【どうやら】吸血鬼がいないらしい【EEOには】2スレ目1
1:シャーロット
そんなわけで、すぐ建てた
続きやってく
2:タマゴ探索者
ほんとにすぐ立ったwww
3:タマゴ探索者
続き、はよ
バンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
4:シャーロット
とりあえず、
【船を見に行った時のことを聞く】
【黒い犬と遭遇した時の話を聞く】
【首の傷について聞く】
【何も聞かない】
上から順番に聞いてく
5:タマゴ探索者
まずは、船を見に行った時のことか
6:タマゴ探索者
首の傷が気になりすぎてる件
7:タマゴ探索者
>>6
わかる
8:タマゴ探索者
>>6
(σ゜∀゜)σそれなッッ!!!
9:タマゴ探索者
どこで吸血鬼に美味しく頂かれたのか、早く聞いて欲しい
10:シャーロット
選択肢選んだら、ルチルが語り出した
「あの日は、前日までの嵐が嘘のように晴れていたんです。
それで、ミーナ(マリーのこと)と一緒に散歩に出かけたんです。
ミーナにもどこにどんなお店があるのか紹介したかったんです」
ここでマリーが口を挟んだ
「ルチルの家にお邪魔した当日から、嵐がやって来て外に出られなくなってしまって」
「まるで世界の終わりなんじゃないかってくらい、風が荒れ狂い、雨が窓を叩きつけていたんです。
でも、あの日は本当に快晴で。
あんな風に空が荒れ狂っていたのが嘘のように晴れていたんです。
そんなわけで、二人で早速散歩に出かけました。
外に出ると、他の方々が港の方を見ながら何やら話をしていて。
嫌でもその内容が耳に届きました」
そこでルチルは、同意を得るようにマリーを見た
マリーはマリーでウンウン頷いて、
「幽霊船が港にきた、って大人も子供も大騒ぎしてたんです。
その声にまるで導かれるかのように、港に足を向けました。
実際、噂の船を目にしましたら、そう言ってしまうくらい船がボロボロでした」
そう言ってきた
続いてルチルが、
「そうそう!
まるで子供の頃に聞いた海を彷徨う幽霊船そのもので、驚いたのよね」
やっぱり楽しげにそう言った
11:シャーロット
二人の会話は、まだ続くな
「ルチルったら、本当に小さな子供みたいにはしゃいじゃって。
もっと近くで観ましょうって言って、私の腕をグイグイ引っ張ったんです。
あやうく転びそうになっちゃって」
「ごめんなさいね。
でも、こんなこと言っちゃうと亡くなった方がいるから不謹慎だけれど、胸の高鳴りがとまらなくなってしまって」
そう語るルチルの様子が、なんていうか恍惚としてて違和感があってさ
その様子はそう、まるで……
ここで思わず、俺は口を挟んだ
「あの、ボロボロになった難破船を見て怖いとはおもわなかったんですか?」
マリーとルチルは二人同時に俺を見て
ルチルは首をフルフルと横に振った
その顔は暗いとは真逆で、やっぱり恍惚と幸せな夢に浮かされてるみたいで
それを見ていたマリーは、苦笑した
でも、やっぱりマリーの表情は暗かった
12:シャーロット
ルチルは怖くなかった理由をこう語った
「たぶん、どこか物語めいた光景に見えたからでしょうねぇ」
でも、なんだろう、ルチルは母親のことをチラチラ見ながら言葉を選んでる風だった
ここで、話は終わった
13:タマゴ探索者
次の選択肢は、【黒い犬と遭遇した時の話を聞く】か
14:タマゴ探索者
(*・ω・*)wkwk
15:シャーロット
>>13
選んだ
マリーの表情がいっとう暗くなった
そんなことに気づかずに、むしろテンション爆アゲになったらしくてルチルはその時のことを語ってくれた
ルチルの母親をみたら、マリー以上に暗い表情というかなんて言うんだろ
苦々しい表情をしていた
16:タマゴ探索者
苦々しい?
17:スー
そりゃ、自分の娘がまるで船や犬に恋してるような顔してたらなぁ
ドン引くだろ
18:タマゴ探索者
船や犬に恋?
19:タマゴ探索者
え、元ネタのルーシーって人って、特殊性癖持ちだったん?
20:シャーロット
いや、これはゲームオリジナルだよ
元ネタの方は貞淑な淑女だったし
書かれた時代が時代だから、結婚したら家に入ってそこを守るって描写が出てくる
ふつうに出てくる
21:スー
他にも、これはミナ・ハーカーのことだけど
彼女の行動力とか知性を褒め称える場面で、これでもかってくらい【男のそれと遜色ない】とか【男のように】って描写が出てくるしな
22:タマゴ探索者
男尊女卑の描写かぁ
苦手なんだよなぁ
23:シャーロット
まぁ、価値観が今と違いすぎるし
あくまでミナのことをSUGEEEEEEEって言いたい場面ってこと
24:タマゴ探索者
ヒロインageでSUGEEEEEEEする場面描写ってことか
25:スー
まぁ、元ネタとは違うってこと
さっきも書いたけど、ルチルはまるで船や、黒い犬の話をふったら
恋する乙女が、手の届かない貴人について語らうような顔をしているんだよ
26:タマゴ探索者
恋、ねぇ
27:タマゴ探索者
まさか、吸血鬼に魅入られてるとかじゃないよな?
