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16話 インフェルノ

霜に触れた朝の光が、初冬の訪れを静かに告げていた。

・・要は寒い朝だ。


料理教室の準備はできているが、カナハはまだ寝てるので暇になった。


火をおこすところから教えようと思っている。

燃やしたいものに触れると燃やすことができる。

これで暖炉やらグリルの薪に火をつけている。


「ちょっと待てよ」


薪に触ってあちあち言いながら火をつけているが、

薪に火をつけるのに薪に触る必要あるのか?熱いんだよ。


これからドラゴンやら、あの悪魔のような、妙な戦いがあるかもしれない。

何かしら飛び道具があると戦いも楽になるし、近接なんかやりたくない。

ためしに何も触らないで手のひらから出る炎をイメージする。


「インフェルノ」


すると、手のひらからボッと炎が出た。

「あッッつ!」

何も触らずに炎が出せた!が結局熱い!


それにしてもインフェルノってなんだよ。意味も知らない。

なんか響きがそれっぽかっただけだ。そもそも言う必要もない。


「いい年こいたおっさんが中二くせーギャハハ」


もうちょっと手から離れて熱くないところから出せないものか。


「おはよ。。たのしそうだね」

「あ、おはようございます。いや、何も触らずに炎が出せたので楽しくなっちゃって」

「!!できるようになったんだ。みたいみたい!」


今度はもっと手が離れたところから発するイメージで。


「いきますよー!インフェルノ!」

ボウッ!


さっきよりも熱くない。少し離れたところから炎が発生した。

そうなると火力ももっと欲しいな。イメージ次第で強くできるか?


「すごいっ!それ、こっちから見たら魔法みたいだね」

「やっぱりそう見えます?」

「私も炎出したい!う~~インフェルノ!」


当然何も出ない。カナハは魔法少女になりたいのだ。


「というわけでカナハには、原始的な火のおこし方から学んでいただきまーす」

「えええ・・めんどくさい。ハルミチがつけてくれればすぐつくじゃん」


なんだかんだ言いながら、最終的には楽しそうに料理を習うカナハであった。


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