラスティアの都で聖女としての使命を果たしながら、新たな生活を歩んでいる。


■氷雪のクリスタラ

 氷雪のクリスタラは、アスカリ出身の上級傭兵ランクルビーであり、水の聖女の護衛を務める冷静沈着な戦士。高身長でスリムながらも引き締まった体躯を持ち、白銀のロングヘアと青白い瞳が氷のような冷たい印象を与える。

 戦闘時は氷属性の巨大な斧と強力な氷魔法を駆使し、冷静かつ計算された動きで敵を圧倒する。特に寒冷地での戦闘経験が豊富で、氷の結界を展開して仲間を守る技術にも長けている。

 服装は寒冷地仕様で、氷の結晶模様が輝くボディスーツにロングスカート、白銀のファー付きマントを纏う。下着は淡い青色の防寒性の高いシルク製で、繊細な氷の紋様が施されている。

 性格は寡黙で余計な感情を表に出さず、聖女への忠誠心が深い。戦闘では一切の躊躇がなく、的確な判断力で未来の特級傭兵ランクダイヤモンドとしての期待を集めている。趣味は雪山でのトレーニングや武器の作成で、アイスクリームを好む一方、熱い食べ物は苦手としている。


■宝石の妖精ジェンマ

 ジェンマ・ルビナは、エルフローナ島出身の妖精族の少女。16歳で小柄な体格ながら、地属性魔法と巨大な鎚を操る戦士として活躍する。燃えるような赤い髪と琥珀色の瞳を持ち、透き通るような白い肌が妖精らしい神秘的な雰囲気を醸し出す。

 服装は深紅を基調とし、ルビーを散りばめたシルクの下着や、魔力を込めた装飾が施された衣装を身にまとう。戦闘時には、魔力増幅の効果を持つルビーのピアスや指輪を活用し、地属性の宝石魔法を駆使して仲間を支援する。愛用の魔法鎚は強力な衝撃波を放ち、宝石魔法で敵を圧倒する。

 性格は明るく素直で、アクイラに対して忠誠を誓う誠実な性格を持つ。努力家であり、鍛冶や戦闘技術の向上に余念がない一方、食いしん坊な一面もあり、特に鶏肉料理が大好物。仲間との交流を大切にし、料理の腕前を振るうことも多い。

 妖精らしい可愛らしさと実力を兼ね備えたジェンマは、アクイラの力となることを誇りとし、仲間と共に戦い続ける。


■掃除屋リオニア

 掃除屋リオニアは、アルゲンテア伯爵家に仕えるメイドでありながら、中級傭兵としても活動する多才な女性。華奢で細身の体型ながら、芯の強さを感じさせる雰囲気を持つ。茶色のセミロングの髪をシンプルにまとめ、つり目気味の緑色の瞳には冷静さと深い信念が宿る。普段は穏やかな表情を浮かべるが、その内には揺るがぬ意志を秘めている。

 彼女のメイド服は黒を基調とした高級感のあるデザインで、機動性を考慮した膝上丈のスカートを採用。戦闘時でも動きやすい仕様となっている。下着には深緑のシルク製のブラジャーとショーツを身に着け、貴族のメイドらしく品位を重視。ガーターストッキングやシルバーの耳飾りなど、細部にもこだわりが見られる。

 性格は冷静沈着で、状況判断に優れ、感情を表に出すことは少ない。主に対する忠誠心は揺るがず、任務遂行のためなら手段を選ばないこともある策士的な一面を持つ。掃除好きで整理整頓が得意な彼女は、伯爵家の管理も任されるほどの信頼を得ている。また、精巧な彫刻技術を持ち、美しい作品を作る才能も持ち合わせている。

 戦闘では、仕込み刀付きの箒を武器に、機動力を活かした無駄のない戦闘スタイルを展開。地属性の魔法を操り、砂や土を駆使して敵を掃討する。冷徹な判断力と確実な動きで、戦場においても確かな実力を発揮する。

 肉料理を好み、野菜は必要最低限しか摂らない。戦闘と家事を両立し、常に完璧な仕事をこなす彼女は、戦力としても生活面でも頼れる存在である。


■地剣のテラ

 テラは、テミス聖王国出身の中級傭兵で、地属性の魔法を使いこなす戦士だ。

 赤い髪と鮮やかな黄色の瞳を持ち、鍛え上げられた体型で戦士らしい美しさを兼ね備えている。真面目で厳格な性格だが、内には優しさを秘め、仲間を支えることを大切にしている。かつてアクイラのパーティに所属していたが、彼への想いを断念して一度は離脱。しかし、再び彼の元へ戻る決意を固め、今度こそ愛されることを目指して成長を続けている。

