表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/9

2話

ブ、ブクマを2件も…?!

ありがとうございます!m(__)m

このまま精進していきます!



今日から俺、荒川 雅人の青春ライフの幕開けだ!

彼女ができた!よっしゃぁ!!!

俺は嬉しさのあまり友達に自慢しまくった。

俺は別に性格さえ変われば付き合いたいな、と思っていたので思ってもみない幸運…..神様ありがとう!

大きく腕を大の字に広げて喜びのポーズを取る。今日は火曜日で登校中だから周囲からは色んな目で見られたり、「何あれ?あれが噂のイキリ陰キャ?w」とバカにされていることだろう。


だかしかし!


今はそんなのどうでもいい。俺の計画めちゃ紐理論!遂にこれを始動する時がきたのだから!


説明しよう!これは彼女(静夏)を完璧にツンなしデレデレ彼女にし、雅人がいないと生きていけな〜い♡とまるで社会の〇ズ、紐人間並みにしようという計画なのだ!

自分でもこんな性格だったのかと驚きながらも楽しみにしてしまう辺り俺も相当ヤバい奴だなと自覚する。


そして俺は学校に着くといつも通り机に突っ伏して朝礼まで寝る。これがいつもの俺スタイルだ。そして誰も声をかけてこない。そう、友達がいないのだ。

え?さっき友達に自慢したって言ってたって?

……...そうだよ!イマジナリーフレンドだよ!

悪かったな!ついでに言うと寂しくなった時はいつもしてるよ!


小さい頃から人間(静夏)の黒の部分を見せつけられ他人を信用出来なくなるまでのトラウマを植え付けらたのだ。そしてもし、万が一、奇跡的にも!話しかけてくれる物好きがいたとしても…


「荒川!お前いつも寝てんな。夜更かしでゲームでもしてんの?オススメのゲームとかある?俺最近やってたゲーム飽きてきちゃってさ〜。」


「べ、別にぃ?!た…ただねむゅいだけだよ?!」


「そ、そうか。まぁ…頑張れよ。」


別にグイグイ来るタイプでなくてもなんら変わらないだろう…

まぁこの様にキョドったり噛んだりで相手に引かれたうえでアイツやべえ、喋り方キモすぎると陰で罵られる、これも原因のひとつでクラスでも結構浮いてしまう。


そして、俺の外見も前髪が目まで届いていて授業中殆ど寝ていて何故か高得点、そしてパッと見The 陰キャ!極めつけは先生が面白いことを言うと必死に堪えようとして「フヒヒ」と笑ってしまう。


これだけの情報でもまともな人間なら距離を置いてしまうだろう。


何事もなく時間が過ぎ、1時間目の現国から半寝状態で授業に挑む。他の授業も大体寝ているが、今日の三時間目の理科だけは寝られない。


何故なら、寝ていればチョークを投げつけ、教科書で頭を守りながらそれでも無視して寝続けると、今度は教科書を投げてくれるやさし〜い先生、その名も小崎大先生である。通称ラマ崎。理由は単純ラマも口が臭いから。そして極めつけは一つの授業でため息の回数驚異の10回越え。性格も終わっているので40歳を超えても未だに独身というのも言っておこう。


「みんな席につけ!ベル席ぐらい守らんか!」


噂をすればの三時間目、いや〜、寝てると時間経つの早いね!うん、寝るの最高!


などと考えながらノートを開き授業を聞いているフリをする。


着々と授業が進む中、先生以外の声が聞こえてくる。


如月「先生、体調悪いので保健室に行きます」


まぁ、これもいつも通りである。口臭のお陰で前席の人は皆マスクの着用、耐えきれず保健室に行く者も現れる。ご愁傷様です。


如月って誰かって?このクラスのリーダー格の女子、以上!


4時間目も寝て過ごして昼休み、俺はいつもとは違う場所でご飯を食べることになった。つまり、静夏のお弁当を食べるのだ。

自分の分作りすぎちゃったから貴方にもあげるわ!と言われたのでお言葉に甘えたのだか…


結論から言おう、めちゃフりたい。経験豊富なイケメン君なら顔終わってたら即効フるかもしれないレベル、てか絶対フる。


少し楽しみにしながら教室を開ける、そこには不機嫌な顔をしながらお弁当を持っている静夏の姿。

俺はすぐに声を掛けるー


「静夏!待った?」


「遅い!」


「ゴメンて。それよりホントに作ったんだ、お弁当。料理できるって意外だな」


「わ、私が料理出来るのがそんなにおかしい?!またいじめ…と、当然でしょ!私は完璧なんだから!」


さっき言いかけていたがまぁ、良しとしよう。

早速静夏のお弁当を開ける、そこにはーー


「えっと〜、静夏さん?これは?」


「な、なによ?!文句ある?!」


お弁当の中にはパッと見で分かるぐらいの量の冷凍食品で埋め尽くされていた。いや、全部冷凍食品だった。


「これさ、絶対…いやなんでもない」


万が一これが冷凍食品ではなかった場合を考えると怖い。

しかし、それは違ったようだ。うん、ぜ〜んぶ!冷凍食品じゃねぇーか!どんな神経してんだと驚愕する。


「私の料理スキルの高さにビックリして何も言えないんでしょう?ふん!思い知った?!」


と、自信満々に冷凍食品を自分が作ったように騙せていると勘違いしているようだが…、まぁいい。今日のお楽しみが1つ減るぐらい問題は…ない..はず。

多分…俺はお弁当を食べながら静夏に提案した。


「折角付き合ったんだし、今週の土日にでもデートしない?」


「へ…..?」


「しょ、しょーがないわね!雅人がそんなに私とデートしたいなら行ってあげてもいいわよ?」


「別に俺どっちでもいいし…静夏が嫌ならやめるか」


「え?ちょ……う、嘘だから!い、一緒に雅人とデート行きたい!お願いお願い〜」


「なら、決定だな」


ちょっとからかっただけなのに、前のキャラめっちゃ捨てるやん。

随分とあの時振られたのがショックなのか強気な姿勢があまりないな。


☆☆☆


そして俺はー

あの夢にまで見た!ツンなしデレデレ彼女にする俺の作戦がついに始まる!と密かに喜ぶのであった。





  〜 茶番 〜


A.いやもう静夏さん1話での性格がもう跡形もないじゃんw


B.うっ…い、良いんですよ!フィクションですから!


A.てかこんな話し作ってるお前の方こそ頭はっぴーた((殴


B.うるさぁーい.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.

(っ・д・)≡⊃)3゜)∵





まだまだ未熟ですがこれからもよろしくお願いします!

誤字・指摘などをして下さると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