リアリティが薄くなってくよ!
あけましておめでとう!
...遅くなってごめんなさい 。
(これしか言うことがない)
皆さんの暇つぶし程度になれば幸いです 。
「 ご注文は? 」
「...」
「 あのー 、ご注文は 」
「「 チッ 」」
「 ご 、ごゆっくりどうぞー... 」
ごめん定員さん 。
今だけは許しておくれ 。
「──で 、どういうことか話してもらおうじゃないか 。」
カウンター席に腰を下ろした俺は 、早速話に入る 。
「 長くなるよ... 」
「 話せ 」
「...はい 。」
話すのめんどくさがってるだろこいつ 。
対して長くないくせに 。
「 今私たちは異世界ギャルゲのゲームの中にいるってことは分かるよね 。」
この時点でツッコミたい気持ちがあるが 、ここでツッコんだら負けな気がする 。
「 で 、実はあの秘密のパスワードってのをいれると 、あれRPGになるんだよ 。」
「────!」
「 まぁなんでこの世界がRPGっぽいのかは理解できた?」
「 ちょっとスッキリした 。」
ちょっとどころじゃないのは黙っておいてもいいだろう。あぁ!スッキリ!
「 でさ 。この世界にはね 、恐ろしく強い『 魔王 』がいるんだよ 。それを倒せば 、ゲームクリアって訳 。」
「 じゃあこの世界にきた時俺が捕まったのは何故だ?」
「 それは手違い 。」
「 おい 。」
「 ごめんなさい...」
はぁ 。と俺はため息をつく 。が 、不思議と嫌じゃない 。要するに魔王を倒せば俺は人気者になれるのである 。
俺はこのチャンスをものにしてみせる!
「──でさ 、俺がぶっ倒れる前になんか...魔法?てきななにか使ってたよな?」
ビクッ
「 なんだっけ...確か...『 マッハイ──』」
「 はいストォォォップ!!!! そそそのことについては今から教えるからァ!!」
「 ? おぅ...分かったけど 。」
危ない...わたしの恥部を増やすとこだった ... 。
「 えーっと 。この世界に来る時に兄さんは『 勇者 』って言ったじゃん?実はこの世界の人間って一人一人ランダムに『能力 』を持ってるんだよ 。」
キタぁぁぁぁ!!!!あるあるだけどそれがいい !そういうの待ってたんだよ!
「 それで 、『 勇者 』に選択した人は三つ 、『 ヒーラー 』やそれ以外は二つ能力があるんだ 。」
──あれ?勇者って職業みたいなポジションだったの?
「 勇者って危険な仕事が多いからね〜 。
まぁ勇者だからって 、強いって訳でもないんだけどね 。」
危険なの?怪我とかすんの?
「 わたしの能力はね 、『 風を操る能力 』と 、『 半径5mの範囲の生き物の回復 』だよ 。まぁ限度があるけどね 。」
何それ強くない?考え方変えれば『 風さえあれば攻撃や移動ができる 』し 、『 回復 』も一気に出来るんでしょ?
「 多分兄さんはすごく戦闘に向かない能力だと思うよ…ぷぷっ 」
おい何笑ってんだよ 。なんとなく俺もそんな気がするからやめろ 。
「 兄さんも覚悟ができたら確認すれば?
そこら辺のコンビニで確認できるよ?」
コンビニかよ!なんか気分乗らないじゃん!
「 お前はここで待ってろ!俺だけ行ってくる!」
「 なんかカッコイイセリフっぽいけど 、この状況だとかっこよくない...」
俺はセリナを置いて一人でカフェの真横にあるコンビニへ 。
実はコンビニがあって少しうれしかったりする 。
てかそーいやコンビニのどこでわかるんだ?セリナに聞きに帰ろっかな...
って 、ATMみたいなとこに思いっきりあるし!セ〇ン銀行みたいにサラッと置いてんじゃねぇ!
「 えーっと 、能力能力...」
正直期待はしてない 。強いて言うなら魔法使ってみたいなぁくらいだ 。
「 へー 、手をかざせば分かるのか 。」
...さーて 、俺の能力は....!!!!
『 魔王を一撃で倒せる能力 』
『 変身させる能力 』
『 誰か一人と融合 、分離できる能力 』
...は?
俺の物語は 、速攻で終わる気がした 。
まずは 、ありがとうございました 。
やる気出なかった!今もだけど!
というわけで後書きも少しです!(手抜き)
このクソ作者!もっと早く投稿しろ!というとっても優しい方!レビューや感想(悪口可)を頂けると作者のやる気が増します 。
...いないのは分かってますけど 。
というわけで 、花粉辛いけどお互い頑張ろー!
失踪しなければまた会いましょう!ではでは〜 。