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コタローな日々

 俺の名はコタロー。会社のプリンターで俺ばかり紙詰まりが起きるんだが、機械まで俺の魅力に緊張しちゃっているのかい? ふっ……、罪な男は辛いぜ。


(おい、コタローさん、また紙詰まり起こしてるぞ?)

(ペーパーレスのこの時代、なんでまだ紙に印刷してんだ?)


 おいおい、聞こえちゃってるぜ後輩ベイベー。もっと小声で話してくれなきゃ傷ついちゃうだろ? ガラスのハートはもう磨りガラスの向こうだよ? 背中丸めちゃうぞ?


 そもそも環境に優しいと言われるペーパーレスだが本当にそうなのか? スマホだ、タブレットだ。で、紙を代用してるディスプレイを光らせている電気だって、全部が再生可能エネルギーって訳じゃないだろう?


 百歩譲ってその方が紙よりマシだったとしても、そのスマホやタブレットが人間を深夜まで起こしてるきっかけになって結局エネルギー消費量が多くなってるんだぜ。


 そんな硬派な俺は令和な今でもガラケーを使い続けている。満員電車で降りない駅に押し流されても、けして時代には流されない。それが俺なのさ。


「あ! コタローさん。今度バーベキュー大会するんで、L○NE教えてもらっても良いですかぁ?」


「ちょっと機種変してくるから、待っててねー」





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