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天界連続物語

天界という架空の世界をうまく表せるか不安でしたが、この作品はどうでしょうか。


伏線に注意して見てもよいかも?

 〜人は誰しも欲を持ち、成り上がることを望んで生きている。それは、人間だけに限ったことではない。〜


 この世界には、人が生活する人間界、神々が統治する天界が存在する。人間は、天界が存在することを知らない。だが、天界を支配する神々は人間界の存在を知っている…


 天号17753年に、天界を治める神々の王である天帝と皇后の間に1人の皇子が生まれた。皇子の誕生に、草花はつぼみの状態から一気に花々を咲かせ、風は踊り、金鳥はほほ笑んだ。その、光景を目の当たりにした天帝、神々はこの皇子こそが選ばれし、未来の天界の王なのだと感じた。天界の王宮が喜びにひたる中、人間界でも同時に1人の子が誕生していた。

 〜あの日天界で生まれた皇子、は『仁閣』(じんかく)と名付けられ、立派な王になってほしいという天帝、神々の思いを一心に受け学問、武術の修練に励み今日で1500才になった。〜


「仁閣様、皇太子即位の儀式がもうすぐとり行われます。お急ぎ下さい」と側近兼護衛のの秦将軍が言う。「分かった、今行く」と仁閣が言い返し天帝、神々が待つ王宮に向かう。そう、今日で仁閣にとって1500才の誕生日であるとともに、皇太子に即位する日であった。一行は、王宮の広場に到着。到着するやいなや「仁閣殿下、皇太子ご即位おめでとうございます。」と口々に天兵が言う。

そして、111段の階段を上り、天帝の待つ天帝宮へとたどり着くと天帝が「冠を」と言い、秦将軍が冠を受け取り、仁閣に渡された。その瞬間、仁閣は天界の皇太子に即位した。「天界、人間界の安寧を守り天界皇太子として恥じぬ働きをするように」と天帝が「はい、精進いたします」と新天界皇太子、仁閣が答えた。すると急に天兵の声が王宮に響く。「邪神族が反乱を起こして王都に向かってきております。」と天兵が邪神族の謀反を大声で伝えた。すると、天帝が「皇太子よ、反乱を沈め皇太子の力、威厳を天界中に見せつけよ」と言い、仁閣は膝をついて「拝命いたしました。」と答え反乱鎮圧のため、天兵を率いて出兵した。


 〜邪神の乱〜

 戦いの舞台は光闇平野、「邪神族の兵は30万、それに対して我が軍は20万で圧倒的に不利な戦いでございます。」と秦将軍が皇太子、仁閣に戦況をつたえる。また、「どんな策を講じられますか?」と秦将軍が皇太子、仁閣に問う。それに仁閣は「守りを固めて、敵に守りの戦略だとおもわせ、奇襲攻撃をかける。そして、敵軍が弱ったところを突き戦いを終わらせる。」と答え、軍の勝敗が仁閣の決断にまかされた。

 不穏な風が吹き荒れる中、天界存続をかけた戦いが今始まった。戦いの口火を切ったのは邪神族。それを迎え討つ仁閣は天兵軍師、紅雲こううん補助のもと軍に指示を送り続け、邪神族の猛攻を耐えしのんでいた。秦将軍率いる、奇襲隊が敵本陣近くまで近づくだけの時間を確保するため、仁閣や紅雲など天兵軍は防戦態勢を貫いた。

 天兵軍と邪神族の戦いは、五分五分の戦いが続いていた。しかし徐々に、元々兵力で10万の差があることが仇となり戦況は邪神族有利に傾いていった。戦況が変化したことで、邪神族の士気はうなぎ上り。一方の天兵軍の士気は地の果てに落ちようとしていた。「このままでは、軍の戦意が無くなり戦いに負けてしまう!、早急に手を打たねば!」と紅雲が仁閣に訴える。仁閣は考えた、「この状況を打破するには、兵の士気を上げるにはどうすれば良いのか」と。良い策が思いつかず、天兵軍の頭によぎる「敗北」の2文字。皆負けられない戦いと分かってはいても、負けるという悪夢が天兵の頭に浮かんでしまう。その悪夢に乗じて邪神族は戦わずして負けを認める降伏を天兵軍に促してくる。邪神族は心の弱さを利用することが得意なため、どんどん天兵の戦意を奪っていく。何もかも終わりだ…と誰もが思った時、皇太子である仁閣が声を挙げた。「我々は民、親兄弟子供、大事な仲間を守るために戦っている。このまま、戦うことを辞めれば、彼らは虐げられ生きていくことになる。それが嫌ならば、我々の誇を武器に敵に勝利するしかない。」「皆のもの、大事なものを守るために剣を取れ」仁閣が檄を飛ばすと、天兵は戦意を一気に取り戻すのであった。その士気は、邪神族を超えるほど恐ろしいものだった。

 その頃、秦将軍率いる奇襲隊は敵軍本陣に到着していた。

初めての、投稿でうまく書けたか不安です。仁閣が今後どう生きていくのか、天界の秘密…。恋愛要素もいれていきたいので応援よろしく!

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