◆ルイス編 登場人物紹介(ネタバレ要素あり)
ルイス編突入後の登場人物紹介です。
話が進むにつれて加筆。ネタバレ要素ありなので、ご注意を。
◆ルイス・ハーヴェイ 「おおっと? まさか俺に惚れたか?」
……紺碧の髪に、透き通った水色の瞳を持つ騎士。顔・体格・声ともに、全てリオンの知る須江先輩とうり二つ。性格のみが彼との差異である。騎士道を軽やかに無視をして、彼の日課は夜の街へ繰り出すことだった。
パンプ王国第三部隊副隊長を任されており、二つ名は『百人切りの副隊長』。
魔力属性は土と水の二つを所持している。
獣人の血を引き、先祖返りで獣人の耳とシッポを持つ。しかし、普段は魔法でその事実を隠している。そのため騎士の中には彼が獣人であることを知らない者もいるが、貴族の世界では公然の秘密となっている。
◆須江
……主人公が憧れている高校の先輩。バスケ部所属。面倒見が良く、主人公とは入学式から面識がある。人望があり、彼の周りには常に人がいる。
《サブキャラクター》
◆オズワルド・グリフィス
……三白眼かつ凶悪面な筋肉隆々の中年男性。第三部隊隊長を任命されている。融通の利かない性格だが、その反面、言葉遣いは粗暴で行動はガサツである。仕事を放りだそうとしたり、からかってくるルイスをよく罵倒している。
隊員には怖がられているが、同時に頼りになる上司として尊敬もされている。
所帯持ちで騎士舎には住んでいないが、勤務時の昼は騎士舎の食堂を利用する。愛妻家かつ子煩悩として騎士団内では有名。彼の妻子に手を出す、悪口を吐くのは、第三部隊最大のタブーとされている。
◆チェスター・スクワイア
……第三部隊所属の茶髪の騎士。ルイスの後に騎士団に入団したので、彼の後輩でもある。ルイスが副隊長に任命される前からの知り合いである。ルイスへの呼び方は平常時は『副隊長』だが、慌てているの時などとっさには以前の癖で『先輩』になる。
口癖は「~~っす」。調子は良いが案外苦労性で、ルイスにつかみかかろうとする第三部隊隊長をなだめ抑えつける彼の姿が騎士団内ではよくある光景。ただいま彼女募集中。
◆エミリア
……ルイスに好意を抱く貴族の女性。非常にグラマラスな体形であり、その美貌はまるでバラのように美しい。
ハーヴェイ家の長女であり、弟であるルイスのことを心配している。
◆リーチェ
……ルイスの婚約者だった女性。現在は死亡している。