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コントロール  作者: うえのきくの
8/24

8◆有村未央

 


 5月の終わりには球技大会がある。

 走ったり登ったりさえ人並みにできないのに、そのうえ更にボールまで扱えというのは、如何なものだろう?

 卓球、バレーボール、バスケットボール、サッカー(女子はソフトボール)の中からひとつに必ず出なくちゃならなくて、控えの選手も必ず1セット(又はハーフ)以上は出場しなくてはいけない。

 私はバレーボールを選んだ。 あんまり走んなくていいし、ラケットで小さい球を打ち返すなんてことできるわけない。 20分も走り続ける事なんて夢のまた夢だ。

 そして、そんなポンコツの私でも、今年行なわれる行事に対しては、勝利に貪欲であるわけで。 出来ればある程度の活躍をして、チームに貢献したい。願わくば優勝を先生に届けてあげたい。

 学校行事でこんなに熱くなる私を、私は知らない。


 あの時先生に言った『人を好きだという気持ちで世界は回っている』というのはそういうことだ。

 会いたい人が一人もいないなら、話したい人が一人もいないなら、大切な人が一人もいないなら。 世界は色を無くして止まってしまうだろう。権力や富にだけに喜びを感じるつまらない世界になるだろう。

 そばにいて、手を伸ばせば触れられて思いが通じあっていれば、それほど素晴らしいことはない。 でも、そうじゃなくても。 その人の健康を願うこと、美味しいものが食べられるようにと思うこと。 できれば笑っていてくれるようにと祈ること。

 それだけで世界はこんなにきれいに見える。

 こんな小さな世界のたかだか球技大会でも、誰かが大切だという気持ちを含んだだけで、意味さえ違うものになってしまう。


 さて。

 結子ちゃんはバドミントン部、汐里ちゃんはテニス部で二人とも卓球にエントリーしている。 中村くんはバスケに出場する。 「背が高い枠」と本人は言っていた。 バスケ部と並んでも見劣りしなかったから、確かに高い。

 バレーボールチームには仲のいい子はいない。 私は一体、誰に教えて貰うと優勝できるんでしょう……?


 放課後の教室に男の子がひとり。 2年の時もクラスが一緒だった、確か笹島くん。 彼は確かバレー部だったのでは?怪我して辞めた……っけ?

 そう言えば松葉杖で登校してたような記憶がある。


「あの、笹島くん。実はお願いがあるんだけど……」

「…何?」

 何度も言うけど、私は人見知りだ。 ヘタレで根性なしで打たれ弱い。 そのうえこのお願いは、笹島くんを傷つけてしまうかも知れない。

「あのね、私にバレーボールを教えて欲しいの!」

 ……………あ。やっぱり。 笹島くん、恐い顔。


「有村さぁ、2年の時同じクラスじゃなかったっけ?」

「ハイ、そうでした」

「じゃあ、俺が怪我してバレー辞めたの知ってるよね」

「ハイ、知ってます」

「じゃあなんで、そんなこと言えるの?鬼?」

 予想以上の応戦に、私はギリギリ堪えた涙を絶対こぼさないように、最後のお願いをする。

「3年生で……最後だから、優勝したいの。笹島くんが教えてくれれば近づけると思って。こんなに頑張りたいって思ったことなくて、勝ちたいって思ったことなくて」

 眼球に力の限りを込めて見開く。 泣いたら負けだと思う。 それは自分の勝手で人に嫌なことを強いろうとしている人が一番やっちゃダメなことだと思うから。

「笹島くん、一緒に優勝しよう」


 何度も何度も言うけど私は友達も少なくて、こんなに一生懸命になるタイプではない。 去年一緒だった笹島くんもそのあたりはわかっているだろう。

 どちらかと言えば球技大会だろうが文化祭だろうが決められたことには文句は言わないけれど積極的に委員になったり手伝ったりするタイプではなかった。 いればいたで何かするし邪魔にもならないけど、いなかったところで別に大きな問題ではない生徒。 それが去年の私だった。


「俺が教えたって優勝なんてできないよ?」

「それでもいい」

「俺、厳しいよ?」

「が、頑張る」

「優勝できなかったらマック食い放題でも?」

「うぐっ……そんなご心配は無用です」

 あまりのしつこさにか笹島くんは天井を見上げて大きく息をはいた。

 