 戦闘では、地の力を活かした剣技で防御力が高く、持久戦にも強い。戦況を冷静に判断し、仲間を支援する動きも得意だ。


■黒影花セリカ

 セリカはアスカリ・モルス伯爵領出身の初級傭兵で、メイドとしても活躍している。

 風属性の力を駆使し、箒を使って高速移動と視界を遮る技で戦場を駆け抜ける戦闘スタイルが特徴だ。

 外見は長い黒髪と紫色の瞳を持ち、華奢でしなやかな体型をしており、優雅な雰囲気を持ちながら内に強さを秘めている。

 性格は冷静で理知的、周囲への配慮を欠かさず、責任感が強い。アクイラの姉であり、先代水の聖女アクアリアに育てられ、家族や仲間を守る責任感を持つ。伯爵家では給仕や接客を得意とし、優雅さと強さを兼ね備えている。


■闇鎖闘士レクサ

 レクサはアスカリのモルス伯爵領出身の中級傭兵で、異名は「闇鎖闘士」。

 赤髪と黒瞳を持つ筋肉質な体型で、鎖や闇の力に関連した道具を常に携帯している。性格は自信家でクール、自由奔放で仕事にはあまり真面目に取り組まないが、戦闘ではその高い能力を発揮する。戦闘スタイルは鎖を駆使した技術と闇の力を使いこなし、相手に心理的なプレッシャーを与えつつ戦場を自在にコントロールする。

 心理学に優れており、戦闘中に相手の心理状態を読み取る能力を持つ。若い頃から闘技大会に出場し実力を証明し、現在はリヴァイアと共に戦場で経験を積んでいる。目標は戦闘技術の向上と闇の力を極めること。魔族領についても精通している。


■煌姫リヴァイア

 リヴァイア・グロリアヌスはリヴァルディア公国の第二公女で、銃士として活躍する15歳の少女。

 金髪で優雅に整えられた髪と、赤い瞳が情熱と冷静さを感じさせる。肌は白く妖艶で高貴な印象を与え、しなやかで優雅な体型を持つ。服装は白と金を基調にしたシルクのブラウスと金色のフレアスカート、細かい金の装飾が施された軽い鎧を着用。

 戦闘ではサポート弾を使い、精密な射撃で戦局を有利に導く。冷静で理知的な判断力を持ち、戦闘においては高い忠誠心と責任感を発揮する。家族や国への忠誠心も強く、目標達成のために日々努力を惜しまない。

 趣味はショッピングと絵画で、チョコレートが好物。戦闘のパートナーであるレクサには真剣に取り組むことを期待している。


■地の聖女ベラトリックス

 ベラトリックス・アルベリスはテミス聖王国出身の20歳で、地属性魔法使いであり聖女として活躍している。「地の聖女」として知られ、穏やかで思慮深く、感受性豊かな性格だが、必要な時には堂々とした態度を見せる。彼女は仲間を守ることを最も大切にしており、忠義心が強い。

 地属性魔法や聖なる回復魔法を使いこなし、植物育成や土・岩の操縦、ゴーレムの生成を行う。後方支援が主な役割だが、美しく優雅な槍術も得意で、戦闘においては地属性魔法と槍を駆使する。

 自然との調和を重視し、ガーデニングや薬草栽培を趣味とし、育てた植物で料理やハーブティーを楽しむ。恩義を感じているアクイラには祝福の証を託し、彼の聖王の道を導こうとしている。


■波濤の影忍ネレイド

 ネレイドはネルヴァ隠れ里出身の22歳で、波濤の影忍として活躍する水属性の使い手。冷静沈着で計算高く、感情を表に出さない理性的な性格だが、内に強い信念と情熱を秘めている。

