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最後の物語  作者: 無月 華旅
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序章 ~はじまりの物語~

最初の方は意味が分からない部分もあるかと思いますが、回収していく予定です。更新もいつになるかわからないので、長い目で見てください。

キラキラした物語、まるで絵本を読んでいるような感覚だと思います。

序章 ~はじまりの物語~


少女が森の中を歩いていた。少し俯きがちに歩く少女の足は素足で服装も薄着、森の中を歩くにしてはおかしな格好だ。どこへ向かうでもなく、ただひたすら歩く少女の耳に聞きなれない声がした。それは人間の赤ん坊の泣き声のようだった。

何にも考えてはいなかった。助けようとか煮て焼いて食おうとか。

 ただ少女は引き寄せられるように声の出所に辿り着いた。

「これは…」

小さな籠に入っていたのは、小さな人間の赤ん坊。それも二人も。誰かが育てられなくなって捨てていったのだろう。

少女は「何もこんな森の中に」と思わず呟いていた。町中の見つけやすいところなり、孤児院の門の前なりに置けばまだ気付いてもらえる可能性があるものを…。

赤ん坊は少女をくりくりとした大きな無垢の瞳で見上げている。少女は赤ん坊をそっと抱き上げる。すると赤ん坊は少女に笑いかけるのだ。

森の掟に任せようと思っていた少女はだんだん赤ん坊に「生きてほしい」と願うようになる。


少し考えて少女は赤ん坊を籠に戻した。そして籠ごと抱えあげると、また森の中を歩き出した。今度は目的ある場所へ。



森の中に赤ん坊の声がこだました。

はじめまして、こんにちは。無月華旅です。まだまだはじまりの、はじまりといったかんじですが、いかがでしたでしょうか? これから、随時更新していく予定ですが、いつ完結するのか知れない話です。最後まで骨組みは出来ているので、完成しないということはないのですが。前書きにも書いた通り、長い目でみていただければと思います。

では、次は第一章であえますことを願います。

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