18話 楽して勝ちたい
「はぁぁ・・・」
俺は強くなろうと決めた。
しかし、本当のことを言うと、めんどくさい。
ドラゴンやら、悪魔との戦いのような事がこの先また起きるんだろうか。運よく勝てたが。
「なんかないかなぁ・・楽に戦える方法」
手元に何種類か武器を生成した。
ナイフ:これは常時一応携帯している。カッコ付けて両腰に2本。
しかしこれを2本持っていたおかげで助かったのだ。
ちなみにカーボンへグレードアップした。
剣:まぁこれも強いんだろう。しかし鉄の剣だと重く、俺に素早く振り上げて
振り下ろすだけの力がない。刀も同じ。
カーボンで作れば軽いし、ぶんぶん振れる。
しかし軽くて切りつける分はいいが、これで息の根止めるには、
目にもとまらぬ早業で切り抜くか、突くか、手数がいる。
盾:重い。が、とっさに出して、これに助けられた。
「とっさに出した・・・か」
今や、いちいち地面に手をつかなくても色々出せる。
つまり!思っただけで武器が出せる。そもそも足が地についてるからね。
「マサムネ!」
ブンッ!と手に刀が出てきた。
刀かっこいいんだよなぁ・・でもこんなハガネぶんぶん振れないよ。
俺には剣道の知識しかない。精々『型』で木刀を振ったくらいだ。
「何してるの?」
「この世界ってこの前みたいに戦わなきゃいけないことありますよね」
「?・・うん」
「なんか楽に勝てる方法ないですかね。敵に近づきたくないんですよ」
「じゃ、これ伸ばせばいいじゃん」
カナハは刀を指さしてキメ顔でいった。
「なるほど・・・それだ!持った後も変形できるじゃん!」
俺は刀を構えて、イメージした。
「ムサシ!」
フォッ!ドスッ!
刀は遠くの木にめがけて伸びてぶっ刺さった。
そうだ!ここから炎をのせられるか?
「インフェルノ!」
ボゥッ!
刀身全体に炎が発生し、木が燃え出した。
これならドラゴンもやれるか?いろいろアレンジしてみよう。
「いいじゃん!」
「ありがとうございます!すばらしい発想!さすがこの力のマスター!」
「フフ、あ!おさかな焼けてるよ!」
今日はカナハが作ってくれたアユの塩焼きと野菜スープ
料理が楽しいようだ。今度アルマさんに料理教わるか。