 しなやかな体型で高身長、青いショートボブと深い青色の瞳が特徴的。日焼けした肌は訓練の成果を物語る。

 戦闘では水を操る能力を駆使し、かぎ爪を使った戦闘や隠密行動で素早く正確に任務を遂行する。特に水中での戦闘においてはその能力を最大限に発揮する。

 趣味は水泳と彫刻で、水をテーマにした精密な作品を作ることが好き。シーフードが好物で、油っこい食事は苦手。アクイラとは良き友人関係にあり、親しい間柄を築いている。


■獅子の戦士レグルス

 獅子の戦士レグルスは26歳の上級傭兵で、レオノリアの貴族出身。

 赤髪に黒瞳、筋肉隆々の体型で、戦場ではその力強さを一目で感じさせる。

 火属性の剣を使い、炎の力を宿した攻撃で敵を圧倒するアグレッシブな戦闘スタイルを得意とする。

 魔獣にされるという辛い経験を経て、ルーナの力で人間に戻り、その経験から新たな強さと不屈の精神を得た。自信に満ち、勇敢で情熱的な性格だが、仲間や愛する人々には繊細で思いやり深い。恋人のマーレアへの深い想いが彼の情熱をさらに強め、戦士としての成長を誓っている。ピザ作りや弦楽器の演奏が得意で、仲間と共に楽しいひと時を過ごすことが好き。戦士として更なる強さを目指し、成長を誓う彼の人間的な側面は戦場でも輝く。


■海銃のミズキ

 ミズキはエルフの森の戦士であり、海銃を使いこなす達人だ。森姫カイラのひ孫として、誇り高い血筋を持ち、冷静で慎重な性格が特徴だ。ナルシストで自分の戦闘能力に誇りを持ち、どんな状況でも感情を表に出さず冷静に戦況を分析する。彼女の戦術的判断力と柔軟性は、どんな環境でも活躍できる強みとなっている。

 その外見は、銀髪と海色の瞳が特徴的で、華奢で引き締まった体型をしている。健康的な肌色が透けるように白く、まるで水を感じさせる美しさを持っている。戦闘時にはその外見と戦闘スタイルが海の属性を感じさせるエレガントで機能的な服装を身に着ける。

 戦闘能力においては、水中戦の能力が非常に高く、銃撃技術にも秀でている。冷徹な判断力を持ち、常に戦況を見極め最善の行動を選ぶことができる。戦場では、どんな環境でもその能力を遺憾なく発揮し、頼りにされる存在だ。

 趣味としては、水泳を好み、水と親しむことに喜びを感じる。また、工芸にも興味を持ち、繊細な作品を作る技術もある。シーフードが好きだが、苦い食べ物は苦手だ。彼女は戦闘以外でも自分の技術を高めることに余念がない。

 森姫カイラの血を引く者として、戦術的な冷静さと高い能力で仲間を守ることを使命としている。どんな状況でも自己の能力を最大限に活かし、冷静に戦い続けるミズキは、戦場で信頼される重要な存在だ。


■毒剣のユウキ

 ユウキはエルフの森出身の戦士であり、名を轟かせる毒剣の使い手だ。筋肉質な体つきと銀髪、灰色の瞳を持ち、その容姿からは想像できないほどの戦闘力を誇る。戦闘中でも冷静さを保ちながら、長剣を巧みに操り、毒の魔法を駆使して敵を圧倒する。剣技と魔法のコンビネーションは非常に強力で、戦場ではその名が響き渡り、恐怖の対象となる。

 ユウキの戦闘スタイルは、冷徹で計算されたものだ。戦況を常に冷静に見極め、敵に恐怖を与える力を発揮する。その強さに絶対的な自信を持ち、戦闘において圧倒的な力を発揮することに誇りを持つ。

 性格はナルシストで、自分の強さに対する絶対的な誇りを持っている。戦闘中でも感情を抑え、冷静に戦う姿勢を崩さない。読書や彫刻を趣味とし、チーズが好物だが甘いものは苦手だ。

 戦闘能力においては、毒剣と毒魔法を巧みに使いこなし、その能力を駆使して戦う。その実力は常に一目置かれ、戦場では高く評価される存在だ。


■鋼腕のイグニス

 鋼腕イグニスは21歳で、イグナロの戦士の村出身。

 身長約190cmの筋骨隆々とした体格で、上半身は鋼のように硬く、赤い髪と金色の瞳が印象的。

 戦闘では冷静な判断力を発揮し、戦術や連携を重視。素手で戦い、地属性のエネルギーを込めた「鋼の拳」で岩を砕く力を持つ。広範囲攻撃として砂金を使う魔法を操る。

 攻撃的でありながら仲間を守ることを最優先し、自己犠牲も厭わない。リーダーシップが群を抜いており、仲間から深い尊敬を受けている。戦闘に対して情熱的で、強者との戦いに喜びを感じる一方、無駄な争いには加わらない。趣味は釣りで静かなひとときを大切にし、高たんぱくなステーキを好む。

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