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第11話【立体機動】剣道体験2日目【ようじょ】

ペース落ちます。

剣道体験2日目。

私は何故か剣道体験入門なのに普通の道場メンバーの皆さんと練習に励んでいた。

道具一式全部借り物だよ!

あ、胴空いた。


ダァン!

「どおおおお!!!」

「あっ」

「胴アリ!」


1本取れた!やったね!

そうそう、湊士君だけど今彼は私が昨日こなした内容をやってる。

かなり真剣な表情でやってる。

てゆーかでかくなったんだよなぁ湊士君。

今身長120cmだって。

私なんかまだ96cmしかないのに…

こいつ竹刀邪魔だな。

八艘飛びして面打と。


ダッダァン!

「めええええん!!!」

「…え?」

「面ッあり!!」


私これ身長大きくなれるのかだんだん心配になってきたなぁ。

まあ?私女子だし?小さくても可愛いで済まされる性別だから?

気にならないよ!(半ギレ)

お前もでけーんじゃ!

飛ぶ!


ドォゥン!

「メェェェェェエンン!!!」

「ぎゃふん」

「面ッッッありぃぃい!!!!」

「おい、加藤君ボッコボコだぞ」

「アイツめちゃくちゃ強いぞ」

「加藤君116cmあるのに面で勝ってたよ」

「やべーなアイツ」


─────────────────


1本勝負も終わり休憩に入る。

すると、湊士君も休憩の時間なのかこっちに歩いてきた。


「湊士くんお疲れ!大丈夫?」

「ん、大丈夫。みつきちゃんもお疲れ様」

「ありがとー!」


お互いに労い、湊士君は私の隣に腰を下ろして水筒を飲む。

しかし、彼の顔には少しも汗が浮かんでおらず、涼しそうな顔をしていた。

ホントに湊士君名前から容姿から何まで爽やかイケメンだよなぁ。


「湊士君は全然疲れてなさそうだね、私はへとへとだよー」

「嘘、みつきちゃんだって汗の量が少ない」


うわ、バレてーら。

確かにまあそこまで疲れてはない。

やっぱり身体能力が前世よりも上がってるせいか体の動かし方が分かるんだよ。


「あはは、やっぱり湊士くんにはバレちゃうか」

「でも仕方ない。みつきちゃんは他の子よりも凄いから」


その言い方は何か誤解されそうだなぁ。

凄いのは私じゃなくて前世チートなんだけどね。

言ってもしょうがないんだけど。

さて、そろそろ体動かさないと体冷えちゃうな。


「湊士くん!一緒に素振りしよ!」

「うん」


この後めちゃくちゃ素振りした。


──────────────


さて、練習の最後は打ち込みだ。

先生に向かって開けてくれたところにバッシバシ打っていく稽古。

さあ、私の番が回ってくる。

先生は私と向かい合うと右手を少し左にずらそうとしているので、篭手を打つ。

竹刀が篭手に当たると面が空いてるので続けて面も打っていく。

で、振り返ってすぐすり足で近づいていく。

先生は面を空けてくれたが、少し屈んで面を空けた。

恐らく私でも届く様に打ちやすくしてくれたのだろう!

ふざけんな!試合でそんな事する奴がいるか!

少しカチンと来た私は先生と遠間(竹刀の先と先が触れ合う距離。めちゃくちゃ遠い)から一気に近付く。


「ん?」

「ヤァァァ!!」


で、一気に上に飛ぶ!

先生は大体身長170cm後半で屈んでいるから頭の位置は110cm位。

私の目線は《《その上の世界を見ていた》》。

面に竹刀を当て、体の重心を前にして、着地点を飛んだ位置から少し前に落とす。

私は着地した後先生に向かって残心。

先生は私を見てポカンとしていた。

ドヤァァァ!!!

なろうもハーメルンも評価落ち着いてきたな。

この小説もなんか多くの方に見てもらえてるらしいので宣伝しようと思います。


「深月ちゃん頑張れ!」

「続きみたい!」

「応援してます!」


って方は下の方のポイント評価で評価してもらえると嬉しいです。

感想とかもくれるとモチベになります。

あ!ブクマとかもめっちゃ励みになります。

次回もよろしくお願いします。

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