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二次元×現実(ニジゲン×リアル)  作者: 五葉のクローバー
7/7

オタク特有の考え事

生きてます。

そう、生きているのですよ。


長い眠りから目覚めたのです。

さぁ旅立ちなさい戦士よ...!

次話を投稿するのです!


?なぜ投稿が遅いか...ですか。

答えはたったひとつ、簡単なことです。



パスワード忘れてログイン出来なかったんですぅぅぅぅ!!!ごめんなさァァい!!!



というわけで始まります。圧倒的回想会が。





「 おかえり〜 。ねぇねぇどーだった!? 」


カフェに帰ってくるや否や、妹のセリナは俺の「能力」が何だったのか聞いてきた。


もちろん聞きたいのはわかる。いつも引きこもり生活を送ってきた俺に、どんなニート能力が備わっているのか。


さしずめ「ポテチを動かずに自分の手元に持ってこれる能力」とか思ってるんだろう。





...結構いいな、その能力。


いや 、俺は実を言うと最近はポテトチップスとか脂ギッシュなものはあまり食べれなくなってしまっている現状があるが、動かなくていいのはすごい楽じゃ...


と、気を取り直して、


俺はセリナのいるテーブル席に腰掛けると


「教えてあげないんだからねっ!」


と劣化版ツンデレ攻撃を妹に叩き込んだ。


「うわぁ..キモっ」


...ぐっ!


妹に言われると結構キツイなこれ...


でも計画通りに話をそらせたから良しとしよう。



残念ながら俺の能力をはっきりきっちり教えてしまうと少し問題がある。



まぁ少しばかり回想になってしまうが、その点は承諾してほしい。




俺の能力が


『 魔王を一撃で倒せる能力 』

『 変身させる能力 』

『 誰か一人と融合 、分離できる能力 』


とわかった時、まぁ誰でも考えるであろうことが俺の頭によぎった。



(これ、俺に魔王を倒せと言ってるようなものだよね?)



...と。


俺は頭が悪い。が、他の「ただ勉強ができないやつ」とは少し違うらしい。


それは高校入学時の話である。




〜回想〜


俺は高校入学初日、「ある事」をして引きこもりになった。


俺のクラスは1ー5。1年専用下駄箱から1番離れた角っこに面する教室だった。


俺が通っていた(過去形)高校は共学だったので、もちろん女子もおり、席の隣は一帆(かろうじて名前覚えてた)という女の子だった。


そう、ここまでは順調だった。

いや、順調かどうかはともかく、それなりにみんなの「普通」に溶け込んでいた。



────が、引きこもりのきっかけは、突然やってきた。



初日に行った、中学復習テストの答案が返却されたのである。



俺は頭が悪かった。正確には、「勉強ができなかった」という方が正しい。


俺の学年は200人位いるけれど、俺の順位は185位。結構やばいのである。



するとその時、隣の一帆さんが、今出していただくとかなりまずい勇気を振り絞り、俺に初めて話しかけてきたのである。


「テ、テスト難しかったね!私全然できなかったや...。が、学年順位とか、すごくやばかったよ!」


俺は驚いた。いろんな意味で驚いた。


まず、隣に座っているだけで、特に話したことのなかった一帆さんが急に話しかけてきたこと。


そして横目で見えてしまった順位が、俺よりも上なこと。


そう、普通に考えてこれはとても喜ばしいことなのだ。まだ全く話したことの無い人に、勇気を出して話しかけてくれたのである。


だが、きっとこの子は会話することが苦手なのだろう。話の振りとそのタイミングが、異常なまでに悪かった。





「え?なに?あんた何位だったのー?うちにも見せて〜!」


完全に高校に入ってからしゃしゃり始めたいかにもパリピ感満載女子に捕まってしまったのである。


「えぇ!?えっと...その...」


「え〜大丈夫!うちも頭悪いからぁ〜!

...って!ヤバっ!この子学年162位じゃん!頭悪っ!やばいんですけどぉ!」


わざと周りに聞こえるように大きな声で言っている。晒しているのだ。


「ちょっこれはやばい!ねぇねぇ先生!これはさすがにまずくないですかぁ〜!この子は違うクラスにした方がいいと思いまぁーす!」


...学校というものは、最初のポジション取りがとても重要である。

蹴落とされるもの、グループから孤立するものは残りの時間を有意義に生活することは難しくなる。


いかに多人数の同意を得るか。いかに自分以外に標的をそらせるかを重視して、あのパリピ女はその標的を一帆さんに向けられるよう仕向けたのだ。


動揺する担任教師。

安堵するほかのクラスの人間達。

泣くのを我慢し俯いている標的。




...俺はこういう奴らが嫌いだ。


もちろん自分が助かりたいという気持ちは良くわかる。だが俺には、自分以外に罪を擦り付けている警察ドラマの犯人にしか見えないのである。


標的も標的だ。そんなに話すタイプでもないだろうに、それもテストというかなり危険な話題で話しかけてくるなんて自殺行為である。


──だが、理由がどうであれ、わざわざ話したことすらないただの隣の席の人に話しかけようとしてくれたことは事実である 。



こんなパリピ女が毎日毎日しつこく隣の一帆さんに話しかけてくると思うと、隣の席に座る俺にまで被害が及ぶ。



...じゃあ仕方ない。


だって俺にまで被害が及ぶのだから。

別に正義のヒーローになりたい訳じゃないし、いじめられっ子をかばう意味もないのだけれど。

まぁ、隣に座ったという何かの縁だ。


すぅ...




