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はじまりの歌

 君が好きだ。どうしようもないくらいに、君が好きなんだ。でも知ってるんだ。君の気持ちは僕に向いてないことは。だからといってこの気持ちを捨てることなんてできるわけもない。だから僕は今日も歌を歌い続ける。この気持ちを伝えたいただ1人のあなたのために…………


 これはそんなどこにでもいる歌い手のありふれた物語



 『今話題の歌い手、ツクヨミに迫る!!!』



 いつもどおりの日常を過ごしていた夜のこと、ふと見ていたスマホに出ていた記事を僕は、複雑な思いで見ていた。


 (ツクヨミ……僕の片思い相手であり、幼馴染。いつの間に、こんなに差がついちゃったのかなぁ)


 僕と歌い手のツクヨミは、家が隣同士の幼馴染で、歌い手としての活動を始めたのもお互い同じタイミングだった。でも僕と違ってツクヨミは人気歌い手の道を駆け上がっていき、僕なんかとは比べ物にならないステージに行ってしまった。なので、ここ1、2年彼女とはろくに連絡も取れていない。せいぜい誕生日のメッセージくらいだ。

 まあ、そんなことはいいんだけどそんな彼女の記事を見ながら僕は次に投稿する歌を考えていた。僕の歌ってみたは、いつも多くても1000回再生行くか行かないかくらいで駆け出しの歌い手の域を出られないままもう3年の月日が経っていた。それでも続けられるのにはわけがあって、いつも僕の投稿に一番最初にコメントをくれる人がいるから。今の僕はその人に聞いてもらうのをモチベーションに歌っていると言っても過言ではない。そこで僕は、いつもの感謝をこめてその人の聞きたい歌を歌うことに決めて、最近話題のSNS、『Connect』を開いてその人のアイコンをタップした。


【るなさん、こんばんは】


【レンさん!】


レンっていうのが僕の歌い手としての活動名で、るなさんがいつも聞いてくれている人。


【次に出す歌ってみたなんですけど、るなさんが聞きたい歌を歌おうかなと思っていて……】


【私が聞きたい歌……ですか?うーん、なんでしょう】


【何でも歌いますよ!】


【……あ、1つありました!ボーカロイドになるんですけどSupercellさんの『メルト』ってどうでしょうか?】


【メルトだね!わかった、歌うから待っててね】


【ありがとうございます!!!】


 こうして、僕の次の歌う曲が決まった。この時はこの曲で僕の未来が変わるなんて思ってもいなかった。

新作です!!

すごく駄文となってしまうことご了承ください!!

また、この作品がいいなと思っていただいたら評価や感想のほどよろしくお願いしますm(_ _)m

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