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4話

静夏目線でのデートです!

一応本文に書いておきますが!(笑)

多少雅人編とは違いがありますが暖かい目で見て下さると嬉しいです!

ではでは、4話へGO!

 

  〜静夏編〜


  私は今デートの待ち合わせ場所で既に30分以上待っている。勿論雅人が遅い訳では無い。早く来すぎたのだ。


 そして今日はデート服である「2人はペチャキュア!」のコスプレをしている。三浦家に仕えるメイド曽木から聞いたのだが、初デートの時はコスプレ等の仮装をしてお互いの親睦を深めるとか…。

 曽木さんの説明 : 三浦家の家令として100年仕えてきた超ベテラン。しかし本人はかなりお茶目な性格。

 〆The Mobu 以上!※これ以上出ない可能性大


 するといきなり、知らない男性に声をかけられた。


「その衣装はペチャキュア初代のですよね?デュフフフフフ。あえて初代を選ぶなんてお嬢ちゃんも渋いな〜。あっ。写真撮ってもいいでふか?デュフ!」


「は?無理に決まってるでしょ?!デュフデュフ気持ち悪いのよ!これ以上近づいたらぶん殴るわよ?!」


「そんなこと言って〜、デュフ!あっ、ここのフリルとかすごくい…!」


「触るんじゃ…ない!わよ。」


 カバンに唸りをつけて変態キモオタクの顔に狙いをつけて思いっきりぶつけた。


 バンッ!


 いい音がする。

 今までのストレスが一気にスっと消えていく感じがする。そして思いっきり男性を睨めつける。


「ふぅ、スッキリした…」


「ひぃい〜…、デュフ!」


 男性はこねそうになりながら逃げていく。

 男性と入れ替わるように雅人が来た。


「静夏〜、待った?」


「う、ううん。私も来たばっかだよ!」


 み、見られた?!

 でも…そんな感じじゃなさそだし…

 ううん、そんなこと考えなくてもいいか!

 今日は雅人とデートなんだし、楽しまなきゃ!


「な、なぁ静夏。なんでその服装なんだ?」


 雅人は何を言っているのだろうか。そう思いながら言い返す。フフ、世間知らずな雅人も可愛い♡♡


「ハァ?こんなのデートの基本でしょう?私がいないと雅人って、ホントダメダメね!」


 な、なんで私こんなこと言っちゃうの〜。

 私のバカバカバカ〜(泣


「そ、そうだったのか。ゴメンゴメン。」


 もしかして初?!初デート私が貰っちゃった?!

 そう考えると嬉しさが込み上げてくる。雅人の初めて…(※他意はありません)


「二へへへ…」


「ど、どうした。そんなにニヤけて。」


 どうやら顔に出ていたらしい。必死に元の表情に戻そうとするがヤバい、ニヤケが止まらない。


「そ、そんなわけないでしょ?!ほら映画を見に行くわよ!」


「お、おう。」


 話を逸らして映画館へと向かう途中。


 ショッピングモールに行くのが初めてで色々と見入ってしまうが、そればバレると私がただの箱入り娘だとバレてしまう。さっきは雅人をコケにしてしまったのに悟られる訳には行かない。


 丁度ゲームセンターが見えた。曽木が確かゲームセンターに行ったら必ずプリクラを撮るとべき!っと言っていたわね…よし!


「雅人…その、プ….プリクラ撮るわよ!」


「え?!あー、うん」


 しかしプリクラ機、やり方が分からなくて機械が「つ…」とか「そ…」とか1文字だけ言って掻き消える、適当に押してThe!手馴れてる感を出したのが失敗だった。何したらいいか分からない…。

幸い機械がポーズをしてね!と言っているのでそれに従って写真を撮る。ちょっと恥ずかしかったのもあるけど何とか耐えて最後の1枚。


最後は自由にと言われたので迷っていたらいきなり雅人が顎クイをしてきたのでつい反射的に平手打ちをしてしまった。雅人が笑みを浮かべながら気絶していく様を見て、若干引いたのは内緒だ。


