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№ 35 ケレス、静かなる白山を脅かす訪問者の音を聞く

 フェンリル山に守り神が戻った。

 そして、ケレスは平穏で静かな朝を迎えた。

 だが、そんな朝を壊す音がフェンリル山を包み込んでいく……。


 新生ゴンズが守り神となって、一夜が過ぎ、ケレスは、ヘルヘイムでまた朝を迎えた。

「んーーーん。やっぱ、寒い!」

 だが、ケレスが掛け布団から抜け出せず、ソファーから起きれずにいると、

「キイィーーーーー!」

と、叫びながら、浩宇がケレスの上に飛び乗ってきた。

「うわあ⁉ ハ、浩宇?」

 そして、驚いたケレスが掛け布団を手放すと、

「浩宇が早く起きろってさ、ケレス!」

と、笑っているジャップから教えられ、

「キイィィ!」

と、浩宇は、「そうだ!」と言わんばかりに鳴いて頷いたので、

「もう少し、優しく起こせないのかよ?」

と、言って、ケレスは、しぶしぶ起きる事となった。

「あっ! ケレスちゃん。おはよう!」

 それから暖炉がある部屋に行くと、席に座っていた未来から挨拶され、

「ああ。おはよう。未来」

と、ケレスが返すと、

「あれぇ? へなちょこは今、お目覚めかよ?」

と、既に席に座っているフェイトから小馬鹿にする様に言われ、

「うぅ……」

と、そのフェイトの態度にケレスは言葉に詰まったが、

「気にするなケレスちゃん。フェイトちゃんも、さっき起きたんだ!」

と、未来は笑いながらバラし、

「てめっ⁉ 未来!」

と、バラされてしまったフェイトが赤面して怒鳴ると、

「その通りだろ、フェイト?」

と、言って、陽気なジャップが追い打ちを掛け、

「くっそぉ……、赤いのまで! 余計な事を言いやがって‼」

と、赤い顔のままのフェイトが怒鳴って歯軋りすると、

「さあ、みんな。朝食にしましょう!」

と、未来の母が言いながら、皿にクレープの様な物を沢山のせて持って来た。

「わあ! 煎餅チエンビンだ!」

 その朝食を見た未来はそう言いながら喜んでいたが、

「チエンビン? クレープじゃないのか?」

と、言ったケレスが首を傾げながら席に座ると、

「まあ、米粉とか小麦粉を水でといた生地を薄く伸ばして、

溶き卵を落としてクレープ状にした物だから、そう見えるかもな」

と、話したジャップは煎餅を一つ取り、

「ほれ、食ってみろよ!」

と、言って、ケレスに煎餅を渡してきたので、

「ああ。わかった!」

と、ケレスはそれを受け取り、食べてみた。

 その煎餅の中身は、カリカリとした触感の何かと、ソーセージが入っており、

生地もカリカリしていて、内側には塩気のあるタレが付いていた。

「へぇ、触感が面白いな! 美味しいよ!」

 そして、ケレスが煎餅の感想を述べると、

「おお、それは良かった! じゃあ、俺も食べよっと!」

と、言って、ジャップも煎餅を食べ出し、

「良かった! まだまだ沢山ありますから、食べてください。

 それに、小籠包もありますよ!」

と、言った未来の母が小籠包を差し出すと、

「小籠包⁉ あれ、美味しいんだよな!」

と、言ったケレスの目は輝いたので、

「へぇ、ケレスちゃん。小籠包を食べた事があるのか?」

と、未来が聞くと、

「ああ。帝様の屋敷でな!」

と、小籠包にフォークを刺したケレスは答えたが、

「帝だって⁉」

と、言ったフェイトの箸は止まり、怪訝な顔でケレスを睨んできた。

「フェイト?」

 その睨みにケレスの動きは止まってしまったが、フェイトは、また食事を進めたので、

(変な奴……)

