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ゆるふわすとーりー  作者: 瑠璃
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らいおんさん

次の朝、まだ殺戮は終わらなかった。


誰が殺されたのかもわからないくらいぐちゃぐちゃにされたお肉が落ちていた。

ハエがたかっていて蛆虫がうごめいている。


らいおんさんは困っていた。

誰が殺されたかわからないと犯人も特定できない、と言って。


村人だちは今日も投票をしようと言い出した。

実はらいおんさんが犯人なんじゃないかという噂がたっていて、自分が殺されないために投票をして自分以外の動物たちを殺そうとしているらしい。噂だけど。


村人たちはみんな投票用紙に"ライオン"と書いた。

なのにらいおんさんはこう言った。


「今日処刑されるのは人間の男だ。」

この村には人間の男はボクのパパしかいない。

もちろん"投票数が多いのはライオンだ"と知っている村人たちは今日、らいおんさんを処刑することにした。


らいおんさんを後ろから石で殴り火で炙りたてがみを乱暴に毟りとり目をくり抜き四肢を折る。


みんなの受けた苦しみを味わえ。

村人たちはその気持ちでいっぱいだった。

でもらいおんさんは

「俺はやってない」「殺されるのが嫌で人間を処刑対象にしようとしたんだ」「悪かった。犯人をみんなで探そう」と必死に訴えかけた。


でも届かない。


らいおんさんは首を切られると静かになった。


ふふふ。

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