「……ジャージに着替えてこいよ。お前ドンクサそうだから、使い物になるまで、時間かかりそうだし、今日から特訓な?」

 そして笹島くんはニヤリと笑った。 あっけにとられる私をおいて教室を出ようとしたので、つい前のめりに叫ぶような声をあげる。

「どっ、どこ行けばいい?!」

「体育館。バレー部の隅っこ借りっから」

「ハイっ!!」

 私はジャージを引っ付かんで更衣室へ走る。 我慢しきって己に勝った涙はゴシゴシ手の甲で擦った。


「………お前、ほんっとに運動神経ぶちキレてんな?何そのボンクラさ?ボケ?ボケとかいらないんだけど!?」

「ス……イマ、セ……ン、でも……がんば、ります」

「はぁーっ。もーちょっと何とかなるかと思ったけど、無理じゃね?」

「最後までわかんない!頑張らせ、て!」

「…………」

 私たちは体育館の隅っこでボールをパスする練習をしていたのだけれど、笹島くんもそりゃ呆れるほどのヘッポコさ。 取り合えず真正面から来るボールに触れるところまでいったので、第2段階と、笹島くんはボールを左右に振りだした。 そのとたんにこれだ。

 どんくさい私はボールに追い付くので精一杯。 指先で触れることすらできないでいた。 どんなに怒鳴られても呆れられても、それでも私には彼しか頼る人がいないから……

「頑張る…から」

 すると、本当のコートの方からバレー部の人たちが声をかけてくる。

「笹島ぁー!もっと優しく教えてやれよ!なかなか根性ある子じゃないの?」

「あー、根性と執念だけはすげぇなぁ……」

「俺ら休憩だから、一緒にお茶どうー?」

「おぅ、さんきゅー……だって、有村、どうする?」

「はい……お言葉に甘えて……」

 私たちは車座になったバレー部の皆さんにまぜてもらって、マネージャーさんが作ってくれたギンギンに冷たい麦茶をご馳走になった。 天国。


「それにしてもここで笹島に会うの、お前が辞めて初めてだな。また、遊びにくればいいのに。」

「んー。もう来ないつもりだったんだけど、コイツ、しつこくって……」

「無理言ってごめんなさい……」

「有村……さんだっけ?君が笹島、連れて来てくれたんじゃない。ありがとう」

「いえ、私は………」

 自分勝手なだけだし。笹島くんの気持ちも考えないで、自分のことばっかり。本当に嫌なやつだと呆れ返る。

「……いや、そうかも有村。なんか、楽しくなってきた。ボール触ったの久しぶりだし。懐かしい」

 そう言った笹島くんは本当に懐かしそうな顔をした。 聞けば小学生の時からボールを追っかけているそうだから、突然の怪我で彼が受けたショックは計り知れない。

 私は怪我をする前の元気にコートのなかにいた笹島くんを知らない。 どんなポジションだったのか、上手だったのかそんなことも知らない。 見ていたはずなのに、その気がなかったから覚えていない。 同じクラスだったのに、一緒に活動していたのに。

 もったいないことをしていたと思う。 後悔しても笹島くんの足はもとにはもどらないし、2年生をもう一度できるわけでもない。


「そういうものですか……じゃあ、少しは良かった」

「ん。明日からもやるぞ。逃げんなよ?」

「にっ、逃げません!」

 みんなに笑われた。 笹島くんも笑ってた。

 後悔してるから、今度は仲良くしたい。 笹島くんも、中村くんも、結子ちゃん汐里ちゃんも。 せっかく出会えてこうして話ができるんだから。


 次の日も、その次の日も、体育館の隅っこで練習を続けた。 毎日変わらないスパルタコーチだったけど、少しだけ変わってきたことがある。 日を追うごとに弟子が増えてきたのだ。同じチームで出場する女子バレーの子たちがひとりふたりと集まってきた。

 5日もすると、女子バレーは全員、その内男子も集結。 隅っこは手狭になってしまい、校庭の隅っこに引っ越した。

 そうこうしているうちに、他の種目のメンバーも自主練習を始め、校庭はうちのクラスの人たちでいっぱいになった。


 笹島くんはバレー以外の種目のルールや戦術にも詳しくて、いつのまにかみんなが質問に来たりコツを聞きにきたりしている。

「笹島くん、リーダーだね!」

「は?何言って……」

「そうだ!笹島が松永JAPANのリーダーだ!」

 すると中村くんが食い付いて笹島くんは祭り上げられ、勝手に壮行式だのチームTシャツがないと駄目だの、大盛り上がりを見せた(松永JAPANて何?)。

 大会の3日前に出来たTシャツには、なんと私が書いた先生の似顔絵。 皆で描いて品評会をして決まったのだけれど、誰より先生を見てるって、中村くん以外にもバレてしまいそうで、ドキドキした。


