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3/9

3話

描きながらでもわかる語彙力のなさには、気にせずに読みながらその時その時の風景を想像をしながら読んでくれると嬉しいです!!

良かったら感想下さい!

面白かった、つまらなかった何でもいいです!

指摘などをしてくださればもっと喜びます!



待ちに待った土曜日、ホントについ最近まで彼女の事が嫌いだったのかと自分に聞きたくなるような変わりよう。今日は楽しみで約束の30分前に着く予定だ。


「お、待ち合わせ場所が見えてきた…ぞ?」


俺は瞬時にもの陰に隠れて一言


「なんだ…あれ…?」



目を擦ってもう一度見るがやはりそこにいるのは昔日曜にやってた『2人はペチャキュア!』のコスプレをした静夏だった。


どう声をかけようか迷っていると1人のペチャキュアのグッズを大量に身につけている男性が近寄って行く。

何やら揉めているのでこれはチャンス!と止めに行こうとする。しかしそれは間違いだったようだ。


男性が静夏に触れようとして思いっきり鞄で殴られていい音を出す。男性はそのまま逃げていった。

こうして恋愛漫画のような胸キュンシーンが消えていった。



すぐに静夏の元に行く。少し移動してからなんでその服なの?と聞いたところ…


「ハァ?そんなのも知らないの?デートの基本でしょう?経験豊富な私が教えてあげないとダメダメね。」


「し、知らなかったよ。ゴメンゴメン。」



どこ情報だ?!ネットか?ネットなのか?!どんなネット見たらあんな「ここコミケだろ?」って言い返されそうな雰囲気出てるんだ?!



こうして俺の彼女の為に周りの目に耐える長い長い戦いが始まった。


映画館に直行と思いきや静夏のプリクラ撮るわよ!発言により2人で写真を撮ることとなった。幸い映画は予約などはしていないのでこういう時に便利だ。


静夏がプリクラの事を知っているので、意外と外に出たりするのかな、と思う時期も俺にはあった…らしい。


プリクラ機(?)の音声が無惨にも「つー」とか「そー」とか言って途切れ途切れで終わってしまう。数度繰り返したあとに写真を撮る時が来た。


機械がポーズの指定をするのでその通りにして写真を撮っていく。そして最後に自由にポーズをしてね! っと、機械に言われたのでここは胸キュン1位の決めポーズをする。

秘技!<顎クイ>


それと同時にパシャ!というシャッター音が鳴る、悪くないなとか思いながら自惚れしていると彼女からの平手打ちをくらいそれと同時にシャッター音が聞こえる。どうやらこれは2連式らしい。


そして俺は意識を奪われた。



☆☆☆


「ん、んんー?柔らかい…!」


「お、起きた?」


「お、おう。」


「と、とにかく腹も減ったし?食べるわよ」


「分かった、どこで食べる?」


「ん?んー、雅人も疲れてるしあまり遠くない場所がいいわね…って!べ、別にぃ?貴方の事を思ったわげじゃないんだからね!ただ早く食べたいだけなんだから!」


と同時に静夏のお腹が鳴る…、よし、できる男は無視をする。そう無視だ、無視。

しかし、静夏をフってより戻すだけでデレが入るのは意外だな。


「はいはい、じゃファミレスでいいか?ほら、そこのお店」


「好きにしたらいいじゃない!」


俺の指さした方向を見て静夏が肯定した。


俺たちは、ファミレスでご飯を食べることになるのだが…。お金が足りるか心配になるくらいの量を静夏が食べまくるのである。

多分全メニューの半分ぐらいを頼み終えた頃に一言…


「ふぅ〜、腹八分目かな…」


などという〇空が言っていたような事を呟いたので俺が時間もないし早く行こうと催促した。

勿論元々頼んでいた数品を食べおえてから出ていったのは言うまでもない。そして、俺の全財産が入っていたはずの財布もそろそろ飛んでいきそうであることも…。別に何か欲しくて貯めていた訳ではないがぁ〜、コンチクショ〜!!!(泣)


「そういうば、プリクラの写真はどうなったの?

