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21話

前世ーレフ・ウトキンは、ウゴーロヴィチの優秀な魔法使いを輩出して来た伯爵家ウトキン家の嫡男だった。前妻は病弱で子供が出来にくい体だったらしく子供が生まれないまま病死して貴族ではないが王国屈指の大商会の娘だった男爵家出身の祖母を持つ母が愛人だったが前妻の夫人の喪が明けてすぐ再婚した父に親戚達は猛反発したがそれを押し切り再婚したのがレフ5歳の時で初めて会う父は


『これが私の息子か?魔力が低いではないか。』

『まぁいいじゃない。この子の他にまた作ればいいんだし。』

母は父に抱き着いて言う。

『そうだな。』

父は、母しか見てなかった

それから一応伯爵家に部屋を与えれるが弟が出来た瞬間、魔力が高いと判明したらすぐ部屋は屋根裏部屋にされた。

それから弟妹4人が生まれるが弟妹はレフを兄と思わず

『無能なレフ』


『使用人』

と呼んでこき使ったがそれを憐れんだ叔父夫婦がレフをよく屋敷に呼んでくれた。同い年の従兄弟は魔法に長けていたが叔父夫婦はレフを従兄弟共に可愛がってくれたがレフは長年虐げれていたのでそれが愛情とは思わなかった。

叔父は怪我で引退したものに騎士だったのでよく稽古を連れてくれた


『いいかい?レフ、魔法が使えなくても磨ける物はあるんだよ。僕みたくにね』

『そうですか・・・・』

7歳の時に貴族学校に入学し、あの家に帰れなくてもよくなり剣の稽古ばかりして騎士学校には推薦で行けた

それから卒業して戦場で戦果を挙げ続けていた


宿敵となるフィリベルトと会ったのはー


「ふ、夫人?どうなさいましたか?」

エスメイが声を掛けてくれたので現実に戻ってきた

「いえ、なんでもありません。」

既婚者なので夫人と呼ばれているのはここではインメルトラウトしかいない

(・・・前世の事、思い出していた。)

叔父夫婦と従兄弟以外味方が居なかったと今更思う

「あの父はー」

「・・・大丈夫だと思います(大丈夫じゃないな。)」

親の心配をするとは、優しすぎるのだろう


闇オークションに行ったのはビクネーセ侯爵だろう


(愛人の子の方が可愛いってか)

今世では腹違いでも大切にしてくれる兄や義母が居るインメルトラウトはエスメイをただ見た。


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