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呑気な冒険者たち  作者: さかもと希夢
底から始まる真実
91/224

<13>

 真夜中、リッツはふと目を覚ました。特に何かがあったわけではないが、何となく目が覚めたのだ。気が付くとカーテンが開けっ放しになっていて、眩しいくらいに月明かりが降り注いでいる。

 そういえば疲れていたせいか、今日は早くに寝てしまったのだ。だからこんな時間に目が覚めたのかもしれない。

 何気なく窓を開けると、冷たい空気がさっと流れ込んでくる。この部屋は昔この家の主が使っていた部屋だから、庭を綺麗に見渡すことが出来るのだ。

 月明かりの庭は、綺麗に整えられていなくとも、自然の吐息を感じられてどことなく美しい。それを夜遊びが多いリッツはよく知っていた。

 だがいつもとその風景は少々違っている。よく見ると庭に誰かがいるのだ。石畳のテラスにポツリと座る小さな影は、明らかにアンナのものだった。

 膝を抱え、俯き加減に座っている。結んでいない髪が顔を覆い隠しているから、どんな表情で何を考えているか判らない。だが防寒具があまり厚くないことだけはここからでもよく分かる。

「何やってるんだあいつ。風邪引くだろうが……」

 リッツは呟くと、軍の防寒用マントを身に纏って、そこにあった毛布を手にした。誰も起きていない家の中を静かに一階まで降りると、そっと扉を開けて外に出た。

 思ったよりも相当寒い。

 静かにアンナに歩み寄ると、黙ったまま頭の上から毛布を掛けた。小さな背中が、ビクッと震えた。

「びっくりした」

 もぞもぞと毛布から顔を出したアンナの目が、大きく見開かれたままこちらを向いた。月明かりにもそのエメラルド色の瞳は映えて輝く。

「リッツかぁ……」

「びっくりするのはこっちだ。こんなところで何してんだよ。寝たら、死ぬぞ?」

 からかい気味にいうと、アンナは大人びた微笑みを浮かべた。久しぶりに見る、ヴィシヌにいた頃の表情だ。

「リッツ、前に死にかかったもんね」

 それを言われると返す言葉がない。

「悪かったな」

 小さく息を吐きつつ呟くと、許可を取らずに隣に腰を降ろし、軍用マントの前をかき合わせる。地面は冷え切っていて、寒さは下から忍び寄ってくる。

 寝間着の上に防寒具は意外と寒い。これはうかつだった。

 だがここで寒さに負け、あっさりと立ち上がって帰るのは、プライドが許さない。我慢しよう。

「ここで何してるんだ? 真夜中だぞ?」

 リッツがそう尋ねると、アンナは少しだけ考えてから答えた。

「夕食食べてからず~っと寝てたから、目が覚めちゃったみたい。リッツは?」

「俺も目が覚めちまってさ」

 笑顔でそういったものの、やはり寒さがこたえる。震え出す前に帰ろうか。そう思っていると、アンナが毛布を差し出した。

「いや、いい。お前が使ってろ」

 やせ我慢をすると、アンナは楽しそうに口元をほころばせた。

「だってリッツ震えてるよ?」

 どうやら寒くて仕方ないことが丸わかりらしい。情けないことこの上ない。

「毛布、一緒に使おうよ」

 優しい誘惑にしばし逡巡したのち、リッツは負けを認めた。

「……入れてくれ」

 いったいここまで来て何をやっているのか、全く分からない。

 アンナに促されるまま二人で毛布を肩から被り、黙って月に照らされている庭を見ていると、アンナがポツリと呟いた。

「リッツ、私ってすごく恵まれていると思う?」

 唐突なその問いの意味が分からず、リッツは首を傾げた。

「どういう事だ?」

「孤児なのに、恵まれてて苦労してなくて、だから一生懸命に生きてないのかな?」

 アンナは先ほどのように膝を抱く。髪がさらりと流れてアンナの表情を隠した。

「アンナ?」

「必死で生きるって、どういう事なんだろう。私は違うのかな」

