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今夜は勝負パンツ・・⑤

 宿屋を出て待ち合わせ場所に向かい始めたものの、まだ3時間以上あるな……さすがに早すぎる。

 軽く食べるのは絶対違うし、なんか飲み物でも飲むか、それとも一旦宿屋にまた戻るべきだろうか。

 自室でじっと夜まで待てる気しねぇ……ん?



「ダンジョン都市マッネーの新たな名物! カジノ【チョデールユーロン】がオープンしましたぁ!」


「ただいまサービス期間中につき、チップとドゥルルの交換率は等価となっておりまーす! 期間が終了したらもちろん等価じゃなくなっちゃいますよ~」


「初心者の方も安心! ウサッギー衣装の女の子が優しく説明しておりまーす」


 へぇ……この街にもカジノできたのか……領主でも変わったかな?前の領主は昔ながらの頑固なオヤジって感じだったし。


 カジノ……カジノなぁ……負けるイメージしかないしな……無駄遣いの極致……


 カジノ…………カジノ……?


 時間もあるし、アリだな?


 普段なら絶対入らないであろう場所へ突入するカズヒトであった。


 この後のチャリーンちゃんとのデート(断じてデートとは言われていないのだが)を前にして、舞い上がってハイテンションになっているカズヒトには怖いもの無し状態である。


 歓迎の言葉をかけてくるウサーギちゃん。


 は、いいとして、さて何で遊ぶか……


「どうぞー、ご自由にお取りください。」


「ありがとう」


 無料でドリンクがもらえるのか。サービスいいな。


 爽やかなレモニンの香りがする甘い飲み物だった。なかなか美味しい。


 入口付近に備え付けのフカフカに座って、ドリンクを飲みながら周りを見物する。


 ポーカーとかルーレットはなんとなく分かるな。


 でもやっぱあの派手に光るスロットマシンが気になるところ。

 お、説明書が置いてある。自由に読んでいいんだよな……?

 他にも自由に手に取って読んでは戻してる人がいる……うん、いいみたいだな。


 何々……ふむふむ。なるほど。まとめると、


 ・コインは1枚1000ドゥルル。ギルドカードを持ってて、ギルドに預けてる所持金があれば、スロットマシンの横に投入してボタンを押すだけで自動で引き落として払い出し可能

 ・50枚ずつ交換、払い出し可能(=最小で5万ってこと)

 ・スロットは1回転するのに3枚必要なので、毎回3000ドゥルルかかる。

 ・換金する場合は1回交換所に持っていき、現金に変える必要がある


 こんな感じか。他の人が遊んでるのも見る限り、メダルを3枚入れてレバーを叩いてボタンを3つ押すのが1セットっぽいな。


 色々あってどれがいいか迷うな。台のルールがよくわからないのがなぁ。んんん!?こ、これにしよう!

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