「ん、んー?」


「雅人起きた?なら行くわよ」


「ちょちょっと待ってよ、もう昼だし、なにか食べよ!」

「そ、そうね。雅人も疲れてるだろうし近いところの方が…ちっ、違うからね?!別に早く食べたいだけだからね!」


「はいはい、だから早く行くぞ〜」


「ま、待ってよ〜」


ファミレスに着いて早速美味しそうな物から注文していく。メニュー表の半分ぐらいを食べ尽くしたあたりで一息。


 雅人が驚いた顔で私を見つめているを見て、一気に視界が広がるのを感じた。多分店内のほぼ全員が私を見ているだろう。自分でも顔が赤くなっていくのを感じる…居心地が悪い。

それだけにとどまらず追い蜂のように災難がきた。雅人との沈黙を破ろうと無理に言ったのが悪かった。


「ま、まぁ腹八分目ってところかしらね」


 言った後で後悔が押し寄せる。ホ、ホラ!雅人も困ってるじゃないか、もう私のバカ〜


「もう時間も差し迫ってるし、そろそろお店出ようか」


「う、うん…」


その後映画館に向かったのだか途中で写真のことを問い詰められ仕方なく渡した。

その写真と私を交互に見てきて死にそうになったのは言うまでもない…。


「あ、ありがとう。大事にするよ」


 と雅人からの一言が1番の大ダメージだった。

 プリクラの件が終わり映画館に向かった。


「映画見るんだしポップコーンとか買わない?」


「勿論買うに決まってるでしょ!私のはLサイズよ、良い?Lサイズだからね!ジュースは何でもいいわ!」


「分かった、買ってくるよ。ちょっと待ってて」


 雅人がポップコーンとジュースを買っている間待っているけど、周りの人からめっちゃ見られてる気がするわ。まぁ、私が超絶美少女で?(ドヤ)みはいってしまうのも分かるけどね?


「静夏〜、買ってきたよ!もうすぐ映画も始まるし早く行こ!」


「そんなこと知ってるわよ!早く行くわよ!」


 急いで向かい席に着くと丁度映画が始まる。

 え、ホラー…映画?え、ちょちょちょっと待って?!聞いてないんだけど?!

 え、あー。これは夢だわそう…これは悪夢。落ち着いて!静夏。きっと楽しみにしすぎて夢でも見ていたんだわ。思い切って自分の頬を抓る。

 イタッ、よしいよいよ楽しいデートの始まりよ!

 ふえ?

 しかし、目に映るのは丁度人が喰われているシーン、首から上が取れて体が変な倒れ方をする。R15禁ぐらいの規制されるはずのシーン、のはず。そう考えながら意識が遠のいていきーー

  その後私は気を失った。


「ん、んー、え?!」


「あ、起きたね。気分はどう?」


「な、なんで私が雅人の膝で寝てるの?!え、映画は?!」


その後気絶していた時の事や感動して泣いていた事も教えてくれた。私はソワソワしたり赤面したりしながら話を聞いていた。


 その後はもう遅いという事で楽しい初デートは終わってしまった。


 そのまま自宅に戻るとすぐ、私の姿をみた曽木が全力で謝ってくる。

 そして、私はコスプレが嘘だったと聞いて自室で赤面しながら半泣きするのであった。






〜雅人が気絶した後の静夏の行動〜

「ま、雅人?!き、気絶してる…。な、ならあと1回ぐらいやってもバレないわよね〜(笑)」


その後私は口が当たる直前の写真や頬同士をくっつけた写真などを撮った。


ホ、ホントにやってしまった。ま、まぁここまで起きなかったんだし後は写真を盛るだけね。フフッ

この写真は宝物だわ。


と、うっとりしながら2回目の写真撮影をして写真を盛っていく静夏であった。


オタクを悪く言うような今作品ですが、僕としてはオタクモドキと言われておりますし、オタクに逆に憧れております!(今若干引いた人絶対いるわ〜、消えたいわ〜)自分でも何言ってるか分かりませんが、また機会がありましたら、オタク神やん!的なの書いてみます!(笑)



かなり変えたのでここ辻褄あってない!

という事が多々あると思いますので、こちらとしても読み直しましたが不備がありましたら誤字報告や感想でお伝えください。





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