 リッツに聞かせようとして話しているわけではないらしい。ただ頭の中で繰り返している言葉を、口に出したに過ぎないようだ。だからリッツは黙っていた。

「もしも私がこの街でスラム街に生まれて、孤児だったとしたら、私は人を羨んで妬んで生きてたのかな。私が恵まれてたから今の私になったのかな」

 ジニーとは、あの姿を消したメイドの一人だと聞いている。おそらく仲間を待って港にいたところを憲兵隊に捕まっただろう。

「ジニーになんて言われたんだ?」

「孤児だったのに教会の神官に見初められでもしたのかとか……旅をしている金持ちをたらし込んで、豪邸買わせて金を貢がせてるのか、とか……」

「……そっか」

「そんなこと無いのに」

「そうだな。少なくとも俺は金持ちじゃないし、お前に豪邸を買わされた覚えも無いな。フランツは元は金持ちだけど」

「……リッツってば、私は真面目なのに……」

 怒ったように上目遣いに睨まれて、リッツは口を噤む。

「……悪い」

 アンナは小さく溜息をつき、抱えた膝に顎を乗せた。

「ねえリッツ。私がもしジニーと同じ所に生まれてたら、人を妬んで羨ましがって、それで苦しんで生きてるのかな。そんな私になってたのかな……。そんな私じゃないと、ジニーを理解できないのかな……」

 何となく話が分かってきた。

 アンナが悩むのはいつも人を救うことだ。だがアンナは、ジニーを救うことが出来なかった。今彼女は、牢獄にいる。

 もし自分があの時、彼女を説得できたなら……。理解できていたならば、止められたのではないか。そう思っているのだろうか。

 結局分かり合うことが出来なかった彼女に、ぶつけられた言葉を理解しようと、幾度も繰り返している。

「俺はジニーの考えが間違ってると思うけどな」

 そう呟くとアンナは顔を上げた。

「どう違うの」

「確かにお前は運がいい。それは認める。アントン神官が養父だったのも一つの運だ。だけどアンナ、お前はその境遇を、不幸だと思うことも出来たんだぞ?」

 意味が分からないのかアンナは、困惑した瞳でリッツを見上げる。

「神官の所で養女になったから、好きなことも出来ずにお祈りと子供の世話をさせられてる、自分は不幸だって思うことだって出来る」

「そんな……そんなこと……」

 目を丸くして否定するアンナを遮って、リッツは言葉を続けた。

「俺と出会ったことだってそうさ。もしもあの男が来なければ、ヴィシヌで平和に暮らせたのに、色々なことに巻き込んで、本当に迷惑……って思うことも出来るんだぞ?」

「そんなこと、思ったことないよ!」

 アンナはリッツの顔を見上げて、キッと睨みつけた。リッツはそんなアンナに優しく尋ねる。

「……どうしてだと思う?」

「え?」

 問いかけにアンナは戸惑ったように口を噤んだ。考えつかないのだろう。しばらく黙ってから、リッツは口を開く。

「お前だからだよ。お前が常に前向きであろうと、努力しているからだ」

 アンナはリッツの言葉を噛みしめるように、黙って聞いている。そのままアンナの答えを待たずにリッツは話を続けた。 

「アンナって言う人間のどこかには、ジニーのような心が潜んでいるかもしれないさ。だけどお前はそれを決して認めないし、自分がそんな考えを持つことを許さないだろう?」

「うん」

 小さくアンナが答えた。

「それは確かに今まで育ってきた環境がそうさせているのかもしれない。でも大部分がお前の努力だ。違うか?」

 しばし無言で二人は黙り込んだ。風が冷たく頬を撫でるが、アンナはそれにすら気が付いていないようだ。しばらくして、アンナが顔を上げた。

「でもやっぱりそれって、恵まれてるって事なんじゃ……」

 そう呟くアンナは、少々不安げに見える。まったく仕方がない。意図的にリッツは陽気に言った。

「もしアンナがここのスラム街で生まれたとするぞ。お前は洗濯屋の娘だ。弟と母親と三人で暮らしている。毎日毎日洗濯だ。でもって近所にいる友達のジョーが時折訪ねてくるんだ」

