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録音とまさかの来訪者 2

 そんな僕に月夜は気付くこともなく、話を続けた。


 「蓮、こうして私がメジャーデビューできるようになったのも蓮が私を歌い手の世界に誘ってくれたからだよ!だからね、蓮には直接お礼を言いたくって」


 「だから今日来たんだね」


 「うん!でもなんだか蓮、疲れてるね?」


 「いや、まあ今日はたまたまさっきまで録音とMIXをしてたからさ」


 「へー!そうなの?……聞かせてもらえたりは」


 「しないよ?むしろなんで聞かせると?」


 「えー!?聞かせてくれないの!?」


 「いや、聞きたいならQtubeに投稿する予定だからそっちで聞いて?」


 「むー、仕方ないなぁ。でもせめて投稿する曲が何かだけでも教えてくれない?」


 「そのくらいはいっか。Supercellさんの『メルト』を投稿するよ」


 「メルト!でも珍しいね」


 「なにが?」


 「蓮がそういう恋の歌を歌うなんて」


 「そう?」


 「うん、いつもロック系の歌出してるのに」


 「いつもって、月夜なんで知ってんの?」


 「それはいつも投稿してるの聞いてるから……なんでもない!!でもほんと、どうして急にメルト?」


 「あー、それは僕の投稿をいつも1番に聞いてくれてる人のリクエストだったからね」


 「……ふーん?そーですかー、ふーん」


 「………?何かあった?」


 「なーんでも?まあ今日蓮に伝えたいことは伝えられたし、私は帰るね!」


 「うん、わかった。あのさ、次から来るときは連絡してくれると助かるかな」


 「それはそうだね!気をつけるね!!また連絡するから!!!」


 「またね、月夜」


 こうして月夜は嵐のように去っていった。僕は嵐のように来た月夜のおかげで眠気が覚めてしまったので、MVに歌を合わせる作業をして投稿の準備を終わらせた。そして、Connectに今日の21時に投稿することをコメントして、Qtubeに予約投稿を設定して他の歌い手さんの曲の聞きまわりをして投稿までの時間を過ごした。そして21時……メルトが投稿された。先にConnectに投稿していたので、間もなくリクエストをしてくれたるなさんのコメントが付いた。でもそれはいつもとは違うものだった。


【え?今回の歌声すごすぎる……今までも良かったんだけどそんなレベルじゃない】


 そのコメントを見た僕は普通に嬉しかったんだけど、嬉しい気持ちで眠った僕を次の日に待っていたのは想像もしていないことだった。

自分が歌に関わることをしているからなのか知らないけれどとても捗ってます。でも駄文でごめんなさい!!!!

この作品がいいなと思っていただけたら評価や感想のほどよろしくお願いしますm(_ _)m

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