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異世界ヴァンパイア  作者: 霧露 雫霞
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剣と魔法の異世界5

「ああ、そうだ。隣の部屋の中はゴミだから、入らない方がいいぞ」


ゴミなの?汚部屋じゃなくて既にゴミなの?どんな部屋だ。


「あーゆう部屋の方が落ち着くらしいんだ、彼女は」


ふーん。綺麗好きな俺に掃除をするなと。


「掃除なんてしたら彼女にぶん殴られるからやめときな。私は言ったからな。まあその部屋は自由に使ってくれ。くれぐれも隣の部屋へは入らないように。ショッキングだから」


隣の部屋ねぇ……。

じゃあちょっと覗いてみよう。

ドアを開けるとそこには……!


「……。」


絶句してしまった。

たしかに、これは部屋じゃない。ゴミの山ですらない。これは、ゴミだ。

って言うぐらいの惨状が、そこには広がっていた。

描写すら難しいよ、これ。


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