「うん」

「そういう生活だと、お前は不幸か?」

 アンナは顔を上げた。

「不幸じゃないよ。お母さんと弟がいて、友達もいるんでしょう? いいなぁと思うけど」

「じゃあ、もう一つの話をしてやろう。ジニーは金があれば幸せだといったそうだな? それならどうだ、フランツはサラディオの街にいて、幸せだったか? 今は特に金持ちじゃないし、召使いはいないし、街中にフランツにへつらう人間はいない。あいつは今不幸か?」

 明るくそう例えると、アンナはクスッと笑った。

「そうだね、そうだよね」

「そ、結局は自分の考え一つなんだ」

 自分は随分と偉そうなことを言っている。それは自覚していた。

 かくゆうリッツは、自分の考え一つで、この間まで生きることを放棄していた男だ。本当はこんな事をいう資格なんてない。それにアンナに納得させられるほど、まだ自分の生き方を肯定できない。

 それでも……頭だけで理解している理屈でも、アンナを勇気づけてやりたかった。

「そっかぁ……。もし全て環境のせいにしたら、ジョーが、今一生懸命剣の修行をしているのを認めないって事になっちゃう。ジョーは人を羨ましがってたけど、私を妬むことは絶対になかったもん」

 アンナはそういうと、大きくため息をついた。

「……貧しい中で金持ちに憧れて、それを妬んで、苦しんで育ってればよかったのにって言われたの」

 呟くように言うと、アンナはリッツにもたれかかってきた。肩に掛かるその重みを受け止めながら、リッツは答える。

「そうか」

「そうすればジニーみたいになるって。でもね、その状況でも私は私でいられたって、そう信じても大丈夫かな?」

 小さく尋ねるその言葉に、リッツは力強く答える。

「大丈夫だ。俺が保証する」

 これだけは嘘じゃ無い。理屈でも無い。リッツはアンナがそうやって生きていけることを知っている。その輝きを眩いと思っている。

「よかった、私は間違ってないんだね」

 見上げる瞳が、柔らかく安堵で潤んでいる。そんなアンナの肩に、そっと腕を回して自分の方へと引き寄せた。触れあう身体が暖かい。

「間違っていないさ」

「ありがとう、リッツ」

 それきりアンナは黙ってしまった。

 静かだ。

 時折吹く風に揺れる草と、月の光を遮る雲の動き以外、何も動くものがない静寂の世界だ。その光景はしんとして、普段は冷たく孤独なものに映る。

 だけど今日は寂しくない。かえって幸福なくらいだ。

 ……寒くなければ。

 しばらくしてリッツは、アンナの異変に気が付いた。何か考えているのだろうと思っていたが、それにしては長過ぎる。

「アンナ?」

 覗き込むとアンナは安心しきったように、リッツの腕の中でぐっすりと眠り込んでいた。その表情は本当に穏やかで無邪気だった。

「寝るなよ、おい」

 小さくこづいてみたが、反応がない。やはり疲れているのだろう。当然だ。あれから一日と経っていないのだから。

「たく……」

 肩に掛かる重みと、アンナの暖かさに、自分へと寄せられる揺るぎない信頼を感じる。リッツはアンナの幸せそうな寝顔を見つめた。何とも言えない、幸福な感覚が心を満たす。

 純粋無垢で、本当に人を心から思いやれる優しさを持ち、自分を信じて前を向き続ける強さもある。

 リッツに取ってアンナは、眩く輝く美しい宝物だ。共に旅するようにと預けてくれたアントンに、心から感謝する。

 堪らずにアンナの強く身体を抱き寄せて、その髪に顔を埋める。アンナの髪の香りに、心の奥底に潜んでいた何かが表層に浮かんできた。

 彼女が愛おしい。絶対に離したくない。

 そう感じた瞬間、頭の中で足りなかった何かがカチリと合った気がした。