と、何となく、もやもやしたがケレスが小籠包を口に入れると、

「熱っ!」

と、思わず叫ぶ程、小籠包から熱々の肉汁が溢れ、

「大丈夫ですか⁉」

と、心配した未来の母がおろおろしたが、

「ははっ、大丈夫です……」

と、苦笑いをしながら、ケレスはゆっくりと小籠包を食べた。

 すると、

「小童よ! 気を付けるのじゃ!」

と、言った長はいつの間にか机の上で大きめのトウモロコシを半分以上食べ終わっており、

「長殿……。相変わらず、凄い食欲!」

と、言ったケレスの口から熱気が残っている溜息が漏れると、

「食べれる時に、食べておかねばの!」

と、言って、長がさらに凄い勢いでトウモロコシを食べ出したので、

「ははっ、そうだな!」

と、言って、ケレスも食事を進めた。

 そして、朝食を終え各々が自由に過ごしていると、

「ヒャーーーーーーーゴ⁉」

と、フヴェルゲルミル達の何かを知らせる様な叫び声がフェンリル山に響いた。

「な、何だ⁉」

 その叫びにケレスが外に出ると、数体のフヴェルゲルミル達が倒れており、

「どうしたんだ、お前達⁉」

と、言いながらケレスがそのフヴェルゲルミル達に近づくと、

「ギャオーーーーーーーース‼」

と、辺りに轟く鳴き声と羽ばたく音がして、ケレスの目の前にフレースヴェルグが姿を現した。

「な、何で、こいつがここに⁉」

 その姿を見たケレスが後退りすると、フレースヴェルグは羽ばたき、突風が吹き荒れ、

その突風でケレスはその場から吹き飛ばされてしまい、

「うわあぁーーー⁉」

と、ケレスが叫びながら吹き飛ばされていると、トンっという衝撃が軽く走り、

ケレスはその場に止まる事が出来、

「えっ⁉ どうなったんだ?」

と、ケレスが辺りを見渡すと、

「ヒャーーーーゴ!」

と、鳴いたユルグが、ケレスを守る盾となっていた。

「ユ、ユルグ⁉ お前、助けてくれたのか?」

 そのユルグにケレスが聞くと、ユルグは返事をする様に鳴き、

「ありがとう。ユルグ!」

と、言って、ケレスがユルグの牙を撫でると、

「しししっ☆ みぃーーーつけた。きぃーーちょーーお!」

と、奇妙な男の声が聞こえた。

「だ、誰だ⁉」

 その男の声の主をケレスが、きょろきょろと探すと、

「この声は……。まさか、ヘイムダルか⁉」

と、焦った長の声が聞こえ、

「ヘイムダル? 誰だ?」

と、その長に首を傾げているケレスが聞くと、

「あのアルタイル族の上にいる子猿の事じゃ!」

と、長は答え、

「アルタイル族? もしかして、フレースヴェルグの事か?」

と、言ったケレスがフレースヴェルグを見ると、

「そうじゃ!」

と、叫んだ長はケレスの頭の上で飛び跳ね、

「何か変な奴等だな!」

と、言ったケレスがフレースヴェルグ達を警戒すると、耳の奥から、キーン……という音が聞え出した。

、 その音はケレスの耳の中で段々と大きくなり、ケレスは酷い頭痛と痺れに襲われていった。

(な、何だ⁉ 体が動かない?

 この感じ……、あの髭のおっさんに会った時と同じだ!)

 そして、倒れ込みながらケレスがヴァルハラ教会での事を思い出していると、

「しししっ☆ さぁーて、邪魔者は片付いたぞ!

 おい、フレースヴェルグ、喜蝶を捕まえに行くぞ!」

と、ヘイムダルの嬉しそうな声がしたが、

「やれやれ……。子猿の悪巧みにも、困ったもんじゃわい」

と、長の呆れた声がすると、ケレスの頭痛と痺れはなくなり、

「長殿⁉ また、助けてくれたんだな!」

と、起き上がったケレスが嬉しそうに言うと、

「当然じゃて! これぐらい、赤子の手を捻る様なもんじゃ!」

と、得意気な長の声が響き、

「長殿! それぇ それ!」

と、嬉しくなったケレスが煽てる様に言うと、

「げっ⁉ 鼠爺さんがいんのかよ……。

 面倒臭っ!」

と、不服そうなヘイムダルの声が聞えた。

「やい、ヘイムダル! 姿を見せろ‼」

 そのヘイムダルにケレスは叫んだが、

「べぇーー! 誰が見せるかってぇの☆」

と、ケレスを小馬鹿にする様なヘイムダルの声だけが聞え、姿は見えなかったので、

「くそっ! 何か、ムカつく……」

と、言ったケレスがわなわなすると、

「ケレス⁉ 何があったんだ?」

と、言いながらジャップがケレスの傍へと走って来た。

「兄貴!」

 そして、ジャップの登場にケレスがほっとすると、

「ギャオーーーーース‼」

と、フレースヴェルグが威嚇する様に叫び、

「なっ⁉ あいつは、光の神殿にいた化け物?」

と、驚いたジャップがそう言って身構えると、

「そうさ! アルタイル族のフレースヴェルグだ!

 気を付けろ兄貴。あいつ、突風を吹かせるんだ!」

と、ケレスは教えたが、

「気を付けるのは小童の方じゃ!

