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9/9

9話:如月のその後(番外編)

番外編となります!

最後まで楽しんで下さい!(楽しめるとは言ってない)

※努力はしました。(´TωT`)


如月主題の新たな恋?!

らしいです。


「くぅ〜、振られた〜」


「ツギモガンバッテ」


「もういいの!私を呼んでいるのよ!新たな恋が!」


「ソーデスカ、ガンバッテ」


「さっきからなんで棒読み?!親友の恋をもっと応援してもいいと思うんだけど?!」


今、私と他愛もない話をしているのは昔からの幼馴

染の空白 棗 ♀


いつも、何か他の事を考えているような感じ。しかも、何考えているか良く分からない。けど、一緒にいて凄く楽しい。それでも棗の態度には慣れたけど全く傷つかない訳では無い。


話はそれたが、私が荒川君に恋をしたのは彼の何気無い行いに気づいてしまったから。


私は見てしまった。

彼がテスト直前に、消しゴムを忘れた人に無言で渡すのを。周りの事をよく見ている、無駄に気配りが出来る人を…。


私は見てしまった。

落し物の財布や貴重品を交番にすぐ届けに行ったのを。交番が帰り道の逆でも、自分の用事なんかそっちのけで、落とし主の事を考えて急いで届けようとする心優しい彼を…。


私は見てしまった。好きになってしまった。

いつしか私は、彼の何気ない行動を目で追うようになっていた。


見ているだけで、関わらなくても充分だった。

いつもの荒川君を見ているだけで…、だけどそれにも終わりが近づいた。


最近の彼は昼休みになると1人でどこかに行ってしまう。


私はなにか引っかかった。けど調べようとはしなかった。雅人がモテるはずがないと鷹を括っていたから。


一つ週をまたいで思いがけないことを耳にした。


学校のマドンナとも言われているあの三浦 静夏が私の想い人、荒川 雅人と付き合っているかもしれないと聞いたのだ。


私は焦って、周りのことを考えていなかった。無理にでも彼の…荒川君の彼女になろうと、彼の後を追った。


空き教室で三浦さんと、一緒に食べるであろう荒川君の元へーー。


☆☆☆


結果私は三浦さんを傷つけてしまった。

荒川君を独り占めしようと、荒川君が抵抗しないのを良いことに調子に乗ってしまった。


後悔はしたが、その時は最初は大丈夫だろう、と軽く考えていた。けど…違ったんだ。


三浦さんの学校での様子が一変していた。

私はあぁ、なんでこんなことしたんだろう。荒川君にとっても大切な人だって事ぐらい容易に分かるのに…と。


登校する度に…、彼女の変わり果てた姿を見る度に…、私の後悔の色が濃くなっていった。


そしてもうひとつの不安も滲んできた。

私のせいで2人が別れてしまうのではないか。

棗はそれはその程度の関係だったってことでしょ。と、言っていたけど私は更に不安になった。

多分二人が付き合ったのは最近…つまり、2人の幸せの始まりを壊してしまったと。


勿論別れてくれたら私にとっては都合がいい。

でも、考えてしまうのだ。荒川君を不幸にしてしまったのではないか、と。


そんなアタフタした日々も7回程続いた。

1週間が経ったのだ。


そして、8回目が訪れる日がきたんだとでも言うように、太陽が光り輝いていた。


そろそろ限界だった。私のせいであんな風になってしまった三浦さんを見ているのは…。


でも、それも杞憂に終わった。


「え…?」


目の前の光景を見て私は唖然とした。


周りの事なんか気にせずに三浦さんは荒川君と楽しそうに喋っていたのだ。


すると、私に気づいた三浦さんは私の元によってきて言ったーー。


「いつでも来なさい、雅人は私のものよ!」


と、自信満々に言い放った。


そして私はしばらくして分かった。

これは、挑戦状だということに…。


それから私は、遠慮せずに荒川君にアタックした。

しかし、彼は少しも揺るがなかった。

もう心に決めた人が、愛すべき人がいるのだ、とでも言うように…。


そして、私は何故か安堵していたのだ、勿論悲しいけどそれよりも安心感が勝ったのだ。

良かった、と。

そして、


「おめでとう」

ただの独り言は風で欠け消え、誰の耳にも届かなかった。


そして、私は見事に失恋した。


☆☆☆


「棗〜、振られちゃたよォ〜」


「はいはい、元気出そうね〜。人生なんて長いし、青春は高校からだが本番だと私は思うよ〜」



棗の胸に飛び込んだ私に投げかけてくれる、決して暖かいとは言えない言葉。

だけど、自分の思ったことを偽りなく言ってくれる。そんな棗が、こんなに素晴らしい友人が傍にいてくれて、今はもの凄く嬉しかった。


「私!棗が好きだな〜、付き合って〜」


「はいはい、何回も聞きましたー。良いですよ〜付き合いましょ〜ね…え?」


私は思いっきり棗に抱きついた。


「フフ、棗〜」


「え、ホントに付き合うの…」


「え?嘘なの?」


「棗〜!!」


「く、来るな!来るなぁ〜!」




最後まで読んでいただいた方々、評価をして下さった方々、本当にありがとうございました!


最後のあれは百合なんじゃ((殴



ではでは、皆々様お別れの時間です。

また新作思いついたら投稿致します。

その時にでもお会いましょう!

引き続き来てくれた方、感想でまた来たよ〜って打ってくれると嬉し泣きしちゃいますのでどうぞ!w


今作品を今まで読んで下さり誠にありがとうございました。

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