俺も初デートの記念写真として欲しいな〜」


昼食も食べ終わり2人で映画館に向かう途中、俺がプリクラの事を聞いた…のだか。


「い、いや〜。な…無くしちゃったかな〜。ゴメンね〜」


「そうなのか?でもそのバックの隙間から写真見えるぞ?」


「う…わ、分かったわよ!ほらこれがー

だ、騙したわね?!」


「お互い様だろ、ほら写真!」


どうやら今気づいたようだ。明らかに動揺してるのでカマをかけるとすぐ渡してくれた。


「…」


「…」


渡された写真には普段の静夏には、似ても似つかぬ小悪魔姿の静夏が気絶した俺に抱きついていて落書きでイタズラしちゃうぞ?と書いてある。


あっれぇ〜?おかしいな、この写真撮ってないのにな?幻覚見せられてるのかな?てかこれどう見てもデレデレじゃん。もしかして…初日で既に堕ちちゃってた?!物語これで…((殴


『完』











いやいや、まだツンがあるしセーフだな…セーフ…なのかな.......。あ、いや!まだ物語は終わらない!


その後赤面する静夏と共に映画館に行った、のだが。周りの目が痛い…殆どの人が2度3度見てくる。

暗くてもこの存在感は異様だ。そう思いながら席に着くとちょうど映画が始まった。



早速映画館に行った、のだが。周りの目が痛い…殆どの人が2度3度見てくる。

暗くてもこの存在感は異様だ。そう思いながら席に着くとちょうど映画が始まった。


今回見る映画はホラー系。そして彼女は小さい頃からホラーは苦手。そう今までの仕返しの意味も込めた反撃の一手でもあるのだ。少しは内容は把握していたが思った以上にグロ怖かった。


たまに静夏の方を見るが全く怖がっているようには見えなかった。


そのまま映画が終わったので立ち上がる。


「結構怖かったな、しずーえ?」


そこにはハンカチで涙を拭いている静夏の姿。


「ハァ〜、めっちゃ感動した〜。」


うん、今はお花畑にいるようだし…そっとしよう。

彼女を背負って映画館から出ていこうとすると。


「えっ?!ちょ、ちょっと降ろしなさいよ!」


どうやら戻ってきたので静夏を降ろしながら映画の感想を確認がてら聞いてみる。


「あんな感動したのは初めてだったわ。あの監督さんのファンになりそうだわ!」


とのこと。

うん、監督に謝ってこい。

どうやら本気で感動モノだと思い込んでいる。

しかも静夏がこういうセリフを言うと正直キモイ。キモすぎる。


「静夏、あの映画ホラーモノだぞ?ほらスクリーン見てみろ」


スクリーンにはKill all (皆殺し)、という文字を上に固定したスタッフロールが流れていた。


「え?」


と、いう声と同時に静夏が倒れた。

どうやら怖すぎて一時的な記憶の変化があったようだ。静夏は思考回路だけでなく脳の方もハッピーターンという事は覚えておこう。

後々の為にも…




そしてそのままデートは終わってしまった。


デートと言うより友達と映画に行く感じで終わってしまったのが何よりの失敗だ。周りの目から耐える&大きな出費などの3つが重なり精神的に病みかけた俺はこの後お風呂で叫びまくって、お母さんにめっちゃ怒られた。



         〜茶番〜


    A:デートでこんなんあるか?w

フィクションならもっといい展開とか作れよw


B:そ、そんなに早く仲良くなると困るじゃん?今後の尺とか考えてこうしたんだよ!


C:盛り上がらないんだよw

読者側で考えられてなくて草



(´TωT`)結果(´TωT`)

B:しょうせちゅこわい〜。・゜・(ノД`)・゜・。


今回の朗報: 主撃沈

A.C:いやw乙

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