第7話 【ようじょ】あれ?待って、私何やった?【ガチ困惑】
感想あざす。励みになる。
やっほー!みんなー!元気ぃー?!
私も!元気だぞー!
はぁ…はぁ…
あーテンション上げて現実逃避してみたけどやっぱりちゃんと考えないとダメだよね。
うん、目を背けちゃダメだ。
私の身体能力について。
この間の鬼ごっこで私は空中で方向転換を決めたり、タイヤの反動を利用して相手をタッチしたりしてた。
けど、普通は有り得ない。
落ち着いて考えてみると私はまだ3歳だ。
3歳がこんなに運動神経が発達してるわけが無い。
天才と呼ばれる人間でもここまで出来る奴は、居たとしてもほんのひと握り。
そのひと握りに私が入ってるとは思えない。
てか、ひと握り?ひとつまみ?もうホントそんくらい少ないと思う。
別にこの身体能力がある事自体は問題無い、筈。多分。
いや、若干問題かもしれないけど。
でも問題なのはどうしてこんなに動けるのか。
前世チート?え?砂固めるのじゃなかった?
もしかして本命はこれ?
うーん、あと心当たりがあるとしても生まれて歯が生え揃ってない頃からハイハイしようとしてたくらいしか思い付かない。
あれ?原因それ?
うーんわからん。ガチでわからん。
試しに今逆立ちして物事考えてるんだけど、そもそも女子で、しかも3歳が壁に足を当てないで逆立ちとか普通出来ないと思うし…
そんな風に色々ごちゃごちゃ考えてると、湊士君がやって来た。
「あ、みなとくん!どうしたの?」
「…おんなのこがおままごとしよって。ぼくいやなのに」
あー、また捕まってたんだ。
イケメンは大変だねークソが。
てか湊士君、私の事人避けに使ってないだろうか。
別にいいんだけどね。それで寄ってこない女子もなんなんだよ。
私をなんだと思ってるのか。
「みつきちゃんはなにしてるの?」
「うーん、かんがえてるの!」
「…なにを?」
えー、どうしよ。
言ってもしょうがない気がするけど…
まあ、隠す程の物でも無いし、凄い動けるのは知ってるから言ってもいっか。
私は湊士君に拙いながらも考えてる事を伝えた。
すると、とんでもない回答が返ってきた。
「筋質がいいんだと思う」
「え?」
「筋質、もしかしたら筋密度って言った方がいいかな?筋密度って言うのは筋肉の中にどれだけ多くの筋繊維が入っているかを表す言葉なんだけど、多分みつきちゃんは他の子に比べて筋繊維が筋肉に沢山入ってるのかもしれない。この筋密度って言うのは例えばボディビルダーの人みたいな大きな筋肉じゃなくても筋密度を高めれば重いものを持ち上げたり力が強くなったりするんだ。ただ幾ら筋密度が高くても骨密度が低ければ筋肉に耐えきれなくて折れてしまうから、骨密度も………」
そこからしばらく湊士君のガチ保健体育の授業が次の先生の号令まで続いた。
確かに彼の説明を聞くに確かにそうなのかもしれないとは思うがその前に1つツッコミを入れさせて欲しい。
お前頭良すぎだろ!
え?何?3歳児が筋密度とか筋繊維とか。
てかいきなり饒舌になるね湊士君!
思わずポカーンとしちゃったよ。
しかも私の拙い説明でよくそこまで理解出来たね。
もしかしたら湊士君こそが本当の天才なのかもしれない。
そう思った昼下がりである。
ブクマ5件もついた!嬉しい!