現実は甘くないんだよ...?
こんにちは!五葉のクローバーです !
少し間が空いてしまいました 。ですがもしかしたら 、これくらいのペースになるかもです 。いつも前書き長いから 、今回くらい短くてもいいよね!ね!
... この小説で少しでも笑ってくれたり 、時間つぶし位にはなったなと思ってくださると嬉しいです 。
相変わらず訳わからない日本語があったり 、誤字脱字があるかもですが 、初心者はこの程度だろくらいに思っていただけると光栄です 。
千鶴視点
「 大丈夫? 兄さん!」
俺に手を差し出してくる我が妹 。
訳が分からず俺は動けずにいた 。
「 ──我が名は大魔法使いセリナ。 兄さんにまとわりつくゴミ共はこの私が直々に排除してやろう 。 」
そう言った刹那、 セリナの足元に魔法陣が現れる。 呆然とその異様な光景を眺めている俺、 双葉千鶴の思考は、 完全に停止していた 。
「 ──── マッハ・インパクトォォォォ! 」
...思考が停止している俺は、 何が起きたかわからなかった。 多分なんか凄い速さで我が妹が動いていて、 気付いたらモンスター達が殺られてた。
...ここまで覚えてたのも、 奇跡に近い。
「 あぁ....... 。」
俺の記憶は、そこでプツリと切れた。
数十分前
( ヤバいヤバいヤバいヤバい! )
私 、 双葉セリナは焦っていました。
「 そういえば今日は兄さんの釈放日じゃん!」
気がついたのはついさっき 。
今日も今日とて上級レベルのモンスター共を魔法で蹴散らし 、怪我をしていた人達の治癒をし( 本業はヒーラー 。でもなんかもうオールマイティ職みたいになっちゃってるよ私 。 )、いつものように屋敷に帰宅 。
もう夜かー 。今日も一日頑張ったなぁー ...
...何か忘れてるような 。
...何だっけ?
ガスコンロでお湯を沸かしながら考える 。
...あ、そうだ!今日は兄さんの好きな唐揚げにしようと思ってたんだ!
ふぅ 。あぶないあぶない 。今日もまた『 チリンラーメン 』にするとこだったぜ 。兄さんうるさいから、『 チリンラーメン 』ばっか食ってるとすぐおこ...
...........( 今日何日? )
..............( 『 兄さん釈放日 』)
........................( ワーお )
..........................
私は『 マッハ・インパクト 』という空気抵抗を無視して高速で動き攻撃する技を応用して 、一目散に屋敷を飛び出して兄さんの元に向かっています。( あまり技名がかっこよくないのはあしからず )
モンスター共がうじゃうじゃいるって言うのに、 兄さんひとりじゃ危ないし...
そうこう言ってるうちに到着 。まだ兄さんは出てきていない模様 。
兄さんびっくりするだろーなぁ!
私の驚くべき強さに!
... 少々早く来すぎた用で 。
立ってんの疲れたー 。お腹すいたなー 。
... 羊がいっぴき .....ひつじがにひ ....
...zzzzz
「 うわぁぁぁぁぁぁっっっ!! 」
zzzzzzz ....
「 ... もう食べれない ムニャ 」
ドタドタドタドタドタドタ....
「 むにゃ? 」
.......?.....あ!やべっ 。
「 ガルルルルッ!」
( ちょっ 、ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぃ! )
「 大丈夫? 兄さん! 」( 息切れ )
間に合ったァァァ!危ねぇぇぇっ!
兄さんびっくりしすぎて腰抜けてるっぽいな ... なんか後ろから「 助けに来てくれた... 」みたいな目で見られてる気がするよ !?
どうしよう!!!!! 居眠りして遅れたなんて言えない!
なっなななんかカッコいいこと言わなきゃ!?
カッコいいこと ...
カッコいいこと ..........
「 ────ゎ、我が名は大魔法使い
ぇーセリナ! に、兄さんにまとわりつくゴミ共はこ、この私が直々に排除してやろう !( こ、こんな感じでいいかな? ) 」
「 ま、マッハ・インパクトぉぉ... 」
( 恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!!!! 技名叫ぶの恥ずかしい!!!!! )
... お、終わったぁ...
なんか恥ずかしくて 、犬っころに時間かけすぎた ...
兄さんは ... 気絶 。
仕方ない 。
セリナは千鶴の腕を自分の肩に回し手歩き始める 。
無駄に長かったけど 、やっと冒険が始まるんだ 。セリナは期待に胸を膨らませ 、兄と共に屋敷へ帰る 。
帰ったら兄さんに色々話そう 。きっと混乱しているし 、
... でも 、そんな兄さんの顔を見ててもいいかもな 。
だって兄さんは 、私にとって大切な大切な ────
── たった一人の『 家族 』なんだから 。
続く
軽快なサイレンが 、夜の町に鳴り響く 。赤い戦闘服を着た人間が 、私達の行く手を阻む 。
「 そこをッ ... 通してッ...! 」
倒れ込んでいる兄 。
「 通す訳にはいかないな... 」
もうどうしようもない 。今まで無敗だった私が 、初めて負けを認めた瞬間だった 。
「 ごめん... ごめんね兄さん... 」
目の前で起こる不条理な出来事は 、皮肉にも 、私たちの前に立ちふさがるのだ 。
... 「 火に近づかないで! 危ないから離れてください! 」
...チリンラーメンは 、恐ろしい魔力で、私達の屋敷を灰にしていくのだった 。
まずはありがとうございました 。
... いやー 、歯医者って嫌ですね!
先日、歯医者に歯を抜きに行ったのですが 、麻酔が切れた時痛くて痛くて 。それはそれは大変でしたよハッハッハ!
はい 。どうでもいい話はここまでにして と 。読んでくださりありがとうございました 。投稿ペースがやや遅いですがこれからは今くらいのペースで行くかも知れません 。
いないとは思いますが 、私の小説を心待ちにしてくださっている方 、申し訳ありません 。
秋から冬になり 、気温も寒くなってきたので 、体調管理に気をつけてくださいね( 前も書いた気がする )。
疾走しなければまたお会いしましょう!
ではでは~