「 俺は185位!学校なんてクソ喰らえ!勉強したくなぁーい!」



.....



はい俺の高校生活終了。

ありえないほど静まり返った教室と、皆さんの冷たい目が俺に集中する。


「やばっキチガイじゃん...」



わっはっは!バカがいるー!と笑ってくれれば良かったが、現実はそう甘くはなく。


まぁどうせそうなっていても、明日からその場の空気に耐えられずに来れなくなるだろうし。




この日以来 、俺は自分がキチガイではないという証明をすることなく、引きこもりとなった。





はい 、回想終わり。


で 、結局何が言いたいのかと言うと。

俺は「 勉強はできない 」が、「 考えまでバカ 」では無いということだ。


まぁ簡単に説明すると 、引きこもってるのにコミュ障っぽくない!とか 、勉強出来ないくせに判断力良すぎ!とか 、それとこれとは違うよってこと。


...分かりづらいな。まぁ何となく理解してくれ。



で、だ。このままセリナに能力を教えてしまうと 、多分こうなる。



「 え...?それホント?うわ.....それもう私いらないじゃん 。ないわー..... あーはいはいどーぞご自由に魔王倒してこいこのクズ 。」



...こんなことかと思ったやつもいるだろうが 、これは非常によろしくないのだ。


まずこの能力が本当ならば 、当たり前だが誰もが魔王を一撃で倒せる能力だと思うだろう 。



が 、よく考えてみよう 。


「 魔王を一撃で倒せる 」これが本当にこのまんまの効果であるならば 、「 魔王以外に効力はあるか分からない」のである 。


つまり道中の雑魚キャラで積むのだ。



じゃあもし仮に 、魔王と1:1で対決できる盤面だったらどうか 。


はいここでもう一度おさらい 。

俺の能力は 、「 魔王を一撃で倒せる 」能力。


あれ?

ということは 、勝つには一撃当てなければならないのである 。


無理だろ 。いや 、一撃なんて当てられるだろとか思ってるかもしれないけど 、まず俺はこの「一撃」が何かを知らない 。


パンチ?はたまた剣?あるいはなにかの魔法?全てに適応される?


仮に全てに適応されたとしよう 。

当てられる気がしない 。

一理あるのは不意打ちか?いや不意打ちする勇者ってなんだよ 。悪のヒーローかなにかか 。


てかそもそも、勇者が攻撃するのを律儀に待ってくれる魔王なんて、現実にはいないと思うんだよね。俺。


ん?現実じゃないか。



まぁ要するに 、俺=魔王を倒せるみたいになってしまうということ 。



ほかの能力を使えばいいじゃん!とかも思ったけど 、こっちもよく考えてみよう 。


変身させる能力 。そして誰かひとりと合体、分離できる能力 。


変身させる能力に関しては 、この文からだと自分も変身できるのか危うい 。


よってこれは誰かにかけるものとして考えた方が妥当だ 。




もう1つ 、誰かひとりと融合、分離できる能力 。これが1番わからない 。


融合して何になる?


融合したあと分離できるのはわかるのだが 、融合にメリットがあるのか?なんかめっちゃ強くなるのか?



そしていちばん分からないのが──





男と女で融合したら 、どうなるんだ!?








...自分で言うのもなんだが 、俺は結局バカなのかもしれない 。


まずは、ありがとうございました。


生きてますよ?心配してる人いないですけど。


半年くらい投稿してないし、前のあの終わり方だと、なんか「この物語終わりやん」って思わせてしまったかもですね。


パスワード忘れてたですよ、ごめんなさい。



まぁそれはそれとして、少し雑談でも。


実はこれ、自分で読んでて「前半いらなくね?」って思っちゃったんですよね。

なんかいかにも「説明してる」感が否めないというかなんというか。


でもこれはこれでいいかなーと。


あとからこうすれば良かったーとか考えたらキリないですしね(小説書く人にあってはならない考え方ですね)。


まぁ私が小説を書いてる1番の理由が「自己満足」みたいなものなので、その時思ったことを変えてまで頭ひねって書くのもなーなんて。


まぁたくさんの人目につくようならさすがに変えるかもですけどね。



最後に。


この作品を待っててくださった方(いるのか?)、待たせてごめんなさい!


次回の目標は「物語の進行速度を早くする」で行きます!あくまで目標ですからね。目標。


それでは失踪しなければ次回で会いましょう!

ではでは〜







直したいシリーズ

·一、二部書き直したい

·キャラクターの名前を意味ありげにしたい

·タイトルをセンスあるものにしたい

·私の壊れた時計



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