 大会前日。

 松永JAPANTシャツを先生に進呈して、全員で円陣を組みそれぞれの活躍を祈って、雄叫びを上げた。

 先生は、何が起こった?というポカン顔だった。 私は貴重なものを見ることができて、ホクホクしていた。


 笹島くんに、根性と執念はすげぇ、といわれたけど、それは私には欠落しまくっているものだ。 みんなが一緒に楽しんでくれたから、こんなにまとまって明日を迎えることができるんだ。 笹島くんにはお礼を言ってもキリがない。優勝してもビッグマックのセットくらいはご馳走しなくては、と心に決めていた。 そして優勝する気満々の自分を少し笑った。


 大会当日。 お揃いの松永ジャパンTシャツに身を包み校庭に堂々と整列した私たちに、他のクラスや先生方から熱い視線が刺さりまくり、恥ずかしい……。

 でも、先生もビシッとお揃いTシャツを着てくれていたので、イラスト担当としては、鼻高々で。

 開会式が終るとまた円陣を組み、先生が「怪我のないように、精一杯戦ってこい!」と檄を飛ばすと、男の子たちが野太い声で答えた。

 それぞれ会場に散って行き、その後を出番じゃない子達がついて行く。 中村くんたちが何人か列になって布を持って歩いている。 なんと応援用の横断幕を作って来てくれていた。 赤い布に黒マジックで『絶対優勝!!松永ジャパン!!』とか書いてあって、迫力がある。

「中村くん、これすごいね!」

「おー!ありちゃん。いいでしょ!昨日、バスケチームで作ったんだよー」

「うん、スッゴクいい!」

「1勝でも多く勝って、慶ちゃん喜ばせたいね!」

 ………中村くんは、何でもお見通し!やっぱり……

「年の功?」

「何だと!このポンコツっ!」

「キーー!ポンコツって言われたー!」

 気が付けば私の周りは人がいっぱいいた。 結子ちゃん、汐里ちゃんはもちろん。 中村くん、笹島くん、バレーチームのみんな、クラスのみんな。

 いつの間にか、人見知りで友達の少ない子は、中村くんたちに連れられて輪の真ん中に引きずり込まれていた。 最初は戸惑いもあったけど、みんなが『ありちゃん』と呼んでくれて、誘ってくれるので、こんな自分も嫌いじゃなかった。


 それは私だけのことではなく、4月にクラス替えしたとは思えないまとまりで、次々と各種目は勝ち進んでいった。

 出番じゃない子達はド迫力の応援をして(たぶん、中村くんだと思うんだけど、変な振り付けのついた応援をして、失笑を買ってた)その場を盛り上げた。


 そしてなんと!我が女子バレーも決勝に駒を進めているのです!

 私は大抵2セット目で出ていって、コートを右往左往する程度だったけれど。それでも練習の成果はあり、ボールが怖くて逃げまどうような失態はしないですんだ。ただ、得点に絡むようなプレイができなかったのは少し笹島くんに申し訳なかったと思う。


「何言ってんだよ。お前よくやってるよ?あのポンコツが、ちゃんと正面でサーブカットしたじゃん!教えたかいがあったってもんだよ!」

「そうですか。ポンコツはポンコツなりに頑張ってますけど……あと1勝です。さらに頑張ります」

 なんだか緊張してきました……。

 両チームがコートに入り決勝戦が始まった。 松永先生も見に来ていてなんとしてでも、優勝を勝ち取りたい。


 ゲームは2セット先取の3セット制。 私たちのチームは1セット目の試合中。 モチロン私はベンチにいます!

 ところが。5点目が入り勢いがついてきたかと思った矢先、スパイクを打った松永チームの子が着地に失敗。 足を捻って横に大きく倒れた。 肩を貸して立たせるけど、ひとりでは歩くこともできそうにない。


 応援の子達が彼女を保健室に連れていった。

「──有村」

 ……バレーチームに控え選手は私だけ……

「大丈夫だ。お前、誰よりたくさん練習しただろ?良いとこ見せてこいよ。」

「……笹島くん、私にできるかな?」

 笹島くんは真っ直ぐ私を見て左の口の端を持ち上げてニヤッと笑った。

「優勝すんだろ?俺も一緒に」

「……ハイっ!」


 当然の様に、相手チームのバレー部の子達からは、私は標的だ。 でも、私だってこの3週間鬼コーチの元で必死に練習してきた。 得点に絡むことは出来なくても、サーブをカットすることは出来るし、乱れたボールを追って走って行くことも出来る。

 鬼に言わせると、どうにも取りづらいふにゃふにゃサーブを相手コートに撃ち込むと、流れは一気に松永チームに来た。


 あと1点。 あと1点で優勝。 応援団も喉をからして叫んでいる。 他の種目もカタがついた様で、今体育館はたくさんの人で物凄い暑さになっていた。 私の額も、背中も汗がどんどん流れていく。 緊張と暑さで倒れてしまいそうだ。

 チーム松永からサーブが入った。 相手チームが上手くカットしてボールが返ってくる。 トスが上がって………って、私ぃ?!!