 ようやく自覚した想いに思わずため息が出る。

 あの時から、自分がアンナに対してずっと感じていた感情が何かを、全て理解したのだ。

「……馬鹿か、俺は」

 自嘲気味にそう呟くが、その考えは振り払えないほどしっかりと、自分の中に根付いている。

『私じゃ一緒に生きられない?』

 アンナがそういってくれた時に、リッツの中でその感情は芽生えたのだろう。

 この先の人生をずっと、アンナと共に生きていきたい。他の誰にも、彼女を渡したくないという、祈りにも似た渇望と、彼女への恋情が。

 可笑しくなるほど……自分は脆い。

 そんな感情を抱くには相手が悪すぎる。いくら三十年生きているといっても、アンナはまだ幼い。

 だから今まで自分でもこの恋心を認めることが出来ず、無意識のうちにそれを誤魔化すため、避けたり保護者ぶったりした。

 そのくせこのアンナへと向かう感情はしっかりと自分の中に根を下ろし、定着してしまっていたのだ。自分すら気が付かないうちに。

 どう考えても、どうしても、今更この感情を無かったことにはできなそうだ。

 再びため息をつくと、そっとアンナの長い髪に触れた。さらりと流れる髪の間から、穏やかな寝顔が目に入る。

 今までと同じアンナのはずなのに、全然違う気がして胸が痛んだ。彼女と共になど生きられないことは、分かっているからだ。

 アンナへの感情に気付いてしまった今、もう自分を騙すことなど出来ない。だが彼女に隠し通すことは可能だ。

「アンナ……」

 しっかり寝ているのを確認すると、身をかがめて、その額にそっと口づける。その暖かさに、狂おしいまでの愛しさがこみ上げる。

「……愛してるよ、アンナ」

 聞こえないから、決して届かないと分かっているから、そう囁くことができた。

 リッツは傭兵で、人殺しを生業にしている。

 そしてアンナは神官の養女で、人を生かすことに幸せを感じる。

 二人の生きる道が交差することはあっても、決して一緒になることは無い。今はその交差している最中で、いずれ別々の道へと戻っていくだろう。

 アンナが両親に会って、幸せに暮らせるようになった時、もしくは全てを知ってアントンの元に戻るまで、この子を守ってやろう。

 今まで通り、大切な仲間として。

 その先はない。そこまででいい。

 道が分かれた後、アンナを悩ませることも、不安がらせることもしたくない。

 アンナが一人の男としてのリッツに、傍にいて欲しいと望まない限り、決して何も告げたりはしない。

「万が一にもあり得ないけどな」

 小声でそう呟くと、再びアンナの頬にそっと唇を寄せる。アンナの性格は分かっている。惚れた自分が馬鹿なのだ。

 まったく、幸せそうに寝る奴だ。人の気も知らないで。

「よっと」

 眠っているアンナを抱き上げて、リッツは立ち上がった。こんなところで寝ていたら、本当に風邪を引かせてしまう。

「たく、手がかかる奴だ」

 ため息と複雑な想いと愛情を込めてそう呟くと、リッツは玄関の扉を開けた。



 朝、目が覚めると、アンナはリッツのベットに寝ていた。

「あれ?」

 確か庭でリッツと話していたと思ったのに。どうやらあの後、寝てしまったらしい。リッツにはまた迷惑をかけてしまったようだ。

 回りを見渡すと、ソファーから半分落ちかかって寝ているリッツの姿があった。長身なのに、ソファーで寝るなんて無理がある。

 アンナはベットから立ち上がると、部屋の片隅におかれた時計を見た。いつも起床する時間だ。睡眠時間はそんなに長くないだろうけど、よく寝た気がする。

 リッツの御陰で悩みも消えたし、体調も万全。これなら朝のお祈りもお掃除も休まずに出来そうだ。