28:シャーロット
さて、どうだろう?
黒い犬の話については、ルチルはこう語ってくれた
「港の端から難破船をみたら、もうちょっと近くで見たくなってしまって。
さらに船へ近づこうとしたんです。
でも船では人が亡くなっていましたので、立ち入り禁止の立て札と、見張り役の人が立っていて、すぐ近くで見ることは叶わないとは思いました。
でも、もう少し、なるべく近くで観たいと思って人混みの中をマリーの手を取ってずんずんと進んで行ったんです。
そしたら、その人混みの中からいきなり大きな犬が現れました」
この時のルチルの表情については、スーの描写がわかりやすいからそれで想像してくれ
ただ俺個人の見た印象だと、黒い犬が現れた時のことを話すルチルの表情は、恋する乙女というより
ヒーローショーで特撮ヒーローが現れたときに子供が浮かべるそれに見えた
ワクワクとドキドキ、そんな感情があったように見えた
29:タマゴ探索者
φ(゜Д゜ )フムフム…
30:シャーロット
ルチルの語りは熱を帯びていったんだが
ルチルの母親は、もう話をやめて欲しそうな顔をしていた
マリーは暗く、複雑そうな顔をしていた
ルチルの母親とマリーは、何か言いたそうな顔でルチルを見たけど
ルチルは黒い犬のことを話すのに夢中で気づいていないようだった
「黒い犬は、人混みを避けようとして跳躍したらしく、でも距離が足りなかったのか、私の前に降り立ったの。
私、とても驚いてしまって。
私だけじゃなくて、周囲にいた人たちも同じように尻もちをついていたの。
私やほかの人たちが呆然としていると、船の方から、犬が逃げたぞって男の人たちが大声で叫びました。
そしたらその黒い犬はたちまちその場から去ってしまいました。
でも、今思い出しても心が踊るわ。
あんな気高い美しい犬は見たことないもの。
黒銀の毛並み、血のように赤い瞳……。
あぁ、本当に美しかった」
うん、音声付きだから言えるけど
最後は本当に恋をしてる様な、熱に浮かされてるような言い方だった
ここで、マリーが止めにはいった
「ルチル、あの犬はきっととても恐ろしい生き物よ。
貴女に怪我が無くて良かったけど。
関わっちゃいけないと思うわ」
マリーの言葉にルチルは、叱られた小さな子供みたいに頬を膨らませた
ルチルの母親も、
「そうですよ」
って言って窘めた
ここでこの話題は終わりだった
31:タマゴ探索者
んー、たしかに魅入られてるなぁ
32:パイルバンカーニキ
へぇ、【綺麗なお姉ちゃん】には、こんな事情があったのかぁ
33:タマゴ探索者
んじゃ、次が最後の選択肢か
34:シャーロット
【首の傷について聞く】を選んで、と
35:パイルバンカーニキ
( ˙꒳˙ )oh......
マリーとルチルの母親の態度が一変した
つーか、表情が怖い
36:スー
ワクワクするなぁ
37:シャーロット
選択肢を選んだら、ルチルが幸せそうに微笑んで、
「あら、いやだ。
私ったらはしたないものを見せてしまって」
って言って、顔を赤らめた
うーん、大当たりかなぁ?
38:タマゴ探索者
確実にルチルの方がその傷をつけた相手に惚れてそう
39:タマゴ探索者
一目惚れかな?
40:タマゴ探索者
その後のルチルのセリフ(ノシ'ω')ノシはよはよ
41:タマゴ探索者
そうだそうだ!
1番大事なとこだろ!
バン はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
42:シャーロット
いやぁ、それがさ
ルチルの母親が、娘にそれ以上話させないようにこういってきたんだ
「あら、もうこんな時間!」
それにマリーも合わせるようにして、
「まぁ、ほんと!
楽しい時間って、本当に過ぎるのが早いわ!」
なんて言って会話を終わらせたんだ
そのタイミングでデザートが運ばれてきた
芸が細かいなぁ
まぁ、ここでこの話は終わった
で、また選択肢が出た
これ書きながら、いま選択肢2周目やってみてるけど
同じ内容が繰り返されてるだけだな
43:タマゴ探索者
えー、じゃあ、ここで終わり?
44:パイルバンカーニキ
そうみたいだ
俺も俺で選択肢の周回やり始めてるが
同じ内容だ
45:タマゴ探索者
1番肝心なとこだろうに
46:シャーロット
とりあえず、【何も聞かない】を選んで、と
……ん?
これは