十二話~かませ程名前が凄い物はない~
問、以下の言葉を日本語に直せ
компјутер има исцелен
「なっ! ルイスがあの小娘に殺されてるぞ!」
「こ、殺しに行くぞ!」
ボクがさっきの人を殺したのに気付いたのか外に居た全員である三人でこっちに走ってきた。
ああ、やっぱり気付くか、でも、あの威力の有る剣? があるんだから楽勝じゃないかい? まあ、慢心すると簡単に殺されちゃうと思うから、本気でやるけど。
「な、なんだあいつ! 腕から剣が生えてるぞ!」
中年のおっちゃん騎士(仮称)が叫びながらこちらに向かってきた。
ああ、この驚き方はこのファンタジーな世界でも、こんな格好をしている人は少ないか、居ないのか。まあ、居たら怖すぎでしょ。
「うるさいなぁ」
ドンッ
「う、な、何だ、ち、血が止まらねぇ!」
ボクは何やら叫んでいたおっちゃん騎士(仮称)に向かって、EL-ファングを撃った。勿論おっちゃん騎士(仮称)は銃、と言う存在を知らないため体で受け止め、そのまま鎧を貫通し、おっちゃん騎士は崩れ落ちた。
「なっ! あの、剣鬼と呼ばれたラインハルトさんが一撃でやられるだと! 小娘! 何をしたんだ!」
次にこちらに向かってきたのは、さっきのおっちゃん騎士(仮称)とは親子でも通りそうな程、年が離れていそうな若者だった。
ていうか、おっちゃん騎士はラインハルトって名前なんだね。剣鬼っていう渾名もあるみたいだし、結構凄い人だったのかな? 見た目が何処にでも居そうな面倒見の良いおっちゃんみたいな感じだから、そこまで凄いとは思えないけどね。
てか、片手じゃ絶対に弾を込められないなぁ、前込めだから、こういうのって前世だと、
マスケット銃って言うんだったっけ? あれ? マスケット銃って、火縄銃のことだっけ? まあ、良いや。でも、弾の事は次回までに考えておかないとね。まあ、両腕剣でもいいんじゃないかなって、思ってたりするけど。
「ほ、報告を、だ、誰かに報告をして対策を練ってもらおう」
そういって、最後の一人はボクに背中を向け逃げようとした。
ボク自身も銃に弾を込められず近接戦闘をする為に、最後の一人に近寄った。
ていうか、この人は馬鹿なんじゃないのかなぁ? 脱走兵の振りをして指揮官のところへ行けばいいのに、何で敵の居るところで態々言うのかなぁ?
「ひ、ひぃ! く、くるなぁ!」
サッ
怯えている騎士の首を狙い腕を横に振った。
当然、腰の引けている騎士はそれに対応できるはずも無く、首はとられた。
「あ、そう言えば、この人を脅して情報を聞き出せば良かったよ。案外ボクも馬鹿だね」
そうおちゃらけながら、ボクは門? 外壁? 防壁? の中に入っていった。
~影華、活動報告~
う、う~ん、フェルちゃんの心配するようなことは絶対に起きないでしょ、こんなの! まあ、私をつけたことによって、彼女が機械種なのかもしれない……まあ、少なくとも人族ではないって事が分かったから良かったのかな?
でも、あんな人畜無害そうな女の子が騎士を何人も屠れるって、ギャップが凄すぎるでしょ
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答、pcが治癒しました。
ってことで、pcが復活しました! データとか色々吹っ飛びましたが(泣)




