表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界戦記 ~雷魔法と日本知識だけで大陸最強へと成り上がる~  作者: TO
エピローグ〜亜人連合アスト国の裏切り〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/57

俺の驚愕②

「ということで、私は、この屋敷に、三日間ほど泊まることになったわ。決定事項よ!」


はい? ……いや、はいじゃない。


一体全体、何がどうしてそういう結論になったんだ。 いや、まぁ考えるまでもない。この台風みたいなエルフが、無茶苦茶な理屈で押し切ったに決まっている。 宮廷筆頭魔導士が、地方貴族の家に勝手に長期滞在? 普通に考えれば大問題だ。


そして、僕は、一縷の望みをかけて、最後の希望を質問した。


「……念のため聞きますけど、国王陛下の許可はとっているんですよね?」


リズ先生は、これ以上ないほど屈託のない、無邪気な笑顔で言い放った。


「もちろんとっていないわよ。それが何か問題でも?」


(大問題だよ!)


 *


夕食の時間。リズ先生が「絶対に食べたい」とリクエストしたカレーを美味しそうに頬張りながら、俺はどんよりとした気分で考えていた。


結局、俺のささやかな抗議も虚しく、リズ先生の三日間滞在は確定してしまったのだ。


……おわかりいただけただろうか。 この屋敷の客室は、まだ整備中。つまり、泊まるイコール、また俺の部屋のベッドが占拠されることを意味する。


これは、破滅フラグだ。理性が死ぬ。


(……今日は、こっそり外泊させてもらおう。庭の倉庫でもいい)


その時、こういう息子の悪巧みに対してだけは妙に勘が鋭い母上が、スプーンを置いて俺を見た。


「ソウス? まさかとは思うけれど、お客様を置いて外泊なんて考えてないわよね? 今日は、ちゃんと自分の部屋で寝ましょうね?」


母の目が、全く笑っていない。氷のような笑顔で、圧力をかけてくるのだ。


親として、大丈夫なのか。


「あは、あははは。まさか、外泊しようなんて考えるわけないじゃないですか、母上。あははは……」


抵抗は無意味だった。そうして、俺は再び、あの災害と一緒に寝ることになったのだった。


*


おはよう。 ……ああ、朝が来てしまった。


昨日も、まさに厄災だったよ。 ……昨晩、ベッドの上で何があったのかについては、精神の安定のために深く考えないでおこう。ただ、俺の体が色々な意味でバキバキだということだけは伝えておく。


それよりもだ。 朝食の席で、リズ先生がとんでもないことを言い出した。空間魔法習得のきっかけをくれたお礼として、俺に新しい魔法を教えてくれるというのだ。


……それも、ただの魔法じゃない。 雷属性の頂点に位置する究極魔法、轟雷電(ウェザーライトニング)を。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