「リッツ、リッツってば」

 ソファーのリッツを揺さぶると、リッツは不機嫌そうな顔で体を起こした。隈ができている。あまりよく眠れなかったみたいだ。

「おはよう。ごめんねベット借りちゃって」

 明るくそういうと、リッツは頭を掻きながら頷いた。

「ジョーが中から鍵閉めててな……」

 そういえばジョーは、夜中にトイレに行くと鍵を閉めるくせがある。そのせいでリッツはアンナにベットを貸す羽目になったのだろう。

「眠れたか?」

 寝起きの掠れた低い声で、リッツはアンナにそう尋ねた。不機嫌そうなのに、心配してくれるのが嬉しい。

「うん。よく寝たよ~」

 思い切り元気に答えると、リッツは頷いて立ち上がった。

「そりゃあよかった……じゃあベット返してくれ。寝直す……」

 背中を丸めたままリッツは、ヨロヨロと自分のベットに歩いていく。

「お休みなさい」

 アンナがリッツの背中に向かってそういうと、リッツは振り向かずに片手をヒラヒラと振って見せた。どうやらこれ以上ここにいたら、お邪魔みたいだ。

 出ていこうと扉に手をかけた時、アンナはリッツにまだ言ってなかったことを思い出した。

 振り返るとリッツは、今までアンナが占拠していたベットに潜り込もうとしているところだった。

「リッツ」

「……ん?」

 眠そうな返事と共にゆっくり振り返ったリッツに、アンナはとびきりの笑顔を向けた。

「大好きだよ」

「……」

 一瞬リッツの体が、硬直した気がするのは気のせいだろうか?

「大嫌いなんて言ってごめんなさい」

「あ、ああ、あれか……」

 家出をした前の晩、喧嘩した時にそういってしまった。あの時のリッツの傷ついた顔を、アンナはずっと覚えていて後悔していたのだ。

「気にしてないから、少し寝かせてくれ」

 リッツは頭から布団を被ってしまった。本当に眠いみたいで、これ以上邪魔したら悪い。

「お休み、リッツ。ご飯できたら起こしに来るね」

「ん……」

 アンナはそう告げると、軽い足取りで部屋を出て、静かに扉を閉めた。


 

 一人、部屋に取り残されたリッツは、布団から顔を出す。一瞬、昨夜自分がアンナにしたことがバレていたのかと、ヒヤリとしたが違ったらしい。

 その事にはほっとしたが、出がけのアンナの眩しいほどの笑顔と迷いのない言葉が、目に焼き付いてしまった。後ろめたいやら、嬉しいやら、何とも複雑だ。

「まいるよなぁ……」

 がっくりとうなだれ、立てていた足に肘をついて頬杖を付く。こんな一言で動揺してどうするんだ。アンナには全て隠し通すと決めたのに。

 まあ唯一の救いは、アンナが鈍いと言うこと、それだけだ。

 ため息をつくと、まだアンナの暖かさが残るベットに潜り込んだ。そのぬくもりに、ちょっとだけ幸せを感じる。

 だがそんな自分が馬鹿らしい。

 とにかく今は眠ってしまいたい。起きてこの感情がなかったことになってくれれば、助かるのだが。

 どうやらこれから先の旅は、自分にとって未だかつてない試練になりそうだ。

これで7巻はおしまいです。いかがでした? ちょっとラブコメになってきましたでしょうか? 今後、リッツとアンナの二人の恋模様は、揺れに揺れ、もめにもめ、まどろっこしく展開していきます(同人誌版の読者談)

乞うご期待!(え~?)


この巻でユリスラ王都編は終了です。次巻はエネノア大陸編へと移行する前の、軽いインターミッション的な巻になります。

その前に、いつもの番外編、旅路の晩ご飯をお楽しみください。

ラブコメ要素てんこ盛りですから(笑)

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