 笹島くんが力の限り叫ぶ。

「有村!跳べ、打て!!」

 もう、無我夢中だった。 確か練習の時は、こうして踏み込んでジャンプして、思いっきり腕を振り抜けよって…… あれ、そもそも私がジャンプしたところで、ネットから手ってでるんだっけ? ……あれあれ?一度も成功してないんじゃなかったっけ………?

 ボールが手に触れるのを感じ、その手を思い切り振り下ろした。 まっすぐに私の手から放たれたボールは相手チームの前衛の選手の肩に当たり、大きくコートの外に弾かれる。 そのまま、ボールは床を転がり場内は静まりかえった。


 ピッッ!ピーーーッ!!

「あ」

 キャーーーーー!!

 クラスの子達がみんな、コートになだれ込んできて、バレーチームのメンバーを誰かれ構わず抱き締めた。 笹島くんも泣きながらぶつかる勢いで抱きついてくる。

「お前!ホントに優勝しちゃったじゃないか!スッゲー!マジでスゲー!」

 私は、もう、なにがなにやらわからず、ただ、ガクガクと笹島くんに肩を揺すられアウアウしていた。


 最後の挨拶を終えてから、コートの中で笹島くんを胴上げした。 笹島くんは、やっぱり泣いていた。

 たぶん。私の知らない2年生の笹島くんは、人知れず悔しい思いをいっぱいしたんだろう。 いつも笑っている印象しかなかったけど、泣きたくても泣けない日もあったんだろう。

 胴上げしてるのは、うちのクラスの子達だけじゃない。 お世話になったバレー部のみんなも男泣きしながら胴上げの輪に入っていた。

 みんな、笑ってる。 先生も笑ってる。 良かった。 ビッグマックのセット、ご馳走するからね。


 結局大会は、バレー男女と卓球女子、バスケ男子とソフトボールが優勝して、松永ジャパンは総合優勝を果たした。 体育館のステージに上がって賞状と楯を受けとる松永先生とクラス委員を見たとき、これほど誇らしい気持ちになったことはなかった。 隣のクラスの子が『なんか、松永クラス楽しそうだったよね』といっているのを聞いてなおさらだ。

 楽しかった、嬉しかった。こんな風に誰かと笑い合えること。 辛くても励まし合えること。

 たぶん、先生を好きにならなければ知らなかった。


 その、表彰式の壇上で私たちも始めて知ったのだけど、校長先生がこの大会を見ていて新しく賞をもうけたと発表した。 なんとその、校長先生特別賞『優秀応援賞』なるものも松永クラスはゲットしてしまった。

 横断幕、Tシャツ、変な振り付けが高く評価されたらしいので、これは中村くんに与えられた賞と言っても過言ではないと思う!

 これできっと来年からは熱い応援合戦も繰り広げられるんだろうな。 私たちは見ることはできないけど、それはとても嬉しくて誇らしいことだ。


 教室に帰ると、松永先生がみんなに「びっくりした。お前たち、よくやったな。」と、労いの言葉をくれた。

「怪我の無いようにと言ったけど、決勝のバレーで負傷者が出た。最後まで出来なくて残念だったけどよくがんばった。そして、代わりに出た有村。お前、あんなに体力なかったのに、人が変わったみたいだったな?見直したよ」

 と笑ってくれた。

 私は思わず、中村くんを振り返る。 彼は、にっと笑って親指を立てた。 私もこれ以上ない、と思われる笑顔で大きくうなづき親指を立てた。

 18年の人生で、親指なぞ立てたのは初めてだと、後で気付いた。


 帰りにみんなでマックに寄った。 予定があってこられない子もいたけれどそれでも結構な人数で、私はこんなに大勢で出かけるなんてなくってそれだけでスッゴい嬉しかった。

 笹島くんにビッグマックのLLセットをご馳走すると、笹島くんは私にハッピーセットをおごってくれた。

「おもちゃは今日の記念にとっておけよ」

 ……プルバックさせると激しい音を鳴らしながら走るピンクとか緑とかの奇妙な生き物を宝物として認めるのはどうかと思ったけど、それも笹島くんが選んでくれたものなので

「えっと、笹島くんだと思って大事にします」

 と言ったらはんぱなくどつかれた。 練習から今日までの球技大会の話をしながら食べたナゲットは、今までのどの食べ物の中で一番おいしいと思った。






今日は少し多かった……。

バランス悪くてすみません。


明日も23時頃あがってきます。

どうぞよろしくお願いいたします。


うえの

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