 あやつ、仲間を呼んだみたいじゃ‼」

と、長の叫び声が響き、

「へっ⁉ 仲間だって?」

と、言ったケレスが辺りを見渡すと、急に辺りが暗くなった。

 だが、その理由は空を覆い隠す程の数体の何かが飛行している影だったのだ。

「あれは、何だ⁉」

 そして、ケレスが空を見上げながら言うと、その内の一体の何かがケレス目掛け落下してきて、

「ひええぇ⁉ 何なんだ?」

と、腰を抜かしたケレスが叫ぶと、

「キイーーーーー‼」

と、浩宇が叫びながら大きめの雪玉をその何かにぶつけた。

 すると、

「グぎゃーーー‼」

と、鳴きながらその何かは落下して来て、ドサっという音がし、

「こいつは、魔物じゃねえか⁉」

と、その何かを見たジャップは思わず叫んだが、

呻き声を出しながらケレス達の近くに多くの魔物が集まって来た。

「あ、兄貴……。どうする?」

 そして、冷や汗が出て来たケレスがジャップの顔を見て聞くと、

「困った……。こんなに集まって来るとな……」

と、答えたジャップの顔にも焦りの色が見えていたが、

「キイーーーーー‼」

「ヒャーーーーーゴ‼」

と、浩宇とユルグが叫び、沢山の氷と雪で出来た塊を魔物達の頭上へ落とすと、

その氷と雪の塊が当たった魔物達は悲痛な声で叫び、次々と倒れていった。

「スゲエッ! 浩宇にユルグ!」

 そのユルグ達の雄姿を見たケレスの顔は晴れたが、

「おい、ケレス! 早くここから離れんぞ‼」

と、焦りの色が残っているジャップはそう言ってケレスの右腕を引っ張ってその場から離れ様とし、

「あ、兄貴!」

と、ケレスが言っても、ジャップは黙ってその場を離れ様とするので、

「兄貴ってば!」

と、叫んだケレスは、ジャップの手を振り払い、その場に止まった。

「ケレス。もっと離れないと‼」

 すると、そう言ったジャップはまたケレスの腕を引っ張ろうとしたが、

「違うんだ! あいつ等は姉ちゃんを狙ってるんだ‼」

と、ケレスが教えると、

「何だって⁉ どうして姉貴が狙われるんだ?」

と、聞いたジャップは青褪め、

「そんなのは知らないけど、姉ちゃんを捕まえに来たってヘイムダルが言ったんだ!」

と、ケレスがヘイムダルの狙いを教えると、

「ケレス。姉貴はフヴェルゲルミル達を治してんだ!

 早く行くぞ!」

と、言って、ジャップは走り出し、

「兄貴!」

と、言って、ケレスがジャップを追いかけ様とすると、

「ギャオーーーース!」

と、鳴き、頭の王冠の様な羽が美しく立っているフレースヴェルグがケレス達の前に立ち塞がった。

「邪魔だ! どけっ‼」

 そのフレースヴェルグに怒鳴ったジャップが斧を見せつけると、

「しししっ☆ そのまま邪魔しとけよ、フレースヴェルグ!」

と、楽しそうなヘイムダルの声が聞こえ、

「マズい⁉ 何とかならないのか、長殿?」

と、ケレスは長に助けを求めたが、

「ふむ。してやりたいのじゃが、あの子猿の音の力を防ぐので精一杯なんじゃ……」

と、悔しそうな長の声が聞こえ、

「長殿。ずっと、助けてくれてたのか……」

と、言ったケレスの声にも悔しさが滲むと、

「おい、長。子猿って何だ?」

と、ジャップが聞いて来たが、

「はぁ……。赤いの、さぁ……」

と、大きな溜息をついたフェイトがポケットに両手を突っこんだままケレス達の前方から歩いて来て、

「こいつの事だ‼」

と、言って、何かを蹴り上げると、

「グギャッ! いでぇ‼

 なぁーーにすんだ、このクソガキィ⁉」

と、喋る子猿が空から落ちてきた。

 フェイトが蹴り上げ、ケレス達の前に落ちてきた子猿は、体長十五センチメートル程で、

尾が体と同じくらいの長さ、体毛は白く、毛が生えていない所は黒色だった。

 そして、右目だけの片眼鏡を掛け、茶色のトンガリ帽子をかぶり、

虹色のスカーフを首に巻いていた。

「あいつがヘイムダル?

