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2話

「お美しいです。姫様・・・」

「そ、そう?(俺がウェディングドレスを着ることになるとはな)」

デリアやメイドは、イルメントラウトのウェディングドレス姿を見て涙ぐむ。

「そうね。陛下やあの子にも見せたかったわ。」

パウリーネもおり、涙ぐみながら言う。

「お義母様。」

イルメントラウトはいつも長い茶髪をポニーテールにしていたが、結婚をするので髪は綺麗に編み込まれており両耳にはイヤリングを付けており化粧もされている

(化粧の匂い。いつまでも慣れないな)

姫になってから化粧も施されるようになったが化粧の匂いは何年経っても慣れない。

戦場では嫌という程、敵味方の血を嗅いできたというのに化粧の匂いは苦手なのだ


ウェディングドレスは帝国の結婚式で着られる白のウェディングドレスだ。テッキトハウザーのウェディングドレスの色は、緑色が多いのだが帝国の皇族と結婚するので白のウェディングドレスを着用する。

コン

コン

「アンゼルム、入っていいわよ。」

扉がノックされパウリーネが入室許可をすると扉の前で警護している騎士が扉を開ける。

「イルメン。準備は出来たか?綺麗だ・・・」

アンゼルムはイルメントラウトのウェディングドレス姿を見て感想を言う。

「お兄様。ありがとうございます。」

イルメントラウトはアンゼルムを見た


「帝国側から迎えが来た。」

「はい。」

王国と帝国は、往復4時間だ。今はまだ朝だが今日、帝国の帝都で結婚式が行われる

アンゼルムとパウリーネは後から帝国に向かう。間に合うようにの出立なので早めになるが


イルメントラウトは王国からメイドを連れて行かない事になった。それが帝国からの条件だ

デリアは悲しんだが手紙を送ると約束した

(内容は確認されるだろうがな)

イルメントラウトは思う。


「お兄様、お義母様。では、後でー」

「ああ。俺達も間に合うようにいく」

「はい。」

イルメントラウトは頷いて帝国側の迎えが居る方向に行く。


「イルメントラウト・フォン・テッキトハウザー王女殿下、」

帝国の紋章がある馬車の前に行くと跪いたのは、まだ若い騎士の男性だった

「貴方が迎えの方ですか?」

「はい。近衛騎士団団長を務めております。エルチュ・ベイエルと申します

僭越ながら王女殿下をお迎えに参りました」

「ベイエル近衛騎士団長ですか。よろしくお願いします。」

(近衛騎士団長か)

帝国側からの迎えは近衛騎士団長だった

馬車にエスコートされて乗るのだった


ゴトン

馬車に乗ると馬車が動き始めた


「・・・これが最後かもな・・・・」

多分、最後になるだろう祖国の風景を目に焼き付けておく。


相手がフィリベルトなのもあるが政略結婚だ。

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