20話 カナハの観察
「かぁちゃんただいまー!」
「あら、お帰りなさい、釣れた?」
「うん、釣れた!カナハがこげーんでっかいの釣ったとって!」
家に帰ってくると、アルマは何故かハルミチの服を着て、なんかホクホクしている。
「二人なにしてたの?」
「はい、二人とも泥んこになったので、お風呂に入らせて頂きました」
二人で泥んこになって、お風呂に入っていたらしい。
「かぁちゃん風呂入ったと?すごかったやろあの風呂」
「うん、とっても気持ちよかった。肌がつやつやになってるでしょ?」
「ほんとや!いつも肌ガサガサって言いよったもんね」
気持ちよくなって、肌がつやつやになったらしい。
「ハルミチは?」
「私の服を魔法で洗っていただいてます」
ハルミチがアルマの服を洗っている。
「できましたよ。アルマさん」
「ありがとうございます。すごくきれいになって、しかも乾いてる!魔法って便利ですね」
「いえ、まだ研究中の魔法なんですが・・」
ハルミチがアルマの服を持ってバスルームから出てきた。ハルミチもなんかホクホクしている。
「ちょっと着替えてきますね」
「はい、俺の部屋使ってください」
アルマがハルミチの部屋で着替えている。
「おかえり!二人とも釣れたかい?」
「うん!カナハがバリ釣りうまくてびっくりした!」
「だろ?カナ・・師匠は釣り名人だからな」
「見たことないかっこいい釣り道具ばっかりやった。あれすごかね!」
アルマがハルミチの部屋から元の服に着替えて出てきた。
「アルマさんにいろいろ教えてもらって、一緒に畝を作って、畑に種を植えたんですよ」
ハルミチがアルマに手取り足取り教えてもらって、一緒にうねうねしながらアルマの畑を耕して種付けしたらしい。
「では今日はこれで失礼します。お風呂、とっっても気持ちよかったです」
とっっても気持ちよかったらしい。
「では明日村に伺います。村長にもよろしくお伝えください」
「はい、なにとぞよろしくお願いします」
明日、アルマの父にあいさつしにいくらしい。
「カナハ!またいっしょに釣りしようばい」
「うん、待ってるばい」
「マグヌス、釣り竿いるかい?あとこの疑似餌も・・」
「くれると!?やったーありがとう!」
「魚も持って帰りますか?カ、師匠がたくさん釣ってくれるんで、今水槽がいっぱいなんです」
「よろしいんですか?ではお言葉に甘えて」
ハルミチはこの親子にとても優しい。
「じゃぁねー」
「では明日お待ちしております」
「はい、お気をつけて」
・・・二人は帰っていった。
「楽しかったですか?マグヌス喜んでましたね」
「うん、ハルミチは気持ちよかった?」
「はい、だいぶ満足できました」
ハルミチは気持ちよくて満足したらしい。
「見てくださいよアレ。アルマさんと一緒に耕した畑です!」
家の裏に結構広い畑が出来ていた。ここは林だったはずだけど。
「今日は一旦全部耕して畝を作って、三分の一に玉ねぎの種を植えたんですよ。まだ植えられるので他の種もいろいろ植えてみましょう」
「この広さを二人でやったの?」
「そうですよ!カナハが寝てる間と、釣りに行ってる間に。土作りはある程度錬金で操作できそうなので、いっしょに野菜育てましょう!」
「うん」
二人はずっと畑づくりをしていたらしい。
ボクも農業やってみよう・・




