登場人物と背景まとめ ネタバレ注意
登場人物・世界・言語 まとめました。
作中で触れていない内容も少々。
≪登場人物≫
※視点で書いた話数の多い順です。年齢は1話終了時
・ユーリグゼナ(主人公/敗戦国/パートンハド家/13歳)
整った顔立ちの黒髪黒目の音楽好きの少女。
パートンハド家の生き残りで、家柄も良く能力も高いが、人とうまく話せない。授業時間は睡眠時間。
基本無気力。音楽と美しいもの、美味しいものにだけ積極的で、急に口数が増える。戦争前後の記憶が抜けている。
・アルフレッド(友人/敗戦国/サタリー家/13歳)
金髪緑眼の紫位階級らしい容貌の少年。
ユーリグゼナの同級生で、彼女とまともに話せる数少ない友人。
無類の音楽好き。育ちが良く苦労知らず。
・アナトーリー(叔父/敗戦国/パートンハド家/25歳)
行方不明だったパートンハド家の元嫡子。亡命先の戦勝国から戻り惣領に就く。
賢く才能に恵まれ、音楽に関しては比類ない技術を持つ。しかし心が弱く、周りから駄目出しされ続けている。
家族、特に姪ユーリグゼナを溺愛している。
・シノ(シキビルド王の側人/元戦勝国/20歳)
際立った美貌、長身の男性。
王と妃に心から仕えている。
戦勝国の孤児院出身。高いレベルの所作と教養を身に付けている。
真面目な性格。常に最善を尽くすストイックさに、周りは引き気味。
・ライドフェーズ(シキビルド王/元戦勝国/31歳)
不機嫌そうな顔の戦勝国の元王子。
シキビルド王になっても威厳が無く、側近に文句を言われながら執務を行っている。人の気持ちに無頓着なため、周りを怒らしたり困らせてしまう。
魔法陣の扱いは優れている。
・スリンケット(友人/敗戦国/15歳)
温和な表情で卒なく他人と付き合うが、ふわふわしてとらえどころがない青年。
ユーリグゼナの二学年上。戦犯で処刑された家の唯一の生き残り。秘密が多い。
知識レベルも能力もかなり高い。
・ヘレントール(叔母/敗戦国/パートンハド家/28歳)
他家に嫁入りしていたが、実家に三人の子供と戻ってきた。
シキビルド最強の武人。
姪のユーリグゼナと子供たちにとても優しい。が、弟のアナトーリーには手厳しい。
側人を置かないパートンハド家の家事の要。
・テラントリー(友人/敗戦国/11歳)
気が強く仕事熱心で、周りによく気を配る少女。情にもろい。
ユーリグゼナの二学年下。彼女自身を愛しく思い、寄り添う女友達。
側人のいないユーリグゼナを実務的な面でも支えている。
・セルディーナ(シキビルド妃/元戦勝国/17歳)
元妖精の美しい女性。
最初からユーリグゼナを気に入り、目をかける。
人間世界の感覚と多少のズレがあるが、日々修正してライドフェーズの側にいる努力を欠かさない。
所作も教養も申し分なく身に着けている。
・テル(シキビルド妃の側人/元戦勝国/17歳)
美しい女性で、シノ同様に王と妃にずっと以前から仕えている。妃のセルディーナへの思い入れが強い。
戦勝国の孤児院出身。高いレベルの所作と教養を身に付けている。
≪世界≫
四つの国と聖城区で出来ている。
それぞれが別の空間で、時空抜道でのみ往来できる。
【シキビルド】
先の戦いの敗戦国。
主人公ユーリグゼナの祖国。四つの国の中で最も小さく古い王国。夏が酷暑。
【ペルテノーラ】
先の戦いの戦勝国。
シキビルド王になったライドフェーズの祖国。中規模の王国。冬が長い。
【ウーメンハン】
大国で共和国。四つの国で最も大きく人口も多い。雨期に洪水が起こる。
【カンザルトル】
大国で共和国。乾期に砂嵐が起こる。
【聖城区】
森に覆われ、学校や聖域が存在する特別区。四つの国すべてに直接時空抜道が繋がっている。
全ての生き物と神々の間に立つ、調停者アルクセウスが統治する。
≪言語≫
共通語と現地語がある。
「共通語」
シキビルドとペルテノーラの特権階級、ウーメンハンとカンザルトルの上流階級が話す。
学校で話される言葉は共通語。聖城区の言葉が基になっている。
『現地語』
各国の主に平民が話す言葉。国ごとに違う言語。
どちらも話せるのは、特権階級と上流階級を顧客にする商人のみ。平民以外で話せる者は奇異な目で見られる。
※作中では鉤括弧で「共通語」『現地語』で書き分け