憧れは憧れ
人生初の小説で内容構成とかぐちゃぐちゃだと思うのでお手柔らかにお願いしますm(_ _)m
アドバイスとか教えてくれたら幸いです
なるべくリアリティを重点に書いていきたいと思っています。
良くカップルが口にする「ずっと一緒だからね!!」
なんて綺麗事事は続かない。特に高校生なんて本当にはヤれれば良いやとかイケメンだからとかそんな適当な理由でしか付き合っていない。自分で思ってて最低だと心底思う。ただただ自分がリア充は妬んでいるだけなのに。
「い、伊澄蓮斗です、1年間よろしくお願いします....」
高校スタートダッシュを若干ミスった気がした。
中学でははっきり言って自分はかなりイケてる方だった。
中学の友達も多いし高校も余裕だろとか思っていた、てゆうかThe青春送れるのか〜とか花色生活だと思ってたが憧れは憧れで終わってしまった。
まず入学3日は誰とも話せなかった。
出だしは最悪、だって席1番前で後ろ向くと視線集まってなんか気まずいしコミュ障すぎて休み時間自分から声掛けれないし隣は女子で他の子と話しており話ずらかった。しかも初日から遅刻するようなバリバリ陽キャ男がもうグループらしきものを作っていた。
うん、仕方がない。
でも1週間経つとなんとか3人友達を作ることができた。
「蓮斗君おはよう〜」
こいつは犬川遥斗。俺の高校初めての友達だ。
結構良い奴。あと2人は虎島大輔と亜麻尻颯馬。
虎島はオタク気質だが面白い、亜麻尻はチビでいつも調子に乗ってるクラス委員長。4人でご飯が食べられるぐらいまで仲良くなれたので良かった。
とりあえず友達が出来たから良いものの正直入学当初のクラスは辛かった。だが俺には心の栄養が十分にあったから耐えれた。なんでか教えてやろう。この頃俺には中学の時から付き合っている彼女がいたのだ。そうリア充だったのだ。
彼女の名は海原陽菜。中学の修学旅行で付き合い始め半年続いている。お兄ちゃんがおり、同じ高校の3年生だ。陽菜はなかなか男子からの評判がいい。クラスが違うのは残念だけど。部活動は元々中学でバレーをしていたし、陽菜もマネージャーとして入ってくれるのでバレー部に入ることにした。犬川など4人で昼ご飯を食べていると陽菜が教室に来て
「今日、ズタバ行こ〜」
とか言ってくるので周りもざわつき少し恥ずかしかった。亜麻尻が「彼女可愛いな〜」
とかからかって来るのが何故か心地よかった。この時、青春を感じつつあった。
陽菜と一緒に帰っていると
「いっぱい友達できた〜!」
とか嬉しそうにしているのを見ていると微笑ましいが男友達は作らないで欲しい。
「そういえば、蓮斗と同じクラスの亜麻尻って人からフォローも来たんだ〜」
「へぇー」
亜麻尻と陽菜は一度も話した事は無いがまぁ同じ学校ならフォローぐらい普通かと思い軽く返した。
数日後、陽菜から
「亜麻尻って、人からめっちゃDM来るだけど困る(笑)」
聞いた時は驚いた。嫉妬していし陽菜も困っているから今度あいつにちょっかい出すなと言っておこう。と、この時は対して気にしていなかった。
更に数日後、亜麻尻が
「まじ青春してるわ笑」
と何がと騒がしい。陽菜の方も最近会えていないし何だか冷たい。
流石に....ないよなと思っていたが日に日に不安は高まっていた。そして確信へ変わった。
犬川が2人でいる所に遭遇したらしい。オマケにSNSにも全く同じ画像を上げている。
入学してたった、たった3週間の事である。
俺は彼女を取られた
ムズい