第一幕
「あっはっはっはっはっはwwwwwwww」
やっこがお腹を抱えて大爆笑をしている
まぁ何が起きているのかというと
使い魔の召喚には成功した。…のだが
俺の周りには12匹のビーバーがいた。
サイズは小さいが、そうまるであのときのようなやつだ。
ほんとは青龍やら不死鳥みたいなのを召喚しようと思ったんだが一応監視目的だしあんまり目立たないやつがいいなと思ってたらふと浮かんだのがビーバーだった。
それでも魔女は凄く驚いていた。
「一度にこんな大量に呼び出せるなんてあんたやっぱ神だったんだね、あたしでもこんなの無理だよ」
嬉しいやらなんやら複雑な心境だった。
やっこはまだ笑っていてまともに話せそうもない
幸いビーバー達はそれなりに有能で色々と仕事をこなしてくれている
使い魔は思ったより便利で俺が意識を繋げようと思えば彼らを自由に動かせるし視界の共有も出来るようだった
もちろん足が棒なんてこともない
一応言語学習も出来るようで最初は鳴いているだけだったが今はある程度喋れるようになっている。
ていうかあんな鳴き声だったんだな
なんとなくで叫んでごめんやで
「く、くるしいwwしぬwww」
「そんな笑わなくてもよくね…」
「いやだってwwwもうムリwww」
「精神分析(物理)振るぞごらあ」
「www」
やっこはいつかちゃんとシメる。決めた
とりあえずもうほっといて出来上がっていた聖剣に魔力をいれることにした。
「チョベリバの対だしチョベリグだなお前は」
そうして出来上がった聖剣は魔剣に負けず劣らずのギャルであった。
もう意味がわからん。
聖剣には俺らの話を聞かれても困るので魔剣と一緒にとりあえず隔離しているのだが
とてもうるさい。
こんなんで勇者育てるとか上手くいくんだろうか