 何課ダサイ……」

 その子猿を見たケレスが苦笑いしながら言うと、

「そぉーーじゃ!」

と、長は叫び、

「さて、子猿よ……。何を企んでおるのじゃ?」

と、静かに聞くと、

「しししっ☆ 僕にだって、色々とあんのよ。

 言える訳ないでしょ? じぃーーっさん‼」

と、ヘイムダルは長を馬鹿にする様に答えたが、

「おい。クソ猿。さっさと答えな!」

と、言ったフェイトがヘイムダルの顔を踏みつけると、

「いででで⁉ やめろ! じぬうぅ! 眼鏡が割れるぅ‼」

と、言ったヘイムダルは苦しそうに顔を歪めたが、

「……いいのかい? こんな事をしている間に、喜蝶はどうなってるんだろうねぇ?」

と、言って、ニヤリと笑った。

「何だって⁉ てめぇ! 姉さんに何をする気だ?」

 すると、怒鳴ったフェイトはヘイムダルをさらに強く踏みつけたが、

「あれれぇ? 今頃、魔物達の餌になってるんじゃなぁいの?

 僕になんか構ってても、いいのかなぁ? しししっ☆」

と、ヘイムダルがふざけながら言うと、

「てめぇ……。その大事な眼鏡ごと、ぶっ壊してやろうか?」

と、言ったフェイトはワナワナしたが、その時ヘイムダルの右手がフェイトの足からするりと抜け、

「これぇ! 小僧‼ そ奴の言葉に耳を傾けるでない‼」

と、それに気付いた長が叫んだが、時すでに遅く、

「しししっ☆ 油断大敵って知ってる?」

と、人を不快にさせる笑みを浮かべているヘイムダルがそう言って自身の帽子を右手で取り、

それをラッパの様に吹くと、音はしないのに沢山の魔物やアルタイル族等の霊獣が集まって来た。

「げっ‼ また来た‼」

 そして、辺りが混乱している中、ケレスが叫ぶと、

「しししっ☆ じゃあな、馬鹿な人の子達!

 喜蝶は、もらってくぜ!」

と、言ったヘイムダルは声だけになり、

「えっ⁉ き、消えた?」

と、驚いたケレスがそう言いながらキョロキョロと辺りを見渡すと、

「消えたのではないわ! ただ、逃げただけじゃて‼」

と、長から怒鳴なれ、

「そ、そんなぁ……」

と、ケレスが愕然となると、

「過ぎた事を言っても仕方があるまい!

 今は、この状況を打破せねば!」

と、長はケレスの髪を引っ張りながらそう言った。

すると、

「ヒャーーーゴ‼」

と、鳴きながらエーリガル達が姿を現し、

「エーリガルちゃん達、やっちゃえ!」

と、ヨルにラニーニャと乗っている未来が現れ、未来の叫びに答える様にエーリガル達が叫ぶと、

氷の刃が一斉に魔物達に襲いかかった。

 そして、氷の刃から襲われた魔物達は次々と悲痛な声を発し倒れていった。

「未来! 良くやった!」

 思いがけない救世主の到来にケレスの声が弾むと、

「おい。へなちょこ……」

と、フェイトから静かに声を掛けられ、

「フェイト?」

と、ケレスはフェイトを見たが、

「ここは俺達に任せて、姉さんと逃げろ」

と、ケレスと目を合わせずにフェイトは言い、

「どういう事だ?」

と、フェイトの言葉の意味がわからないケレスが聞くと、

「周りを見てみろ! てめぇはここにどれだけの奴等がいると思ってんだ? えぇっ?

 さっさと姉さんを安全な所へやらねえか‼」

と、フェイトから怒鳴なれながらも教えられ、ケレスが周りを見渡すと、

空だけでなく地上からも大勢の霊獣や魔物がケレス達の傍に近づいていた。

「嘘だろ⁉」

 その状況に気付いたケレスは動けずにいたが、

「フェイト。後は頼んだ!」

と、叫び、ジャップはヨルに乗り、

「ケレス、早くヨルに乗れ!」

と、叫び、手を伸ばしてきた。

 ケレスに考えている暇はなかった。

「わかった。兄貴!」

 そして、手を伸ばしたケレスがヨルに乗り込むと、

「行くよ! ヨルちゃん‼」

と、未来が号令を掛け、

「ヒャーーーーーゴ!」

と、ヨルは叫び、エーリガル達が氷の刃で敵を払って作った道を駆け抜けた。

 それからヨルは足を止める事なく木々の間を走り抜けて行った。

 ケ、ケレス君⁉

 また新たな喋る精霊と出会ったね!

 驚いた?

 えっ? 腹立たしい……、だって⁉

 うん、まあ、そうしたつもりにゃんだが……。

 そんな子猿さんの腹立たしさは次も続くよ~♪

 いっぱい子猿さんを知ってねぇ☆

 で、そんな次話のタイトルは、【ケレス、知られざる兄の一面を知る】にゃのだ!

 ……あ、あれぇ? 子猿さんじゃなくってジャップ君の事を知るって、どゆ事?


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